過去3代のダービー馬に加えて、2頭の菊花賞馬や昨年のグランプリホースなど強力布陣で迎え撃つ日本勢。これに、国際舞台で好走した実績馬や今年重賞3連勝した馬など勢いのある海外馬が挑んでくる。この豪華メンバーが、どんな凄いパフォーマンスを披露してくれるのか、今からレース本番が楽しみなジャパンカップだ。
昨年の日本ダービー、今年の安田記念、天皇賞(秋)と、東京競馬場のGI・JpnIを3度制したウオッカ(牝4・角居勝彦)の次なるターゲットは、このジャパンカップだ。昨年は、エリザベス女王杯を直前に取り消してから中1週の出走。厳しいローテーションと思われたが、アドマイヤムーン、ポップロック、メイショウサムソンといった歴戦の強者を相手に、互角の走りで4着と健闘した。今年は、天皇賞(秋)から中3週とローテーションに余裕があり、昨年を数段上回る状態で出走できそうだ。ライバル・ダイワスカーレット不在のここは、負けられないところだろう。
今秋、初めての海外遠征を敢行したメイショウサムソン(牡5・高橋成忠)。残念ながら凱旋門賞では10着に大敗したが、日本に戻って調子も上がり、万全の状態でジャパンカップを迎えられそうだ。東京コースは一昨年の日本ダービー、昨年の天皇賞(秋)と2つのGIを制した得意コースだが、ジャパンカップは一昨年6着、昨年は勝ったアドマイヤムーンとタイム差なしの3着と悔しい結果が続いている。3度目の正直で、今度こそ最強牡馬の意地を見せつけるか。
今年のダービー馬ディープスカイ(牡3・昆貢)は、菊花賞よりも天皇賞(秋)を選択。初めての古馬との対決は、歴史的名勝負と評されるレースとなった。ここで大きな見せ場をつくり、勝ったウオッカからタイム差なしの3着という内容は、今後大きな自信となるはずだ。東京・芝2400mは、今春圧勝したダービーと同じ舞台。得意の末脚が爆発するには、最高のステージだ。
今夏最大の上がり馬オウケンブルースリ(牡3・音無秀孝)が、菊花賞を勝った勢いでジャパンカップに乗り込んでくる。初めての東京コースとなるが、父のジャングルポケットは3歳時に日本ダービー・ジャパンカップを制した東京巧者だった。この馬自身、いい脚を長く使うタイプで、東京コースとの相性は良さそうだ。まだまだ成長が見込めるだけに、いきなり古馬の強豪を押しのけて、勝利を掴むシーンも十分期待できる。
昨年のグランプリホース・マツリダゴッホ(牡5・国枝栄)は、前走のオールカマーを快勝した後、天皇賞(秋)を見送って早くからジャパンカップに照準を合わせて調整してきた。東京コースは、2戦して4着、15着と良績がないが、それは本格化する前の話。時計の速い最近の東京競馬場の馬場を考慮すると、同馬の先行力は大きな武器になるだろう。
昨年の菊花賞馬アサクサキングス(牡4・大久保龍志)は、約4か月の休養明けだった前走の天皇賞(秋)で8着に敗れたが、距離適性からもこの秋の最大目標はジャパンカップと思われるだけに、巻き返しの可能性は十分あるだろう。昨年の日本ダービーでウオッカの2着に粘った実績からも、楽に逃げさせると他馬は痛い目に合うかもしれない。
海外勢も負けていない。イギリスのペイパルブル(牡5・M.スタウト)は、昨年もジャパンカップに出走して7着の成績を残している。今年は3走前のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(国際G1)で2着に好走、前走の凱旋門賞(国際G1)は12着と大敗したが、逆に力を温存して来日できそうだ。一度日本に遠征した経験は大きく、日本勢にとって侮れない相手となりそうだ。
夏から秋にかけてG3を3連勝したイギリスのシックスティーズアイコン(牡5・J.ノスィーダ)。一昨年に歴史あるイギリスのセントレジャー(国際G1)も制しており、重賞6勝の実績は、今回遠征してくる海外馬の中でも最上位の存在だ。
同じくイギリスのパープルムーン(せん5・L.クマーニ)は、昨年のメルボルンC(国際G1)で2着に好走している。今年に入ってまだ2戦しかしておらず、フレッシュな状態でジャパンカップに臨む。
日本勢が圧倒的有利と見られているが、外国勢も決して無視できる存在ではない。国際GIにふさわしい、世界に誇れるハイレベルなレースになることは間違いないだろう。
1 01 オウケンブルースリ 牡3 55.0 内田 博幸 西 音無 秀孝
1 02 メイショウサムソン 牡5 57.0 石橋 守 西 高橋 成忠
2 03 トーセンキャプテン 牡4 57.0 O.ペリエ 西 角居 勝彦
2 04 ウオッカ 牝4 55.0 岩田 康誠 西 角居 勝彦
3 05 ダイワワイルドボア 牡3 55.0 北村 宏司 東 上原 博之
3 06 パープルムーン セン5 57.0 J.スペンサー 他 L.クマーニ
4 07 ネヴァブション 牡5 57.0 横山 典弘 東 伊藤 正徳
4 08 トーホウアラン 牡5 57.0 藤田 伸二 西 藤原 英昭
5 09 ディープスカイ 牡3 55.0 四位 洋文 西 昆 貢
5 10 オースミグラスワン 牡6 57.0 川田 将雅 西 荒川 義之
6 11 シックスティーズア 牡5 57.0 J.ムルタ 他 J.ノスィーダ
6 12 マーシュサイド取消 牡5 57.0 J.カステリャーノ 他 N.ドライスデール
7 13 マツリダゴッホ 牡5 57.0 蛯名 正義 東 国枝 栄
7 14 ペイパルブル 牡5 57.0 R.ムーア 他 M.スタウト
7 15 アサクサキングス 牡4 57.0 C.ルメール 西 大久保 龍志
8 16 スクリーンヒーロー 牡4 57.0 M.デムーロ 東 鹿戸 雄一
8 17 アドマイヤモナーク 牡7 57.0 安藤 勝己 西 松田 博資
8 18 コスモバルク 牡7 57.0 松岡 正海 他 田部 和則
ジャパンカップで思い出すのは、やはりトウカイテイオーが優勝した年です!世間一般では、1年振りのロングシュートを決めた有馬記念優勝が有名ですが、私の一番の心に残っているのは、春の天皇賞でマックイーンに敗れ、秋の天皇賞でも敗退!!トウカイテイオーは、もう終わったのか?と言われた時期です。しかし、私は見捨てなかった、トウカイテイオー単勝1万円の馬券を1点買いし、レースを見守り見事に、ナチュラリズムとの叩き合いを制し優勝した、今でもあのジャパンカップは、私の中でのベストバウトなレースなのであります(^O^)/
余談は、このくらいにして、明日のJCの予想ですが、まずは消去法で...
自分の中では、何の問題もなく消せる馬は、トーセンキャプテン、ダイワワイルドボア、ネヴァブション、オースミグラスワン、アドマイヤモナーク、コスモバルク!バルクについては、斜行しないで走ってくれよー!って感じです!
次は、外国馬ですね!一番クサイと思っていた、アメリカのマーシュサイドが出走取り消しになったので、全消しでいいでしょう!どれかの馬に、デットーリが騎乗したら怖いですが、欧州系の馬は日本の高速馬場は向きませんね(^u^)
さて、オウケンブルースリですが、春から休みなしで走って来て、前走の菊花賞でのダメージが回復していないのでは?調教時計も終いがキレていません!菊花賞とは相手関係の格が違いますので、ここは消しで!!
マツリダゴッホは、調教が一番良かったですね!でも東京コースは不向きでしょう!この馬は勝つ時は馬なり圧勝のパターンですし、追われると伸びる脚がない!
馬体を並べられると勝負根性がないので、直線の長い東京コースは向かない!!よって消し!!
結論(^O^)/
今回は、やはり新旧ダービー馬対決の決着濃厚ではないでしょうか?ウオッカは、1週前追い切りで坂路51.3を計測終い12.7ですので、絶好調と見ます!枠も申し訳ないですし、岩田騎手とのコンビに不安もありません。陣営も、有馬記念に出す予定は無いでしょうし、ダイワスカーレットとの再戦も無いでしょう。来年は、海外(アメリカか?)遠征で一回叩いて、現地で繁殖入りの予定です!よって国内最終レースになる今回、JC牝馬初制覇という栄光を手に締めくくって欲しいものです!
文句なしの対抗は、ディープスカイでしょう!説明は不要です!ここで、オウケンとの格の違いを見せつけましょう!
しかし、この決着ですと馬券的に寂しいので、もう一頭ですが、スクリーンヒーローでいきましょうか!人気薄の外国人騎手の騎乗は脅威です!しかも調教時計もいいし、キレる脚もある!東京コースとの相性も良いです!JC最高勝率の4歳!馬主は、あの社台の吉田照哉です!明日は展開的に、早めにトーホウアランとスクリーンヒーローが抜け出すと予想します!ここで二の脚が出るか?馬群に沈むか?楽しみです!
寒い時期に、めっぽう弱い石橋騎手と再結成のサムソン君ですが、いちお入れとこか?てな感じです!2、3着としては...微妙ですなー\(-o-)/
種牡馬になっても人気なさそうだし、来年も走ればいいのになあ!と思ってたんですが、年内引退という事で、明日でラストランになるかも?
◎④ウオッカ
○⑨ディープスカイ
▲⑯スクリーンヒーロー
△⑧トーホウアラン
△⑮アサクサキングス
×②メイショウサムソン
・買い目(^O^)/
・3連単フォーメーション
④⑨⑯→②④⑧⑨⑮⑯→②④⑧⑨⑮⑯
・3連複軸1頭流し
④→②⑧⑨⑮⑯
⑨→②④⑧⑮⑯
結果は???
M・デムーロ騎乗9番人気のスクリーンヒーローが優勝!!
馬券は、3連単&3連複の両方見事に的中しました(^u^)
先週の、マイルCSで悔しい思いをしたので、嬉しいですね!
しかし、何でこんな事をしたのかと後悔しているのは、JRA VAVのコンテストです!
馬連BOXは的中なんですが.....

3連単も初めは4-9-16の3頭BOXにしていたんですが、なぜか、トーホウアランとか入れてしまって!!ほんま、馬鹿しました↓

初めの通りにしたら、合計10万3450ポイントでしたので、まだ集計が終わってないので何とも言えませんが、逆転優勝もありえた?
悔しい~~~
30日、東京競馬場で行われた第28回ジャパンC(3歳上、GI・芝2400m)は、M.デムーロ騎手騎乗の9番人気(単勝41.0倍)スクリーンヒーロー(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、好位から直線に向いて伸びるとゴール前で抜け出し、大外から追い上げた1番人気ディープスカイを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分25秒5(良)。2番人気ウオッカは3番手から馬群を割って伸び、さらに3/4馬身差の3着だった。
勝ったスクリーンヒーローは、父グラスワンダー、母ランニングヒロイン(その父サンデーサイレンス)。祖母はダイナアクトレス(毎日王冠-GIIなど重賞5勝)。伯父にステージチャンプ(日経賞-GII)、伯母にプライムステージ(札幌3歳S-GIII)、従兄にマルカラスカル(06年中山大障害-JGI、08年中山グランドジャンプ-JGI)がいる血統。
06年11月に美浦・矢野進厩舎からデビューし、3戦目で初勝利。07年ラジオNIKKEI賞(GIII)2着、セントライト記念(GII)3着など重賞でも好走を見せ、骨折による11か月の休養を挟んで転厩初戦となった今年8月の支笏湖特別(1000万下)で3勝目を挙げた。続く札幌日経OP(OP)、オクトーバーS(1600万下)はいずれも2着に敗れたが、格上挑戦だった前走のアルゼンチン共和国杯(GII)で重賞初制覇。今回がGI初出走だった。通算成績17戦5勝(重賞2勝)。
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