2歳王者決定戦の朝日杯フューチュリティS。近年、このレースの上位馬からクラシックホースが誕生していなかったが、昨年3着のキャプテントゥーレが今春の皐月賞馬に輝いた。昨年と今年の出走予定馬との成績を比較すると、芝のコースレコードを記録した馬が昨年の1頭に対して、今年は3頭。世代レベルを計る1つの指標と言える“レコードタイム”において、昨年よりスピードアップした今年のメンバーが、ここでどんな戦いを見せるのか、来春の勢力分布を占う上でも必見のレースとなる。
前々走の未勝利(札幌・芝1800m)快勝後、続く前走のデイリー杯2歳Sを1分33秒3のコースレコードで駆け抜けたシェーンヴァルト(牡2・岡田稲男)。逃げ込みを図るホッコータキオンを、ゴール直前できっちり差し切ったように、勝負根性は非凡。“器用さ”と“切れ味”を活かして、3連勝での2歳チャンピオン戴冠を目指す。
そのデイリー杯2歳Sで単勝1番人気の支持を受けたホッコータキオン(牡2・飯田明弘)。レースの主導権を取り、勝ち馬からタイム差なしの2着に踏ん張った。前々走の野路菊S(阪神・芝1800m)でも、1分46秒8のコースレコードで快勝している。持ち前のスピードは、阪神・京都の外回りコースより、直線の短い中山コースの方が、活きるだろう。後続の追撃を振り切って、重賞初制覇をこの大一番で飾りたいところだ。
前走、東京スポーツ杯2歳S2着のブレイクランアウト(牡2・戸田博文)。直線での叩き合いの末、クビ差敗れたが、メンバー中最速タイの上がり3ハロン33秒4(推定)の末脚を発揮。前半1000mが61秒0のスローペースということもあって、瞬発力勝負も味方したようだ。末脚の切れを活かせる展開になれば、好勝負必至だろう。
新潟2歳Sの覇者セイウンワンダー(牡2・領家政蔵)は、今回約3か月半ぶりのレースとなる。新馬・未勝利はともに2番手からの競馬だったが、前走は最後方追走から、直線大外一気のごぼう抜きで重賞初制覇を達成。この中間は、蹄球炎の発症で東京スポーツ杯2歳Sを回避して、このレースに目標を切り替えてきた。力を出し切れる状態に仕上がれば、上位争いに加わってくるはずだ。
前走の京王杯2歳Sを制したゲットフルマークス(牡2・岩戸孝樹)。前々走のすずらん賞(札幌・芝1200m)ではハイペースの逃げで直線失速して6着に敗れたが、前走ではうまくスローペースに持ち込んで逃げ切り、14番人気の低評価を覆して重賞タイトルを獲得した。同じく京王杯2歳S2着のフィフスペトル(牡2・加藤征弘)は、函館2歳S制覇から約3か月ぶりのレースとなったが、道中はうまく折り合い、上がり3ハロン33秒8(推定)の末脚を発揮して、勝ち馬から0秒2差まで詰め寄った。両馬ともにマイルは初距離で、200mの延長と中山の急坂克服がカギとなるだろう。
ミッキーパンプキン(牡2・清水出美)は、前走の萩S(京都・芝1800m)を1分47秒7の好タイムで逃げ切り勝ち。今回は、ホッコータキオンなど同型馬との兼ね合いがカギとなるが、自分のリズムで走ることができれば、3戦無敗で2歳馬の頂点に立っても驚けない能力の持ち主だ。
1 01 ミッキーパンプキン 牡2 55.0 O.ペリエ 西 清水 出美
1 02 シェーンヴァルト 牡2 55.0 北村 友一 西 岡田 稲男
2 03 セイウンワンダー 牡2 55.0 岩田 康誠 西 領家 政蔵
2 04 トウカイフィット 牡2 55.0 田中 勝春 東 栗田 博憲
3 05 ブレイクランアウト 牡2 55.0 武 豊 東 戸田 博文
3 06 トレノパズル 牡2 55.0 横山 典弘 東 伊藤 正徳
4 07 オメガユリシス 牡2 55.0 北村 宏司 東 坂本 勝美
4 08 ツルマルジャパン 牡2 55.0 松岡 正海 西 坂口 正則
5 09 エイシンタイガー 牡2 55.0 内田 博幸 西 西園 正都
5 10 トップオブピーコイ 牡2 55.0 勝浦 正樹 西 森 秀行
6 11 フィフスペトル 牡2 55.0 C.ルメール 東 加藤 征弘
6 12 ゲットフルマークス 牡2 55.0 蛯名 正義 東 岩戸 孝樹
7 13 ピースピース 牡2 55.0 吉田 隼人 西 荒川 義之
7 14 ブラストクロノス 牡2 55.0 江田 照男 東 岩戸 孝樹
8 15 ホッコータキオン 牡2 55.0 飯田 祐史 西 飯田 明弘
8 16 ケンブリッジエル 牡2 55.0 三浦 皇成 西 山内 研二
予想の方ですが、まず中山のマイル戦では、断然の内枠が有利!!このデータには、まず乗っかりたい!一番人気のブレイクランアウトは、完全に武豊の状態が気にかかる!明日の乗鞍は、このレースのみ!!来週の有馬記念への準備体操のつもりか??初の右回りでの結果はいかに?デイリー杯2歳S組の、シェーンバルト&ホッコータキオンだが、シェーンバルトの北村ってのも、どうかな?ホッコータキオンの方は、ミッキーパンプキンとの先行争いの兼ね合いからして外枠はやはり不利(そのはるか前にツルマルジャパンが行くと思いますが)飯田騎手も、中山競馬場での騎乗回数が、ほぼなく、ここは、あっさり消えてもらいます!!
次に、なかなか人気を背負っている、ミッキーパンプキンだが、好枠の1枠をGET!したが、少しレース間隔があいたのでは?前走の萩Sも1.47.7の好タイムも、たかが6頭立てのこのレース!ここは、ペリエの腕次第だが、危険な人気馬と見て、消します!!
結論(^O^)/
SS系種牡馬産駒が、なかなか苦戦をする中山コースなので、ここは、セイウンワンダーで勝負する!中14週という間隔は開きすぎだが、調教本数も豊富、そしてこの秋に活躍の、グラスワンダー×SSの血統は、スクリーンヒーローやサクラメガワンダーと同じ配合だ!!来週は騎乗停止になってしまった岩田騎手が、少し気掛かりだが、新潟2歳S組からは、過去にマイネルレコルトが勝っていますので、不安はありません!もう1頭は、フィフスぺトルです!折り合いに関しての不安もなく、鞍上を三浦→ルメールにスイッチした事からも、陣営の本気度を感じます!!あとは、人気のシェーンバルト&ブレイクランアウト、この2頭は、馬券に、絡めなければならないでしょう(^◇^)
まあ、このレース過去10年で11番人気以下の馬の複勝率が0%&1戦1勝の馬の複勝率が0パーセント&前走・芝1200Mだった馬の複勝率が0パーセント!なんです!しかしここ最近の傾向としては、段々と荒れる気配がしてませんか?←自分だけ(汗)
そこで、レース間隔が詰まった2頭を狙いたい!寒い冬場は、レースを使って馬体を絞る方法もある。前走1200Mを使った馬の成績は悪いが、ツルマルジャパンは、前走は休み明けでの敗退!新馬戦では、1600Mの阪神コースで、セイウンワンダーにも勝っているだけあって、実力は劣らない!!明日は、折り合いがカギ!!エイシンタイガーと、ウチパクとのコンビでは4戦して複勝率100%と信頼できる数字!!中山の坂も前走で経験済!!
もう1頭も、内枠から狙いたい!調教内容から、トウカイフィットだ!!タイキシャトル産駒は、中山コースに良積があり、鞍上も人気薄では恐い田中勝春!!
◎③セイウンワンダー
○⑪フィフスぺトル
▲②シェーンバルト
△⑤ブレイクランアウト
△⑧ツルマルジャパン
△⑨エイシンタイガー
×④トウカイフィット
買い目(^O^)/
・3連単フォーメーション
③⑪→②③④⑤⑧⑨⑪→②③④⑤⑧⑨⑪
・3連複軸1頭流し
⑪→②③④⑤⑧⑨
・3連複軸2頭流し
③⑪→②④⑤⑧⑨
結果は??
◎セイウンワンダーが内を鋭く突いて優勝!このレース父子制覇を達成です!!
馬券は、3連単&3連複GET!して、有馬記念と金杯の軍資金ができました(^O^)/
21日、中山競馬場で行われた第60回朝日杯フューチュリティS(2歳牡牝、GI・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気セイウンワンダー(牡2、栗東・領家政蔵厩舎)が、道中は中団のインを追走。直線では最内を突いて抜け出し、5番人気フィフスペトルの追い上げをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気ブレイクランアウトが入った。
勝ったセイウンワンダーは、父が97年にこのレースの前身である朝日杯3歳S(GI)を制したグラスワンダー、母セイウンクノイチ(その父サンデーサイレンス)という血統。今年4月のJRAブリーズアップセールにて最高価格となる2600万円(税抜)で落札されている。
今年6月のデビュー戦(阪神・芝1600m)はツルマルジャパンの2着に敗れたが、2戦目(阪神・芝1600m)を6馬身差で圧勝すると、続く新潟2歳S(GIII)では最後方から直線一気の末脚で重賞初制覇。今回はそれ以来3か月半ぶりの出走だった。通算成績4戦3勝(重賞2勝)。
・全着順&払い戻し(競馬ラボ)
・レース映像(JRA)
・レース映像(DREAM競馬)