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涼・斬・伯のブログ一覧

2009年06月14日 イイね!

第45回 CBC賞(GⅢ)/中京最終週は大荒れ?

暮れの中京競馬での開催時はGII の格付け。GI で好勝負する馬が数多く出走してきたが、3年前の2006年にこの時期に移設、ハンデキャップ競走のGIII となったことで様相は一変。現在は、『サマースプリントシリーズ』へ向けての前哨戦的な趣きのレースになっている。ちなみに過去3年の勝ち馬の斤量は、57キロ、55キロ、55キロ。トップハンデ馬こそ勝っていないが、3着以内馬はすべて54キロ以上の馬で、軽量馬は苦戦傾向にあるようだ。

2008年『サマースプリントシリーズ』のチャンピオン、カノヤザクラ(牝5・橋口弘次郎)が、ここから始動する。3日の1週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン51秒0をマーク。やや行きたがる面を見せてはいたが、このハードな追い切りが気性面での落ち着きにつながるか。牡馬相手の重賞だけに、55.5キロのハンデがカギと言えるだろう。

このレースの前哨戦とも言えるテレビ愛知オープン(中京・芝1200m)を好時計で制したのがトレノジュビリー(牡6・藤原英昭)。5日の1週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン52秒3をマーク。ラスト2ハロン25秒6-1ハロン12秒6というシャープな伸びを披露した。勝ってさらに勢いを増している印象だ。

アーバンストリート(牡5・野村彰彦)は、シルクロードSの覇者。前走のテレビ愛知オープンは7着に敗れたが、高松宮記念(8着)以来の実戦だったことに加え、開幕週の絶好馬場で先行馬有利の展開も向かなかった。ひと叩きしたことで、動きには素軽さが出てきている。

ソルジャーズソング(牡7・鮫島一歩)は、前走の京王杯スプリングCで8着。久々を叩き、〔3・2・2・2〕と得意の1200mに距離が短縮される今回は、一変が期待できそうだ。4日の1週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン54秒3をマーク。馬体に張りが出てきている。

モルトグランデ(牡5・久保田貴士)は、明らかな叩き良化型。前走のテレビ愛知オープン5着からの上積みを見込んでいいはずだが、4日の1週前追い切りは美浦坂路で4ハロン56秒4と軽いもの。今週の追い切りに注目したい1頭だ。

3歳馬の挑戦が話題となりそうなエイシンタイガー(牡3・西園正都)。栗東坂路で見せる走りは古馬顔負けで、3日の1週前追い切りでは4ハロンから追われて、ラスト2ハロン24秒8-1ハロン12秒3と、破格の時計をマークしている。

他にも、前走1600万下の洛陽S(京都・芝1400m)を勝って勢いに乗るメイショウキトリ(牝5・鮫島一歩)、末脚の切れに衰えの見られないスピニングノアール(牡8・長浜博之)、近走は不振でも速い時計で昨秋の京阪杯を制したウエスタンダンサー(牝5・崎山博樹)など、なかなか興味深い顔触れが揃っている。

(松浪大樹)


1 01 コウユーキズナ 牝5 53.0  浜中 俊 西 領家 政蔵
1 02 コレデイイノダ 牡9 53.0  北村 友一 西 藤沢 則雄
2 03 ボストンオー 牡4 54.0  和田 竜二 西 岩元 市三
2 04 カノヤザクラ 牝5 55.5  武 幸四郎 西 橋口 弘次郎
3 05 カルナバリート 牡6 55.0  角田 晃一 西 藤沢 則雄
3 06 ウエスタンダンサー 牝5 55.0  川田 将雅 西 崎山 博樹
4 07 モルトグランデ 牡5 55.0  上村 洋行 東 久保田 貴士
4 08 スピニングノアール 牡8 55.0  福永 祐一 西 長浜 博之
5 09 エムオーウイナー 牡8 54.0  熊沢 重文 東 鹿戸 雄一
5 10 トレノジュビリー取消 牡6 57.0  岩田 康誠 西 藤原 英昭
6 11 メイショウキトリ 牝5 52.0  中舘 英二 西 鮫島 一歩
6 12 プレミアムボックス 牡6 55.0  鮫島 良太 東 上原 博之
7 13 アーバンストリート 牡5 56.0  四位 洋文 西 野村 彰彦
7 14 ソルジャーズソング 牡7 56.0  安藤 勝己 西 鮫島 一歩
7 15 アウトクラトール 牡4 54.0  藤岡 康太 西 宮 徹
8 16 タニノマティーニ 牡9 55.0  秋山 真一郎 西 須貝 彦三
8 17 エイシンタイガー 牡3 52.0  池添 謙一 西 西園 正都
8 18 フジサイレンス 牡9 51.0  黛 弘人 東 矢野 英一

当初は、東のエプソムCで勝負しようと思ったが、馬券的にはこっちが面白そうなんで、矛先を中京に向けました(^。^)y-.。o○

中京は最終週なので外差しが決まるかと思いきや、05年のカネツテンビーが14頭立ての4角11番手で追い込んで2着があるだけで、ほとんどは、先行勢決着となっている!今回はパワータイプの馬を馬券に絡めて買ってみたい。

ピックアップしたのが、コウユーキズナ、ボストンオー、ウエスタンダンサー、モルトグランデ、メイショウキトリ、エイシンタイガー!

とりあえず、ダート実績のあるウエスタンダンサー1頭軸の3連単で勝負する予定です!

G1の中休みなので、簡単な予想でした(^。^)y-.。o○
Posted at 2009/06/14 08:50:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 競馬の話題 | 日記
2009年06月07日 イイね!

エプソムCの狙い馬!

08サンライズマックス
12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.7-11.1-11.6-12.6 (47.1-11.8-47.0) 1.45.9 M 良
(35.2-35.4-35.3)
ミドルペースでラップ最大高低差8のイーブンラップ!

07エイシンデピュティ
12.7-11.1-11.7-12.8-12.4-11.8-11.4-11.3-13.1 (48.3-12.4-47.6) 1.48.3 Sm 稍重
(35.5-37.0-35.8)
スロー寄りミドルペースで、ラップ最大高低差15イーブンラップ!

06トップガンジョー
(12.6 11.1 11.4 11.8 12.5 12.7 12.0 11.9 13.2) (46.9-12.5-49.8) 1.49.2 SS 重
(35.1-37.0-37.1)
超スローペースで、ラップ最大高低差13前傾ラップ!

05スズノマーチ
(13.1 11.2 11.3 11.7 11.9 12.3 11.1 11.7 12.3) (47.3-11.9-47.4) 1.46.6 M 良
(35.6-35.9-35.1)
ミドルペースで、ラップ最大高低差10後傾ラップ!

04マイネルアムンゼン
(12.8 10.9 12.1 12.8 12.4 12.2 11.3 11.6 11.8) (48.6-12.4-46.9) 1.47.9 SS 稍重
(35.8-37.4-34.7)
超スローペースで、ラップ最大高低差15後傾ラップ!

過去5年の傾向からいくと、この時季は雨が降りやすく馬場状態からペースが変化しているのがよくわかる。良馬場なら緩みの少ないミドル系になりやすいが、馬場が渋るとスローになりやすい!馬場が良ならSS系、重ならND系を狙ってみるのも面白そう!

●シンゲン(ND×SS)

シンゲンの近走のラップを見てみよう!

・新潟大賞典(新潟10F)
(12.9 11.0 11.0 11.3 12.0 12.3 12.1 11.8 11.0 11.5) (58.2-58.7)HM 1.56.9
(34.9-47.7-34.3)8-8
ハイ寄りミドルペースで、ラップ最大高低差13の後傾ラップ!

・白富士S(東京10F)
(12.7 12.2 11.5 11.7 11.8 11.9 12.2 11.6 11.2 12.6) (59.9-59.5)M 1.59.4
(36.4-47.6-35.4)7-7-4
ミドルペースで、ラップ最大高低差10の後傾ラップ!

・テレビ静岡賞(東京9F)
(12.6 11.2 11.6 11.6 11.5 11.7 11.6 11.6 12.3) (47.0-11.5-47.2)M 1.45.7
(35.4-34.8-35.5)3-5-5
ミドルペースで、 ラップ最大高低差2のイーブンラップ!

・中日新聞杯(中京10F)(6着)
(12.0 11.3 12.1 13.0 13.0 12.0 11.7 11.3 11.3 11.8) (61.4-58.1)SS 1.59.5
(35.4-49.7-34.4)8-7-7-6
超スローペースで、ラップ最大高低差17の後傾ラップ!

・ウェルカムS(東京10F)(10着)
(13.1 12.0 12.3 12.1 12.4 12.2 12.0 11.2 11.3 12.0) (61.9-58.7)SS 2.00.6
(37.4-48.7-34.5)5-8-9
超スローペースで、ラップ最大高低差11の後傾ラップ!

藤田騎手に乗り替わってからは、中団からの差し勝負に徹している様子。特にテレビ静岡賞のレースレベルは非常に高く、ここで2着に退けた、アブソリュートは後に重賞を制覇している。特徴としては、緩みの少ない流れが得意な反面、スローペースの流れになると凡走している事から、今回の展開次第では、消して妙味な1頭である。

●ヒカルオオゾラ(SS×GS)

それでは、ヒカルオオゾラの近走のラップを見てみよう!

・武庫川S(阪神8F)(1着)
(12.6 10.8 12.1 12.1 12.0 11.9 11.4 12.0) (47.6-47.3) M
(35.5-24.1-35.3)3-3
ミドルペースで、 ラップ最大高低差7のイーブンラップ!

・エプソムC(東京9F)(2着)
(12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.7-11.1-11.6-12.6) (47.1-11.8-47.0) 1.45.9 M
(35.2-35.4-35.3)
ミドルペースでラップ最大高低差8のイーブンラップ!

・朱雀S(京都8F)(1着)
(12.3 10.6 11.2 11.2 11.3 11.8 12.0 12.1) (45.3-47.2) H
(34.1-22.5-35.9)
ハイペースでラップ最大高低差8の前傾ラップ!

シンゲン同様、緩みの少ないレースでの好走が多いが、スローに落とされたマイラーズCでは0.4秒差の6着と悲観する内容ではなく、道中も掛かった様子はない。スロー、ミドルとどんな流れも器用にこなしそうで、マイラーズCも、相手関係からいけば善戦!尚、摂津特別では、スローからの瞬発力勝負で圧勝実績もあり、鞍上もユタカとくれば鬼に金棒!シンゲンは、スローペースに一抹の不安があり、もし重馬場で狙うならこちらの方が安牌か。

●キャプテンベガ(SS×GS)
気性が激しく、道中の折り合いが肝心の馬。流れは急流向きでスローは苦手!しかし、重馬場は得意のようで、最終週の荒れ馬場は歓迎か!

●トウショウウェイブ(SS×リファール)
コーナーが4つあるコースでは凡走するが、東京コースは連対率100パーセントと得意!スローや中緩みのレースでの勝ち鞍が多い。

とあるコメントに

●トウショウウェイヴについて大久保洋吉調教師

「前走は中間少しトモを痛めてしまいました。一過性のものだったのですが、それで坂路での調教をやらずにウッドチップで調整しました。そのあたりで、本調子ではなかったのでしょうかね。大丈夫だと思っていたのですが。それに、展開もスローペースでこの馬に向かなかったところがあります」

大久保調教師は、何を言っているのでしょうか(+o+)新潟大賞典は、かなりハイレベルなレースだった上にスローではなくどっちかというとハイペースです。走破タイムも、1.56.9ですよ!しかも当馬は、スローや中緩みのレースで好成績を収めていますが.....(+_+)新潟大賞典は、8着のマンハッタンスカイ迄はいい負け方ですが、9着のハイアーゲーム以下の馬達の負け方では、次走買い!!のフラグは不成立と見ます。
Posted at 2009/06/07 19:33:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬の話題 | 日記
2009年06月07日 イイね!

第59回 安田記念(G1)/雌雄を決する、ダービー馬決戦第3R!!

初夏を感じさせる涼風のなか、東京コースで繰り広げられる名マイラーたちの熱き戦い。今年も香港の強豪が姿を見せて、ムードは一段と盛り上がってきた。ヴィクトリアマイルを快勝したウオッカがGI 連勝を飾るか、それとも昨年のダービー馬ディープスカイが得意の東京コースで豪快に差し切るのか、あるいはスーパーホーネットが悲願のGI 奪取か。5週連続GI レースが開催される舞台で鮮やかに舞うのはどの馬だろうか。夏の到来よりも一足先に府中のターフがヒートアップする。

ヴィクトリアマイルで7馬身差の圧勝劇を演じた名牝ウオッカ(牝5・角居勝彦)。これで東京コースでのGI・JpnI 勝ちは日本ダービー、安田記念、天皇賞(秋)に続いて合計4回目になった。まさしく“府中の女王”と呼ぶに相応しい実績で、当コースにおける強さは格別だ。今度は牡馬のトップクラスが相手となるだけに油断はできないが、昨年もこのレースで見事なパフォーマンスを披露しており、主役は譲れないところか。安田記念連覇へ向けて、賞金女王は邁進する。

3歳時の昨年は、NHKマイルC→日本ダービーを連勝。JRA賞最優秀3歳牡馬に選出されたディープスカイ(牡4・昆貢)。今季はこのレースを目標にして態勢を整えてきた。ステップレースとして臨んだ前走の産経大阪杯では、ドリームジャーニーの末脚に僅かに屈したが、59キロを背負ってのクビ差2着。先着を許した相手が57キロであったことを考えれば、勝ちに等しい内容だった。今回は他の馬との斤量差もなくなり、最も持ち味が活きる東京コースが舞台。3度目のGI 制覇に向けて視界は良好と見て良いだろう。

前走の読売マイラーズCを快勝、これで獲得した重賞のタイトルはスワンS、京王杯スプリングC、毎日王冠に続き通算4個目となったスーパーホーネット(牡6・矢作芳人)。昨年の安田記念では1番人気に支持されたが8着に敗退。その後は着実に地力を強化して、今年は雪辱のチャンスを迎えた。昨秋の毎日王冠でウオッカを差し切った実績がある府中コースで、悲願のビッグタイトル奪取がなるか、大いに注目を集める。冬場を休養に充てて、ここが休み明け2戦目。状態も非常にフレッシュなだけに、持てる能力を存分に発揮できそうだ。

前走の高松宮記念を鮮やかに逃げ切り、待望のGI タイトルをその手中に収めたローレルゲレイロ(牡5・昆貢)。今度はマイルのGI 制覇を狙って登場する。前走は1200mでフルにスピードを活かしたが、東京・芝1600mでは、一昨年のNHKマイルCで2着、昨年の東京新聞杯優勝の実績があり、距離・コースともに不足はない。前走で勲章を得て貫禄も出た今、GI 連勝も夢ではないだろう。

まだGI タイトルは持っていないが、実力は優にGI 級のカンパニー(牡8・音無秀孝)。2005年の京阪杯優勝に始まり、2006年の産経大阪杯、2007年の関屋記念、2008年の中山記念と読売マイラーズC、そして今年の中山記念と、重賞の優勝回数は実に6回を数える。後はGI のタイトルを獲得するだけだ。今季は前々走の中山記念1着、前走の読売マイラーズC2着と、順調にレースを消化して大一番を迎えた。昨秋の天皇賞(秋)でウオッカ、ダイワスカーレットに迫った末脚は今も記憶に新しい。ここは悲願のGI 制覇の好機だ。

前々走の東京新聞杯で待望の重賞初制覇を飾ったアブソリュート(牡5・宗像義忠)。5歳の春を迎えて本格化のムードだ。前走の読売マイラーズCは休み明けが影響したのか5着に敗れたが、勝ち馬とはわずか0秒3差。本番につながる内容だった。今季最大の目標としていたこのレースは、〔3・1・1・1〕と得意にしている東京コースが舞台。この時季は雨の影響で馬場が柔らかくなることも多く、前々走の勝ちっぷりから道悪馬場は何ら問題ないのも強味だろう。

前哨戦の京王杯スプリングCを制したのは、上がり馬スズカコーズウェイ(牡5・橋田満)。1600万下の朱雀S(京都・芝1600m)を勝利した直後で8番人気だったが、馬場の中央を力強く伸び、トウショウカレッジやファリダットとの追い比べを制して重賞初制覇を飾ったのは立派。相手はさらに強化されるが、この馬自身もまだ伸びしろを残しており、東京コースも〔2・0・2・0〕と相性は上々。目下2連勝の勢いを駆ってGI 制覇に挑む。

スマイルジャック(牡4・小桧山悟)は、前走の京王杯スプリングCで7着。3コーナーで挟まれて一旦下がる不利が応えた。騎乗していた田中勝春騎手も「終いは伸びているだけに、もったいなかったですね」と、力負けではないことを強調。1番人気に応えられなかったが、まだ見限れない実力馬である。昨年は日本ダービーでディープスカイに0秒2差2着の実績があり、左回りは折り合い面もスムーズ。ここにきて体調は上向いているだけに、本領発揮の舞台になるかもしれない。

前走の京王杯スプリングCでインから伸びて3着のファリダット(牡4・松元茂樹)。なかなか重賞を勝ちきれないが、確実に伸びてくる末脚は魅力だ。1マイルでは〔1・0・1・1〕の実績があり、十分に守備範囲に入る。今回コンビを組む予定の安藤勝己騎手が新味を引き出してくれれば、重賞初勝利がGI という可能性もあるだろう。

トウショウカレッジ(牡7・池添兼雄)は、前々走の高松宮記念4着のあと、前走の京王杯スプリングCで2着に好走。ここにきて安定して力を発揮できるようになり、前走の内容もほぼ勝ちに等しいもので、地力強化は疑いようがない。これまで東京コースでは〔1・2・1・1〕と好成績を残しており、直線の長いこの舞台は最適の印象がある。まだ重賞の勝ち鞍がなく、実績では一歩譲るが、今の状態の良さと強靭な末脚を武器に上位進出を狙う。

重賞4勝馬のコンゴウリキシオー(牡7・山内研二)は、1年以上勝利から遠ざかっているが、前走の都大路S(京都・芝1600m)では、逃げて0秒3差4着に粘り、復調気配を示している。一昨年の安田記念でダイワメジャーにクビ差2着の実績があり、底力からも侮れない1頭になりそうだ。

ライブコンサート(せん5・白井寿昭)は、近5走で3勝をマークしている上がり馬。芝1600mで5勝を挙げているように、距離適性は高い。東京・芝コースで〔1・2・1・0〕という堅実な成績からも面白い存在だ。

香港から遠征してきたサイトウィナー(せん6・J.サイズ)は、前走のチャンピオンズマイル(国際G1・芝1600m)を優勝しての来日。勢いがあり、自在のレースぶりも魅力だ。過去にも香港勢の活躍が非常に目立つこのレース。今年もVを狙える強力な馬が緑の府中に姿を見せる。

同じく香港から来日したアルマダ(せん8・J.サイズ)は、昨年のこのレースで2着の実績が光る。前走のチャンピオンズマイルは9着に敗れているが、勝ったサイトウィナーとは0秒5差。東京コースでD.ホワイト騎手とのコンビなら、昨年同様のパフォーマンスが期待できるだろう。

他にも、阪神Cの覇者マルカフェニックス(牡5・松永昌博)や京都金杯の優勝馬タマモサポート(牡6・藤岡健一)なども参戦。伏兵陣のレベルも高く、激戦が予想される。

(片野昌一)

1 01 スズカコーズウェイ 牡5 58.0  後藤 浩輝 西 橋田 満
1 02 スマイルジャック 牡4 58.0  岩田 康誠 東 小桧山 悟
2 03 ウオッカ 牝5 56.0  武 豊 西 角居 勝彦
2 04 ファリダット 牡4 58.0  安藤 勝己 西 松元 茂樹
3 05 ホッカイカンティ 牡4 58.0  石橋 脩 東 柴田 政人
3 06 ディープスカイ 牡4 58.0  四位 洋文 西 昆 貢
4 07 ライブコンサート セン5 58.0  和田 竜二 西 白井 寿昭
4 08 アブソリュート 牡5 58.0  田中 勝春 東 宗像 義忠
5 09 カンパニー 牡8 58.0  横山 典弘 西 音無 秀孝
5 10 タマモサポート 牡6 58.0  津村 明秀 西 藤岡 健一
6 11 コンゴウリキシオー 牡7 58.0  戸崎 圭太 西 山内 研二
6 12 トウショウカレッジ 牡7 58.0  内田 博幸 西 池添 兼雄
7 13 スーパーホーネット 牡6 58.0  藤岡 佑介 西 矢作 芳人
7 14 マルカフェニックス 牡5 58.0  福永 祐一 西 松永 昌博
7 15 リザーブカード 牡6 58.0  三浦 皇成 東 栗田 博憲
8 16 アルマダ セン8 58.0  D.ホワイト 他 J.サイズ
8 17 ローレルゲレイロ 牡5 58.0  藤田 伸二 西 昆 貢
8 18 サイトウィナー セン6 58.0  B.プレブル 他 J.サイズ


まずは、過去の傾向から探っていきましょう!(^^)!

2008(ウオッカ)3-4
12.1-11.1-11.4-11.6-11.7-11.4-11.4-12.0 (46.2-46.5) M 1.32.7
(34.6-23.3-34.8)
ミドルペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

2007(ダイワメジャー)4-4
12.3-10.7-11.1-11.8-11.6-11.3-11.5-12.0 (45.9-46.4) M 1.32.3
(34.1-23.4-34.8)
ミドルペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

2006(ブリッシュラック)10-9
12.4-11.0-11.4-11.6-11.7-11.5-11.4-11.6 (46.4-46.2) M 1.32.6
(34.8-23.3-34.5)
ミドルペースで、スピード一定型の後傾ラップ!

2005(アサクサデンエン)8-8
12.2-10.7-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2 (45.6-46.7) M 1.32.3
(33.9-23.5-34.9)
ミドルペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

2004(ツルマルボーイ)16-14
11.9-10.4-11.4-11.9-11.9-11.3-11.6-12.2 (45.6-47.0) H 1.32.6
(33.7-23.8-35.1)
ハイペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

過去の傾向からいくと強豪馬が揃うG1ですから、スローペースにはなりません。牝馬限定のVMとは違い、毎年究極のガチンコ勝負となるわけです。即ち、府中のマイルを息を入れる事なく走破するには究極のスタミナが要求される為にスピード一定型のガチンコ勝負が得意な馬をピックアップし、スローからの瞬発力勝負が得意な馬は消す!という訳です。

各前哨戦をおさらいしましょう。

・ヴィクトリアマイル(ウオッカ)
12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8 (46.7-45.7) 1.32.4 SM
(34.7-23.9-33.8)
スロー寄りミドルペースで、ラップ最大高低差12の後傾ラップ!

過去の安田記念の傾向と比較すると、テンが34.7秒と遅いわりに中盤23.9秒と時計は遅く完全に上がりの勝負になっています。
ラップギアを使って説明すると、▼07▼04△10と、第6ハロンから第7ハロンもラップが0.3秒短縮されている。これは、ウオッカが前半で脚を溜められたという事ですね。走破タイムが優秀でも評価できないという事です。安田記念ではまずこういう甘い展開にはなりませんので!

・マイラーズC(スーパーホーネット・カンパニー)
13.0-11.8-11.4-12.1-11.9-11.0-11.0-11.7 (48.3-45.6) 1.33.9 SS
(36.2-24.0-33.7)
超スローペースで、ラップ最大高低差11の後傾ラップ!

テンがまず遅過ぎますね!第3ハロンで時計が速くなったのはハナ争いが長引いたからです。テンと中盤は緩々な訳ですから、上がりの瞬発力勝負になりました。安田記念が求めるスピードの持続力とスタミナのフラグはこのレースでは不成立になりますね!

・京王杯SC(スズカコーズウェイ・トウショウカレッジ・ファリダット他)
12.8-11.2-11.1-11.3-11.0-11.3-11.9 (35.1-11.3-34.2) SM 1.20.6
スロー寄りミドルペースで、スピード一定型の後傾ラップ!

第1ハロンの時計は遅いが、第2ハロン以降は、スピード一定型の時計!安田記念の傾向のラップと合致し、京王杯SC上位馬は要注意か!しかし、0.9秒差の後傾ラップには疑問も!

・大阪杯(ディープスカイ)
12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7 (60.0-59.7) M 1.59.7
(36.0-48.9-34.8)
ミドルペースで、ラップ最大高低差16の後傾ラップ!

ミドルペースだが、古馬重賞の1000m通過タイム1分とは遅い!テンも遅いが、第6ハロンで息が入って、最後の上がり勝負になっている。レース評価はさほど高くない。

・都大路S(ライブコンサート、コンゴウリキシオー他)
12.3-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-11.7-11.8 (46.8-46.2) SM 1.33.0
(35.0-23.2-34.8)
スロー寄りミドルペースで、スピード一定型の後傾ラップ!

安田記念の傾向に比べると、テンが遅い後傾ラップは評価できない。この組からの好走は厳しい。
 
・谷川岳S(ホッカイカンティ)
12.4-10.4-11.0-12.0-12.0-11.4-11.8 (33.8-12.0-35.2) H 1.21.0
ハイペースで、ラップ最大高低差10の前傾ラップ!

道中に、12.0秒台のラップが2回と息が入ったレースで瞬発力を要するレース。前半にハイペースになる2004年の安田記念と酷似したパターン!先行争いが激化するとその反動で息がはいりやすいパターンなので、本番テン33秒台になれば、ホッカイカンティは嵌る可能性がある。ただこの時の斤量は55キロで本番は58キロなのでどうでるか!

前哨戦はこんな感じです。やはり安田記念の勝ち馬を見ると香港馬を除いては、中距離実績のある馬が断然多いですね。まず気になった所を調べました。京王杯SC組です。過去の傾向で、京王杯SC組で馬券になったテレグノシス、アサクサデンエンなのですが、共に前哨戦のこのレースを前傾ラップのレースで連対していました。08年スーパーホーネット、06年オレハマッテルゼの2頭は京王杯SCを後傾ラップで勝っています。面白いのは、07年の勝ち馬のエイシンドーバーなのですが、このレースを前傾ラップで勝っています。しかし次走の安田記念では6着でしたが、昨年の安田記念では3着と馬券になってます。逆にここで大きく敗退したスマイルジャックとリザーブカードはこのレース展開が適正外の可能性がある為に、もう少し調べたいですね!同じく勝ち時計の遅い都大路S組も軽視してもいいと思います。こんな甘っちょろい時計で安田記念は通用しません(+o+)

・アブソリュート
祖母は名牝のダイナアクトレスで近親にスクリーンヒーロー、ステージチャンプがいる血統!
初重賞制覇となった東京新聞杯のラップを見てみよう!
12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9 (47.2-49.7) H 1.36.9
(35.0-24.4-37.5)
ハイペースで、ラップ最大高低差9の前傾ラップ!

このレースは不良馬場で行われたがテンも中盤も速く、上位3頭は後方待機組で展開に利があった。先行勢が崩れる中6着に踏ん張ったタマモサポートの方が注目といえる内容。その他のレースもタニノギムレット産駒らしく瞬発力勝負で勝っている。マイラーズCは得意な展開だったが5着。負けた上位4頭の壁はさすがに高く、今後はこのクラスでの修行が必要!

・カンパニー
もう8歳ですよ!安田記念は3回目のチャレンジも、5着、11着と敗退。安田記念よりかは少しラップが緩みやすいマイルCSでは、5着、4着と着順を上げて来るのを見ると、やはり時計が少し掛かるレースが得意。中山記念、マイラーズCとも瞬発力勝負を要したレースだったので、一気に時計は速くなる安田記念での好走は?厳しいか.....しかし、3度目の正直で安田記念を制した実績のあるタイキブリザード、ブラックホーク、ダイワメジャーなど、当馬にとって嬉しいデータもある!

・コンゴウリキシオー
都大路Sでは4着に踏ん張ったが走破時計は遅かった。全盛期の粘りはなくなり、いきなりの一変は考えにくい!

・スズカコーズウェイ
父ジャイアンツコーズウェイは、なんか凄い種牡馬らしいです!(^^)!
京王杯SC上位組の1頭で上記に記載した通り買いたくない1頭ですね。2年連続で心斎橋Sで敗退しているのですが、ここも時計が速い決着でした!ここは狙い下げで...

・スマイルジャック
非常に特徴の掴み憎い馬という印象↓前走は他馬との接触もあり度外視OK!ここ3戦は、末脚勝負に脚質転換している。結局、本番でも後方待機をしてくれれば怖くないのだが、前で競馬されると少し怖い。3歳の春迄は、先行タイプの瞬発馬だった。皐月賞なんかは実際にこの馬に大歓迎の展開だったが敗退!しかし、ダービーでは右肩上がりラップで好走!これなら神戸新聞杯も同じ右肩上がりラップなのに敗退!3歳の秋迄は、気性の激しいところを見せていたが、4歳になって脚質転換させてからは、折り合いがうまくいくようになった様子。実質、そこそこの急流で好走したのはダービーだけで、スタミナのフラグ成立には疑問(+_+)後方待機でも、ディープスカイ、スーパーホーネットを上回る期待度も低いと思います。

・タマモサポート
1600mから1800mの速い時計勝負でとにかく成績が安定している。とにかくスローからの上がり勝負が大嫌いなのだ!スローになれば、掛かって掛かって仕方ないのがよくわかる。都大路Sでも実際掛かっていました!(^^)!東京新聞杯でも、あの不良馬場を先行しての6着は大変優秀で、スタミナのフラグは成立!安田記念の流れが、合わないわけは無く、外からウオッカ、ホッカイカンティを見ながらレース出来るのも好材料で、今週の人気薄激走馬に指名!

・リザーブカード
富士Sの持ち時計は優秀で一発の魅力は秘めるものの、終い末脚にかける脚質がこのG1で通用するかは疑問。スロー、ミドルとどっちが得意というわけではない。これは固定した騎手に乗ってもらえていないので色々な位置取りで試される事が多く、展開の利があった時だけに好走するパターンが多い。鞍上の魅力もG1ではパンチ不足だが、少し買いたい気持ちもある(+_+)

・ファリダット
安田記念特有の急流は得意な部類に入るのだが、府中のマイル戦をこなすスタミナに関しては燃料タンクが不足気味。中2週での再度長距離輸送も不安材料にあたる。この馬を狙うなら、前傾ラップの阪神Cや京都金杯で着順が上のマルカフェニックスやタマモサポートの方が狙って妙味あり。

・ホッカイカンティ
昨年のクラシック路線には乗れなかったが、休養明けの昨年11月からの快進撃は侮れない存在!1600万条件での東京マイル戦を1.32.7の持ち時計がある上に、東京、阪神外回り、新潟と直線の長いコースが大好物!ニューイヤーSこそ敗退しているものの出遅れた上に0.3秒の着差なら度外視で今回、非常に買いたい1頭!初の58キロの斤量がカギ!

・ライブコンサート
そこそこの急流での対応は垣間見えるが、ほぼ前傾イーブン後傾ラップ迄での好走例がなく、この相手での一変は厳しいか!持ち時計も、このメンバーでは遅い!父シングスピールの血統はこの条件ではちょっと怖いですけど.....消すやろうな....

・トウショウカレッジ
昨年の5月から12連戦!使われ過ぎです!もう休ませてあげて下さい!消しです!

・香港勢2騎
アルマダは去年の2着馬なのでいちお買います。チャンピオンズマイルのラップを探したのですが、これしか見つからず↓(48.3-45.6)まあ結局スローだったのがわかりました。サイトウィナーは展開と馬場に恵まれたと言われていますのでこのスローが向いたと予想して、ここは消しか....

・ローレルゲレイロ
コンゴウリキシオーとの兼ね合い次第では逃げるだろうが、近走のコンゴウリキシオーの馬テン3ハロンを見ると、往年のダッシュ力は見れず、ローレルゲレイロが行く可能性は非常に高いと見ます!同厩舎のディープスカイの調教が終い重点に於いています。昆調教師が、ローレルゲレイロが6ハロン戦と2カ月ぶりの臨戦から、ハイラップを刻んで行く可能性を見越しているのではないでしょうか?藤田騎手はテンは速く、中盤を緩めたいはずで折り合い次第では馬券圏内と見て押さえ!

・スーパーホーネット
まず展開に注文がつく!ミドルペースなら馬群に沈む可能性が高いが、今回はローレルゲレイロがハイラップでレースを作る可能性があるので、押さえる必要はあり!

・ディープスカイ
こちらも展開次第!ハイラップの展開でなければ、勝つのは厳しいと見る!マイルでの厳しい競馬を経験していないのはウオッカに見劣る!ただ昨年の神戸新聞杯、天皇賞の中味は非常に濃く、スーパーホーネットよりかは急流に向くはずでスタミナも、ディープスカイ>スーパーホーネットではないか?

・ウオッカ
ドバイDFのラップを解析したい!手元にあるデータは勝ち馬のグラディアトーラスのラップだがこのレースを2ハロン目以降からは先頭で逃げ勝ちしているので、そのままレースラップと考えてよい!

12.8-10.8-11.4-11.5-11.6-11.8-11.6-11.9-13.1 (1.46.92)
(35.0-34.9-36.6)
このレースは1777m戦なので、テンの時計に23mぶんの時計(約1.2秒)を足して考えると、勝ったグラディアトーラスはかなり強い!!中盤を加速して逃げて最後の3ハロンも11.6-11.9-13.1とまとめられたら、どうしようもない!

続いてウオッカのラップ

13.0-11.4-11.1-11.7-11.9-12.2-11.3-11.2-14.0

中盤以降に11.9-12.2にラップを緩めたのは、ウオッカと後続グループとの駆け引きと見れます。もちろん前のグラディアトーラスはあのペースで逃げているのですから、必ず垂れてくると思ったはずが、差は縮まらずここで(12.2-11.3)早めの仕掛けをせざるおえなかった!結果は、ここで燃料を一気に使用した為に最後は14.0と垂れている。ウオッカは、グラディアトーラスを負かしにかかって敗退したのが良くわかる。即ち、2着なら十分に狙えたのではないでしょうか!こんな、世界の強豪と互角に競馬できるウオッカは、もちろん安田記念連覇確実と見て、本命に推奨する!

結論!
東京地方の雨は心配ないでしょう!天気は晴れで気温も28度となれば馬場回復は見込めそうで、良馬場設定の予想でいきます(+o+)
今回は、ローレルゲレイロの逃げを予測したい!ミドルならウオッカ!ハイペースならディープスカイやスーパーホーネットに向きそう!しかし、ローレルゲレイロは、昨年の東京新聞杯と阪急杯のラップを見ると、緩急ラップが使えるタイプではなく、スピード一定型で逃げそうで、ますますウオッカに展開は有利ではないでしょうか!しかし、ディープスカイもマイルの急流を捌ける能力は未知なのでウオッカに土をつけられる可能性もなくはない!馬場は荒れてきているので距離短縮は好材料!
スーパーホーネットは勝ち負けは厳しいと見たい!重馬場なら1発あったのだが、馬場は回復しそう。テンが33秒前半のハイラップになって初めて勝利への光明が見えるがこの展開は考えにくい!2,3着の押さえが妥当。やはりここは、ダービー馬同士の1,2フィニッシュが有力ではないでしょうか!
しかし、1番人気の10連敗のデータには少し乗っかりたいので、穴馬券も少し買います!(^^)!
Posted at 2009/06/07 09:16:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | 競馬の話題 | 日記
2009年05月30日 イイね!

第76回 東京優駿(GⅠ)/アンライバルドの2冠を阻止せよ!

“競馬の祭典”第76回日本ダービーが間近に迫ってきた。新緑の府中を舞台に、精鋭18騎が世代の盟主を決するべく、覇を競う。

その中でも、ダービー馬の最有力候補と目されているのは、皐月賞馬アンライバルド(牡3・友道康夫)だろう。前走の皐月賞は、コースレコードに0秒2差、皐月賞歴代3位となる1分58秒7の好タイムで、1馬身半差の快勝。並みいるライバルたちを、珠玉の切れ味で封じ込めた。半兄はデビュー3戦目でダービー制覇を達成したフサイチコンコルド。父は二冠馬ネオユニヴァースと、血統背景も文句なし。兄や父を超える三冠を視野に、このダービーでの“二冠達成”に注目が集まる。

桜花賞馬キョウエイマーチを母に持つ、皐月賞2着馬トライアンフマーチ(牡3・角居勝彦)。1月25日という年明けデビューながら、前々走の若葉S(阪神・芝2000m)2着で皐月賞の優先出走権を獲得。追い風に乗って、クラシック本番で一気に良血が開花した。皐月賞ではアンライバルドに0秒2差まで迫るメンバー中最速の上がり3ハロン34秒4(推定)の末脚を駆使。一躍世代の頂点をうかがう位置に浮上してきた。

セイウンワンダー(牡3・領家政蔵)は、朝日杯フューチュリティSを制した2歳チャンピオン。前々走の弥生賞は重め残りの影響もあってか8着に敗れたものの、馬体が絞れた前走の皐月賞では、3着に巻き返した。皐月賞の内容から、再度の上位争いが期待できそうだ。

前走の皐月賞で4着に入ったシェーンヴァルト(牡3・岡田稲男)。前走は、直線入り口で大外から一瞬先頭に並びかけ、あわやの見せ場を作った。昨秋のデイリー杯2歳Sをコースレコードで勝利した頃の覇気がよみがえってきただけに、軽視は禁物だろう。

ナカヤマフェスタ(牡3・二ノ宮敬宇)は、前走の皐月賞(8着)が京成杯2着以来約3か月ぶりの実戦。馬体重は京成杯から2キロ増ながら、久々の影響か、数字以上に余裕のある体つきだった。今回シェイプアップが叶えば、昨秋の東京スポーツ杯2歳Sで見せたような決め手を発揮しても不思議ではない。

重賞3連勝を含む4戦4勝の戦績で前走の皐月賞に臨んだロジユニヴァース(牡3・萩原清)は、単勝1番人気に支持されたものの、まさかの14着に大敗。また、同2番人気のリーチザクラウン(牡3・橋口弘次郎)も自分の競馬ができず、勝負どころの4コーナー手前で手応えをなくして13着に敗れた。両者ともに、皐月賞前までの実績はトップクラス。態勢を立て直してくれば、巻き返しがあって当然だろう。

皐月賞では思い切った逃げに出て、11着に敗れたものの直線半ばまで見せ馬を作ったゴールデンチケット(牡3・森秀行)。前走のダートグレード競走、兵庫チャンピオンシップ(園田・ダート1870m)を巧みに逃げ切って、収得賞金の加算に成功。ダービーへの出走を勝ち取った。気分良く逃げることができれば、チャンスが広がるだろう。

前走のNHKマイルC優勝からの“変則二冠”を狙うジョーカプチーノ(牡3・中竹和也)。前走は2番手から直線早めに抜け出す競馬だったが、3走前のファルコンSでは中団待機から差し切り勝ちを決めているように、自在性の高いレースぶりが魅力。騎乗予定の藤岡康太騎手には、史上13人目のダービー初出場→初優勝がかかる。

前走のNHKマイルCでは、直線伸びを欠き5着に敗れたフィフスペトル(牡3・加藤征弘)だが、昨年暮れの朝日杯フューチュリティSでは、勝ったセイウンワンダーからアタマ差2着の接戦を繰り広げている。

ブレイクランアウト(牡3・戸田博文)は、朝日杯フューチュリティS3着の後、共同通信杯を制覇。1番人気に支持された前走のNHKマイルCは9着に敗れたものの、態勢を立て直して臨む今回、巻き返しがありそうだ。

アイアンルック(牡3・橋口弘次郎)は、前走のNHKマイルCで8着に敗れたが、直線の不利の影響が大きかった。デビュー3戦目で毎日杯を勝った素質の高さは、見限れないだろう。

前走、トライアルの青葉賞を制したアプレザンレーヴ(牡3・池江泰郎)は、東京コースで2戦2勝。得意のコースで一角崩しを狙う。同2着馬マッハヴェロシティ(牡3・武藤善則)は、ラジオNIKKEI杯2歳S4着・共同通信杯4着と、一線級相手に善戦してきた。父は菊花賞馬マンハッタンカフェ。成長力のある血統だけに、1勝馬とはいえ軽視は禁物だろう。同3着のトップカミング(牡3・境直行)も、直線の競り合いで勝ち馬と接触しながら、ゴール前再度盛り返してきたように、上位2頭とは能力的に僅差だろう。ここにきて、力をつけてきている。

ケイアイライジン(牡3・尾形充弘)は、前走のトライアル・プリンシパルS(東京・芝2000m)を、1分59秒9というなかなかの好タイムで勝利。2400mの距離がカギになるが、以前と違って落ち着きが出てきたのは、好感が持てる。そのケイアイライジンにアタマ差競り負けたアントニオバローズ(牡3・武田博)は、シンザン記念優勝の実績を持つ好素材。胴周りや背中のゆったりしたマンハッタンカフェ産駒で、今回は距離が延びての上積みが見込めそうだ。

(丹下日出夫)

1 01 ロジユニヴァース 牡3 57.0  横山 典弘 東 萩原 清
1 02 アプレザンレーヴ 牡3 57.0  内田 博幸 西 池江 泰郎
2 03 フィフスペトル 牡3 57.0  安藤 勝己 東 加藤 征弘
2 04 トップカミング 牡3 57.0  幸 英明 西 境 直行
3 05 マッハヴェロシティ 牡3 57.0  柴田 善臣 東 武藤 善則
3 06 ケイアイライジン 牡3 57.0  松岡 正海 東 尾形 充弘
4 07 ナカヤマフェスタ 牡3 57.0  蛯名 正義 東 二ノ宮 敬宇
4 08 ブレイクランアウト 牡3 57.0  藤田 伸二 東 戸田 博文
5 09 ジョーカプチーノ 牡3 57.0  藤岡 康太 西 中竹 和也
5 10 アントニオバローズ 牡3 57.0  角田 晃一 西 武田 博
6 11 セイウンワンダー 牡3 57.0  福永 祐一 西 領家 政蔵
6 12 リーチザクラウン 牡3 57.0  武 豊 西 橋口 弘次郎
7 13 シェーンヴァルト 牡3 57.0  北村 友一 西 岡田 稲男
7 14 ゴールデンチケット 牡3 57.0  川田 将雅 西 森 秀行
7 15 アーリーロブスト 牡3 57.0  三浦 皇成 西 本田 優
8 16 トライアンフマーチ 牡3 57.0  武 幸四郎 西 角居 勝彦
8 17 アイアンルック 牡3 57.0  小牧 太 西 橋口 弘次郎
8 18 アンライバルド 牡3 57.0  岩田 康誠 西 友道 康夫

今年のダービーは俄然、アンライバルドの2冠達成に注目です(^v^)もし2冠達成なら、菊花賞には3冠がかかりますので、生観戦は確実ですね☆

まずは各前哨戦を、おさらいしましょう。

◎皐月賞
12.1-10.8-11.9-12.1-12.2-12.1-11.9-11.8-11.7-12.1 (59.1-59.6) M 1.58.7
(34.8-48.3-35.6)
ミドルペースで、スピード一貫型の前傾ラップ!

勝ったアンライバルドはスタミナの豊富さと急流ラップをなんなく捌いたとても強い勝ち方で、スピードの持続力を要するスタミナを高く評価!展開が向いたトライアンフマーチとセイウンワンダーの評価は1枚割引きと見ましょう。尚、この急流を先行集団4角7番手を1.4秒差で8着にとどまった、ナカヤマフェスタの巻き返しには期待できそう。

◎青葉賞
12.4-11.3-11.8-12.8-12.7-12.6-12.9-12.4-12.3-11.6-11.4-12.0 (73.6-72.6) M
(35.5-38.1-37.6-35.0) 2.26.2
ミドルペースで、ラップ最大高低差14の後傾ラップ!

(35.5-38.1-37.6-35.0) 第2ブロックで流れが緩み、第3ブロックから序々に加速してからの瞬発力勝負!勝ったアプレザンレーヴは、緩い中盤からの上がり勝負で、高い瞬発力を披露したが、その反面スタミナを要する底力は皆無。瞬発力のフラグは成立するが、底力のフラグは不成立。近年ダービーで馬券になったハイアーゲームやアドマイヤメインはこのレースをもっと厳しい流れで制している事から、青葉賞組は軽視したい!

◎プリンシパルS
12.8-11.6-11.7-11.4-12.4-12.6-12.0-11.3-11.7-12.4 (59.9-60.0) M
(36.1-48.4-35.4) 1.59.9
ミドルペースで、ラップ最大高低差13の後傾ラップ!
こちらも青葉賞同様で、道中に息が入った瞬発力勝負で、スタミナのフラグは不成立。テンは平均だが、道中に息が入り先行・差し有利な展開に関わらず、タイム差なしで最後方から追い上げて3着になったヒカルマイステージが、本番に出走できないのが非常に残念!あの走りからして距離延長のダービーはかなり魅力的だったのになあ~(-.-)

◎NHKマイルカップ
12.2-10.8-11.3-11.2-11.7-11.5-11.7-12.0 (45.5-46.9) H
(34.3-22.9-35.2) 1.32.4
ハイペースでスピード一貫型の前傾ラップ!
ここは勝ち馬のジョーカプチーノが踏んだラップを見てみましょう。
(34.7-23.0-34.7)
ミドルペースでスピード一貫型!

テンと上がり3ハロンが同じタイムで中盤の時計が23.0秒と速く、異常な程のスタミナとスピードを持ち合わせたジョーカプチーノの実力は突出していると言えるのではないでしょうか?各スポーツ誌での記者の多くは、ジョーカプチーノが伸びる高速内馬場と展開の恩恵があっての好走という見解が多いが、当馬が踏んだラップはとても優秀で今レースに於いて当馬を軽視すると、痛い目にあう可能性もあるかも??

やはり主要の前哨戦からは、皐月賞の勝ち馬のアンライバルドが有力!その他にスタミナを計れたレースはNHKマイルCで勝ったジョーカプチーノが注目と言えるでしょう。

では、過去の傾向を探っていきましょう!!

08(35.5-38.1-36.7-36.4) 2.26.7 (73.6-73.1)M ディープスカイ
07(35.8-36.8-37.5-34.4) 2.24.5 (72.6-71.9)M ウオッカ
06(37.4-37.8-37.4-35.3) 2.27.9 (75.2-72.7)S メイショウサムソン
05(35.5-36.7-36.6-34.5) 2.23.3 (72.2-71.1)S ディープインパクト
04(34.4-35.0-38.0-35.9) 2.23.2 (69.4-73.9)H キングカメハメハ

府中の2400m戦は、ほぼ瞬発力勝負になりやすい。過去5年の勝ち馬の全ては瞬発力適正をトライアルレースで見せてきている。では、今年のレース展開を予想していきましょう。

◎レース展開
今年は、何が何でもハナを主張したいリーチザクラウン!番手に抑えると必ず掛かりますので自滅覚悟でもハナを奪いそうです。皐月賞の時は、ゴールデンチケットにハナを奪われ道中に掛かり自滅。今回、ゴールデンチケットの調教は皐月賞の時と違ってソフトな仕上がりで、栗坂で猛時計を計時したリーチザクラウンはハナを難なく奪えるのではないでしょうか?テンのハナ争いは、ジョーカプチーノも加わるが、リーチに比べ折り合いがまだつきそうなので、NHKマイルCの時のように、前に目標を1頭置いて番手で競馬する方がいいでしょう。リーチがハナを奪えば、ユタカはどういうペース配分をするのかが見物なのですが、正直、岩田にダービーを勝たせたくない一心に、アンライバルドが不安視する折り合いの弱点を見込んでラップに緩急をつける作戦は考えられないだろうか?まずテンの時計は速くなりそう。もし第2ブロックからペースを落として、第3ブロックからの加速する展開をリーチが作っても、アンライバルドは第3ブロックで立て直しがはかれる可能性がある。アンライバルドが慌てそうな展開なら、一気に第6ハロン迄の大逃げを打ってから第7ハロンからの急減速!
2004年のケースのようなラップを刻む可能性があるのでは?
04(34.4-35.0-38.0-35.9) 2.23.2 (69.4-73.9)H キングカメハメハ
スピード持続力のあるアンライバルドが1200m付近までは気持ちよく好位追走できるが、前で急ブレーキをかけられ、もたついてる間にリーチに最加速され、突き放される。この展開なら、リーチ自身の勝利も近ずき、アンライバルドの牙城を崩せる可能性は高い!先行勢は第3ブロックでペースを落とさないと総崩れになる可能性は高く、差し有利の展開。逆に折り合いがついて、息が入れられたなら2枚腰で粘り込みも可能といった所!

今年は、この道中ハイペースからの急減速!そして最後の直線での瞬発力勝負を見込んでの予想を記載します(^v^)アンライバルドの牙城を崩すのなら、この作戦が1番可能性があり、馬券を買うなら、先行馬でもタフでスタミナのある馬に、上がり3ハロンの末脚で爆発力のある馬との組み合わせで、高配当GET!といきたい!

上記のレース展開を予想の基礎とすると、瞬発力適正に加え、第1ブロック、第2ブロックの時計が速いぶんスタミナを要する底力の適正も欠かせない。

●アイアンルック
毎日杯の勝ち時計が遅く、母父ヘクターの血統から底力フラグの成立が見えてこないので消し!

●アプレザンレーヴ
瞬発力適正は高いが、アイアンルック同様、底力のフラグ成立が見えてこないので消し!

●マッハヴェロシティ&トップカミング
底力のフラグの不成立の青葉賞で2,3着!消し!

●ゴールデンチケット
前走で2歳ダートチャンプのスーニを一蹴しての参戦!母父サンデーは魅力だが、キングカメハメハ産駒での2400mは?消し!

●フィフスペトル
一瞬のキレ脚が売りの当馬!ローテーションもハードで、キングカメハメハ産駒での2400mは?消し!

●アーリーロブスト
皐月賞での逆流の流れで馬群に沈んだのは勿論、勝った京成杯のレベルも低く消し!

●シェーンヴァルト
皐月賞では、時計が速くなると推測し穴指名したが、府中の2400m戦では、瞬発力が必須!
ここで、シェーンヴァルトが勝った、デ杯2歳Sのラップを見てみよう!
12.2-10.8-11.5-11.7-11.7-11.2-12.2-12.0 (46.2-47.1) M
(34.5-23.4-35.4) 1.33.3
ミドルペースでスピード一定型前傾ラップ!
皐月賞と全く同じパターンのレース傾向である。テンからスピードに乗ってラップは緩まず最後の垂れ込み勝負!

次に、共同通信杯のラップを見てみよう。
12.4-11.5-11.7-12.2-12.6-12.0-11.6-11.6-11.7 (54.1-53.2) M
(35.6-36.8-34.9)
ミドルペースでスピード一定型後傾ラップ!
第4ハロンと第5ハロンで息が少し入ったこのレースで出遅れたとは言え5着に惨敗。すなわち、スピード持続力はあるが、瞬発力に関してはこのレースを勝ったブレイクランアウトには遠く及ばないのだ。

ダービーでの瞬発力のフラグ成立は必須条件だが、当馬は緩急ラップを作られると凡走する可能性が高い。北村騎手も調教過程で折り合い次第と発言しているのはこのためだ。血統背景から言っても、基本JP産駒は中山に強い!府中2400mの舞台で3勝をあげているJP産駒のキレ者・ジャガーメイルは母父がSS。シェーンヴァルトにSSの血はなく今回推せる材料はなく消し!

●ロジユニヴァース
ではスタミナ消耗ド根性勝負になった、札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sのラップを見ましょう。
札幌2歳S
12.2-11.6-12.2-12.0-12.3-12.0-12.0-12.3-12.5 M 1.49.1
ラジオNIKKEI2歳S
12.6-11.0-12.3-12.2-11.8-12.0-12.3-12.3-12.3-12.9 (59.9-61.8)H 2.01.7

上記の2レースは2歳時にしてはレベルの高いスタミナ勝負でした。この2レースを圧巻の勝利を飾った、ロジユニヴァースは、皐月賞の急流の流れは得意だったはずが、結果は凡走。原因はやはり中間の調整過程が原因だったのでしょうか?
当馬は、新馬戦と弥生賞で瞬発適正を見せていますので、今回のレースに於いて、私が求める、スタミナと瞬発力のフラグは成立するのですが、調教タイムが、絶好調時に比べ、各段に落ちるのです。弥生賞の追い切りでは、馬也で出した時計を今週の追い切りでは一杯でもそのタイムには、ほど遠いのです。私自身期待している馬なので秋以降の復活に期待です!ただ当日、重馬場ならヒモにかける!

●ケイアイライジン
プリンシパルSの内容から、距離延長で好結果が出せるとは思えない内容だった。これからは、マイルくらいがいいのでは?消しで!

消す馬は上記の10頭です!
今回の推奨馬は8頭!

×リーチザクラウン
府中の2400mは、正直長いだろう!血統的にも妹のクラウンプリンセスは、1800m迄の馬!ただ、今週の坂路でアイアンルックとの併せ馬を慣行したのは、最後の垂れ込み勝負を予測しての事だろう!押さえは必要!

×セイウンワンダー
これは勝手な見解だが、ロベルト×SSなら押さえざるおえない!今回、私が希望する手前スロー展開だと苦戦しそう。時計は速い方が競馬しやすい。

△ナカヤマフェスタ
前走の皐月賞で見せた粘りは、久し振りの競馬にしては立派!ステイゴールド産駒ならではの瞬発力も秘めており激走は可能!!

△アントニオバローズ
シンザン記念のラップを見てみよう!

12.5-11.0-11.6-12.1-12.2-12.6-11.5-11.8 (47.2-48.1) 1.35.3 M(35.1-24.3-35.9)
ミドルペースでラップ最大高低差10の前傾ラップ!

ラップが緩んだのは第6ハロンだけでスタミナを要するレベルの高いレース!このレースで2着に入ったダブルウェッジが、アーリントンCで勝利するのもうなずける。プリンシパルSのスローからの瞬発力勝負でも2着!未勝利戦でもスタミナ勝負の消耗戦を高タイムで勝利!中間の調整からも、前走からの上積みは確実!馬券圏内!

△アンライバルド

説明不要!ただ、折り合いを欠く事を祈るのみ(^。^)y-.。o○

▲トライアンフマーチ
皐月賞で見せた瞬発力に、若葉Sで逆流を前残り2着でスタミナフラグは成立!距離もこなせるはず(^v^)

○ブレイクランアウト
共同通信杯のラップを見てみよう。

12.4-11.5-11.7-12.2-12.6-12.0-11.6-11.6-11.7 (47.8-12.6-46.9) M 1.47.3
(35.6-36.8-34.9)
ミドルペースでラップ最大高低差10の後傾ラップ!(ブレイクランアウト)

次に東スポ2歳Sのラップ!

12.6-10.6-11.8-13.3-12.7-12.4-11.6-11.4-11.3 (48.3-12.7-46.7) S 1.47.7
スローペースでラップ最大高低差20の後傾ラップ!(ナカヤマフェスタ)

この2レースは同じ条件の府中の1800m戦。スローからの上がり勝負では、ナカヤマフェスタに苦敗したが、ラップの緩みが少ない共同通信杯では、0.4秒も時計を縮めた!勿論、この2レースではラップの緩みの少ない共同通信杯の方がレベルが高い!
このレースの勝ちっぷりも見事で圧勝!ブレイクランアウトの負けたレースの、いちょうSと朝日杯2歳Sは、鞍上が騎乗ミスを認めている。東スポ2歳Sでは、スローからの展開でナカヤマフェスタに屈したが、着差はクビ差!NHKマイルCは、競馬をしていない!負けたレースの敗因は明らかで、ここで人気が落ちるのなら勝負してみたい!
実際、未知の魅力があるトライアンフマーチと迷ったのだが、折り合いの不安なし、ゲートはうまい、東京経験4戦とプラス材料が揃った為に対抗指名!

◎ジョーカプチーノ
各紙の情報で現在軽視されているので、個人的に大変喜ばしい(^v^)
はっ???ジョーカプチーノは無理やろ!!府中の2400m戦は俄然、瞬発力勝負になるで!ラップギアの適正値も瞬1平4消1では適正外でしょ??
いやしかし、スタミナのフラグ成立があるなら、瞬発力のフラグを成立させましょう!

ファルコンSのラップを見てみよう!

11.9-10.3-11.0-11.8-11.9-12.0 (33.2-35.7) ハイペースの前傾ラップ消耗戦!

中京コースは、コーナーがきつくて直線が短い!4コーナーで仕掛けると遠心力で外に振られる為にジョッキーは直線に入る迄、我慢させるケースが多い!短い直線で一気にかわすとなれば、高い瞬発力適正が必要なのだ!過去6年の高松宮記念で馬券になったSS産駒は、デュランダル、アドマイヤマックス、オレハマッテルゼ、スズカフェニクッス(2回)ペールギュント、ソルジャーズソング!サンデー直仔のフジキセキ産駒から、ファイングレイン、キンシャサノキセキ!サンデーの血が入った馬は俄然強いのがわかる!すなわち、ラップは消耗戦になるが、瞬発適正がなければこのレースを後ろから差し切れないのだ!このレースの上がり3ハロンは、内ラチ沿いをうまく運んだ、カツヨトワイニングが34.2秒だったが、ジョーカプチーノは外を回っての距離損ながら34.8秒の脚を見せている。このレースの見解から、ジョーカプチーノの、瞬発力適正のフラグは成立!
血統も、SS×ニジンスキーなら、ブエナビスタ&レッドディザイヤと同配合で距離の心配はない!
世間では、アンライバルドの2冠が話題だが、こっちも変則2冠がかかっているし、アンライバルドの母のバレークイーンの血も入っていますよ!今回は、完全に帯封狙いで勝負っすよ(^。^)y-.。o○

◎⑨ジョーカプチーノ
○⑧ブレイクランアウト
▲⑯トライアンフマーチ
△⑱アンライバルド
△⑩アントニオバローズ
△⑦ナカヤマフェスタ
×⑪セイウンワンダー
×⑫リーチザクラウン

買い目!!
単勝⑨
馬連、ワイド⑧-⑨
3連複軸2頭流し⑧⑨→⑦⑩⑪⑫⑯⑱
3連単フォーメーション⑨→⑧⇔⑦⑩⑪⑫⑯⑱

Posted at 2009/05/30 18:37:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 競馬の話題 | 日記
2009年05月23日 イイね!

第70回 優駿牝馬(GⅠ)

緑鮮やかな府中の杜を彩る乙女たちの競演。今年は近年でも屈指の好メンバーが集い、レベルの高いレースが期待される。桜の女王ブエナビスタの二冠達成が成るか、それとも珠玉の切れ味を誇るレッドディザイアが雪辱を果たすのか、あるいは新星の誕生か? 初夏の風を受けて華麗に舞う3歳牝馬たちの姿は必見となるだろう。

上がり3ハロン33秒3(推定)の末脚で桜花賞を制したブエナビスタ(牝3・松田博資)。二冠目を目指して府中の杜に登場する。単勝オッズ1.2倍の圧倒的支持を受けた桜の舞台は、直線で大外に進路を取り、前を行く馬を並ぶ間もなく差し切るという、まさに圧巻の内容だった。安藤勝己騎手をして「精神的にどっしりしているし、折り合い面に何の問題もない」と言わしめた逸材だ。距離延長は歓迎のタイプだけに、5連勝で“樫の女王”に輝く可能性は非常に高いと見るべきだろう。3歳の春にして、早くも歴史的名牝の風格すら備える馬。果たしてどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、注目を一身に集める。

桜花賞でブエナビスタに食い下がった末脚が実に印象的なレッドディザイア(牝3・松永幹夫)。キャリア3戦目での内容としては秀逸で、前途は洋々だ。結果2着とはいえ勝った馬は別格の存在。父がマンハッタンカフェで距離延長は大歓迎、脚質から広い府中コースも追い風になりそうだ。レース経験が浅いだけに、伸びしろは非常に大きいはず。ライバルは強力だが、この馬の資質もかなり高く、逆転の可能性は十分に残されている。

東の期待馬ディアジーナ(牝3・田村康仁)。早くから桜花賞をパスして、オークス一本に狙いを定めてきた。前走のフローラSでは好位追走から危なげなく抜け出して、クイーンCに続く2度目の重賞制覇を達成した。また、昨年暮れの500万下、ひいらぎ賞(中山・芝1600m)から5戦連続連対中の安定感には高い評価が必要だろう。東京の芝コースは3戦2勝3着1回と、コース適性も申し分ないものがある。相手は強力だが、2400mは願ってもない舞台。好位から長く良い脚を使える強味を活かして、女王の座に挑む。

桜花賞3着のジェルミナル(牝3・藤原英昭)。上位2頭が強すぎた感じだが、この馬の末脚も目を引くものがあった。ブエナビスタとの対戦成績では劣勢だが、牡馬を相手に500万下の黄菊賞(京都・芝1800m)を勝ち、フェアリーS優勝の戦績は胸を晴れるもの。福永祐一騎手は「桜花賞の内容なら、距離延長も大丈夫でしょう」と前向きなコメントを残しており、東京・芝2400mも対応できそうだ。藤原英昭厩舎3頭出しのエース格的存在が、息の長い末脚を武器に女王の冠を狙う。

ワイドサファイア(牝3・藤原英昭)は、前走のフローラS2着でオークスの優先出走権を獲得。まだ1勝馬で、やや勝ち味に遅い点はあるが、相手なりに走れるタイプ。牡馬相手の毎日杯(7着)でも、勝ち馬との差は0秒3とわずかだった。馬体を併せる形になると持ち味が存分に活きる馬。多頭数でこの勝負根性は強味になるはずだ。コース経験の利もあり、軽くは扱えない存在になるだろう。

4戦2勝のハシッテホシーノ(牝3・手塚貴久)は、前々走で当該コースの500万下(東京・芝2400m)を勝利している点が大きなセールスポイント。この時は牡馬を相手にしての快勝だから、なおさら価値が高い。その後はオークスに目標を絞り、リフレッシュ休養。復帰戦のフローラSで3着に入り、優先出走権を獲得した。デビュー以来、馬体が減り続けており、当日の馬体重には注目が必要だ。スタミナは十分で、追ってから長く脚を使える馬だけに、強豪を相手に回しても、魅力溢れる存在と言えるだろう。

ジェルミナル、ワイドサファイアとステイブルメイトのブロードストリート(牝3・藤原英昭)。オークストライアルのスイートピーS(東京・芝1800m)を快勝して優先出走権を獲得した。馬場の中央を力強く伸びてきた末脚は見事なもので、まだまだ強くなる印象を感じさせた。前々走の忘れな草賞(阪神・芝2000m)は脚を余しての2着だけに、まだ底を見せていない。兄のフィニステールは青葉賞で3着に好走と、血統的にも2400mは歓迎だろう。未知の魅力あふれる1頭だ。

桜花賞と同じ日に阪神競馬場で行われた忘れな草賞を制したデリキットピース(牝3・鹿戸雄一)。これで通算成績は2戦2勝。レースキャリアは浅い馬だが、センスの塊のような存在だ。難なく好位を奪える器用さがあり、スピードも十分で、追ってからもしっかりしている。前走時は、長距離輸送が影響してか、体重が大きく減少(マイナス12キロ)していたが、今回は関東圏でのレースでもあり、馬体の回復は見込めるだろう。まだ全貌を現していない東の新星、いやがおうにも期待は高まる。

3番人気に支持された前走の桜花賞で8着に敗れたダノンベルベール(牝3・国枝栄)だが、この時は1枠1番からのスタートで馬場の荒れたインコースを通ったことや、阪神競馬場に入厩してからテンションが上がってしまった影響もあったようだ。阪神ジュベナイルフィリーズ2着の実績があるだけに、前走の敗戦だけで見限るのは早計だろう。東京の芝コースは〔1・1・0・0 〕と好相性。母系には長距離系の血も流れており、まだ巻き返しの余地は残されている。

武豊騎手との新コンビで登場するツーデイズノーチス(牝3・斎藤誠)。桜花賞ではキャリアの浅さを出してしまった印象だが、内枠で終始馬場の荒れたところを走った影響も少なからずあったようだ。素質の高さは、前々走のアネモネS(中山・芝1600m)快勝で証明済み。大駆けの可能性を秘めた馬である。

サクラローズマリー(牝3・友道康夫)は、前走のスイートピーSで勝ったブロードストリートの上がり3ハロンタイムを0秒1上回る、この馬自身33秒7(推定)の末脚を発揮して2着に入り、オークスの切符を手中に収めた。牝馬にしては恵まれた馬体から繰り出す追い込みは迫力十分。左回りコースはスムーズで、〔1・1・0・0〕と、まだ底を見せていない面があり、上位食い込みがあっても驚けない。

桜花賞を12着と大敗したヴィーヴァヴォドカ(牝3・勢司和浩)だが、前々走でディアジーナを退けてのフラワーC優勝の実績が光る。まだレースキャリアが浅く、もまれた場合は心配だが、すんなり逃げる形になれば、上位進出可能な能力を秘めている。父がダンスインザダークで母の父がトウカイテイオー。府中のクラシックディスタンスを乗り切るだけの血統背景があるだけに、まだ見限れない。

他にも、ファンタジーSの勝ち馬イナズマアマリリス(牝3・松元茂樹)などが、虎視眈々と上位進出を狙っている。

(片野昌一)

1 01 マイティースルー 牝3 55.0  小野 次郎 東 大久保 洋吉
1 02 パドブレ 牝3 55.0  西田 雄一郎 東 相沢 郁
2 03 レッドディザイア 牝3 55.0  四位 洋文 西 松永 幹夫
2 04 ヴィーヴァヴォドカ 牝3 55.0  村田 一誠 東 勢司 和浩
3 05 ダノンベルベール 牝3 55.0  後藤 浩輝 東 国枝 栄
3 06 フミノイマージン 牝3 55.0  太宰 啓介 西 本田 優
4 07 ブエナビスタ 牝3 55.0  安藤 勝己 西 松田 博資
4 08 ディアジーナ 牝3 55.0  内田 博幸 東 田村 康仁
5 09 ルージュバンブー 牝3 55.0  田中 勝春 西 佐藤 正雄
5 10 ツーデイズノーチス 牝3 55.0  武 豊 東 斎藤 誠
6 11 イナズマアマリリス 牝3 55.0  武 幸四郎 西 松元 茂樹
6 12 ダイアナバローズ 牝3 55.0  角田 晃一 東 小笠 倫弘
7 13 ブロードストリート 牝3 55.0  藤田 伸二 西 藤原 英昭
7 14 ジェルミナル 牝3 55.0  福永 祐一 西 藤原 英昭
7 15 ハシッテホシーノ 牝3 55.0  松岡 正海 東 手塚 貴久
8 16 ワイドサファイア 牝3 55.0  岩田 康誠 西 藤原 英昭
8 17 デリキットピース 牝3 55.0  柴田 善臣 東 鹿戸 雄一
8 18 サクラローズマリー 牝3 55.0  三浦 皇成 西 友道 康夫

今年のオークスはブエナビスタの2冠が濃厚ムードです(^v^)まあ、ここは2着争いが激化しそうなので、少ない点数で馬券GET!といきたい所ですが、明日の東京はあいにくの雨予報です。特にブエナビスタは雨が顔にかかるのを極端に嫌うらしいです。雨なら大荒れになる可能性もありますので、天気や馬場も気になる点です。いちおは、良馬場を見込んだ予想を記載します。

では、過去の傾向を探ります!

08(35.9-38.4-38.8-35.7) 2.28.8 トールポピー
07(35.2-36.7-37.6-35.8) 2.25.3 ローブデコルテ
06(34.7-35.8-39.5-36.2) 2.26.2 カワカミプリンセス
05(38.9-39.4-37.9-34.4) 2.28.8 シーザリオ
04(36.6-38.1-37.5-35.0) 2.27.2 ダイワエルシエーロ

オークスは昔から、軽い馬を狙え!という格言があります。これは、ほとんどの馬は2400mという距離は初体験なわけで、東京コースの長い直線勝負になると、特に牝馬の場合、大きい馬格がキレ脚を殺ぐという訳です。

この格言の例外に当たる2006年のケースは、第6ハロンまでの時計が70.5秒と異常な程の速さで、上がりが掛かる勝負!カワカミプリンセスが大得意の必勝パターンでした。これだけ、前半の時計が速ければ、上がりのキレ脚勝負にはなりません。

2006(1~3着馬の馬体重)
1着カワカミプリンセス(484キロ)
2着フサイチパンドラ(494キロ)
3着アサヒライジング(488キロ)

2000年のケースでは、桜花賞馬のチアズグレイスの馬体重が490キロで2着でしたが、この時の走破タイムは2.30.2と重に近かった稍重の馬場が影響しての事。

実は過去10年で3着以内に入った480キロ以上の馬は上記の4頭だけ。その他では、1999年3着のプリモディーネの476キロ。2005年2着のエアメサイアの470キロ。

極端に前半の時計が速く、上がりの掛かるレースや重馬場などでキレ脚が殺がれるレースにならなければ、470キロ以上の馬体があると苦戦すると思われます。

今回の該当馬(前走の馬体重)
・ヴィーヴァヴォドアカ 480キロ
・サクラロ-ズマリー 478キロ
・ツーデイズノーチス 480キロ
・ディアジーナ 484キロ
・ハウオリ 482キロ
・パドブレ 490キロ
・マイティースルー 480キロ
・レッドディザイア 478キロ
・ワイドサファイア 470キロ

今年は非常に該当馬が多く、人気のディアジーナ、レッドディザイアは危険と思われます★
逆に、2006年のようなラップでヴィーヴァヴォドカがレースを作れば、ブエナビスタを筆頭とした、キレ脚タイプの馬が苦戦する可能性もあり、ここは安藤騎手の腕の見せ所でもあります。

レース展開は、ヴィーヴァヴォドカが逃げレースを作ると思われます。調教もテンからガンガン飛ばしてましたから、向正面の坂の下りまでは思いっきり逃げる戦法で2007年のケースに酷似しそう。展開的には、先行集団でヴィーヴァを追走した馬は前半で脚を使ったぶん最後の直線の坂で垂れそう。この展開でいったなら、あきらかに差し馬有利。道中に脚を溜められてコースロスのない内枠を追走できたら理想でしょう。

◎ブエナビスタ
桜花賞前は、持ち時計が平凡でスローからの瞬発力勝負ばかりしてきたが、流れが速くなった桜花賞を4コーナー16番手から差し切った能力には脱帽!安藤騎手が1番不安視していたマイルでの速い流れも克服。今後、マイル路線は走る事はない!と断言したのは、道中に息が入る2400m戦などの瞬発力勝負では絶対の自信があるからと思われる。今後のプランで行くと、ガチンコ勝負になりやすい天皇賞(秋)2000mでは苦戦するかもしれないが、2200m以上のレースでは、破格の強さを見せると思われる。極端な重馬場にならなければ2冠は濃厚で、ここは本命!!

◎レッドディザイア
上記に記載した馬格のある馬に該当!桜花賞は外差しが効いた馬場の恩恵、外枠、展開の恩恵があっての好走と見る。キャリアが3戦という事で今回フルゲートの2枠3番は、馬込みに揉まれる可能性があり、当馬の気性からいくと不安もある。四位騎手の乗り方を推測すると、最後は外に回しての瞬発力勝負に持ち込むだろうが、コースロスをするに加え大きな馬格がキレを殺ぐというパターンも考えられる。ここは消しで!

◎ディアジーナ
当馬も上記に記載した馬格のある馬に該当!明日はヴィーヴァに付き合うとテンで脚を使い、最後のおつりがなくなる可能性がある。下げて競馬をしてもキレる脚は皆無なのでそうは信用出来ない!母父は短距離血統で、2400mは長いと見て消し!

◎ジェルミナル
桜花賞で見せた末脚はここでも驚異!これといったプラス材料もないが、マイナス材料もほぼなく勿論馬券圏内!!押さえは必要!!

◎ダノンべルベール
桜花賞では伸びない内を通り、1.0秒差に食い下がったのは立派!!末脚も確実で、コースロスの少ない内枠に入ったのは幸い!今回長距離輸送がない関東圏での競馬で巻き返しは確実で相手候補1番手!!

◎母父サンデーサイレンス
ルージュバンブーとデリキットピースが該当!!2頭共、時計的な価値はないのだが、馬券は押さえる必要はある!デリキットピースは、オークス馬アドラーブルの姪で、ホワイトマズル×SSは、ダービー2着のアサクサキングスと同配合!

◎ハシッテホシーノ
レースを見ると、エンジンがかかるのが遅いタイプ!!雨でも降れば1発あるかもしれないが、ここは消しで!新馬戦で、上がり33.9の脚を使っているが、53キロの斤量にこの時、三浦騎手はまだ減量騎手だった!

◎ブロードストリート
何と言っても、中2週での再度長距離輸送がネック!!忘れな草賞は、騎乗ミスから脚を余しての2着!!あの位置からの追いこみは立派!!スイトピーSでは、2着以下を子供扱い!!極端に馬体減りをしていなければ、相手候補2番手!!

馬券はブエナから、ダノン、ブロード中心に絡める予定です。


Posted at 2009/05/23 20:40:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | 競馬の話題 | 日記

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