2003年の優勝馬ネオユニヴァース、2006年の優勝馬メイショウサムソンが春のクラシック二冠を制覇。また、昨年の優勝馬スマイルジャックが日本ダービーで2着、昨年2着のフローテーションが菊花賞で2着に入るなど、スプリングSの好走馬は、のちのクラシック戦線での活躍が目立つ。今年も素質の高い馬が顔を揃えて激戦が予想されるだけに、楽しみは大きい。クラシック制覇に夢をつなぐのは、果たしてどの馬か?
アンライバルド(牡3・友道康夫)が勝った昨秋のメイクデビュー京都(芝1800m)は、非常にレベルの高い一戦。2着がのちにきさらぎ賞を制したリーチザクラウン、3着が阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったブエナビスタと、屈指の好メンバーによる上位争いだった。好位から上がり3ハロン33秒8(推定)の切れ味を発揮して快勝したこの馬の能力は、3歳世代の中でもトップクラスと言えるだろう。前走の若駒S(京都・芝2000m)では、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒9(推定)の末脚で圧勝。通算成績を3戦2勝として、重賞の舞台に駒を進めてきた。父ネオユニヴァースに続き、このレースで父子制覇を飾れば、皐月賞への視界は大きく広がることだろう。
昨年暮れの未勝利(阪神・芝1800m)を勝ったあと、500万下の福寿草特別(京都・芝2000m)も鮮やかに差し切ったリクエストソング(牡3・石坂正)。前走のきさらぎ賞でも、リーチザクラウンの2着に入ったように、確実にパワーアップを果たしている。半兄のミリオンディスクはダートの短距離で6勝しているが、この馬は芝の中距離で鋭い末脚を発揮している。デビューから4戦して、まだ連対を外していない堅実味も魅力。初の中山コースになるが、ここは重賞初制覇のチャンスと見て良いだろう。
父がクロフネ、母がフサイチエアデールという良血馬サイオン(牡3・堀宣行)は、将来性豊かな好素材。ここまで3戦2勝の成績で、前走の500万下(東京・ダート1600m)は豪快に差し切る強い内容。大物感たっぷりの走りを見せている。今回は初めての芝のレースになるが、血統面からも不安はなく、むしろ期待の方が大きい。全兄のフサイチリシャールは2006年のこのレースでメイショウサムソンにクビ差敗れているが、弟の同馬がVを飾る可能性は十分あるだろう。相手強化でも侮れない1頭だ。
ここまで5戦2勝3着3回と堅実なレースぶりが光るサンカルロ(牡3・大久保洋吉)は、前走のクロッカスS(東京・芝1400m)を快勝しての参戦。不良馬場のため勝ちタイムこそ平凡だが、勝ちっぷりはなかなか強いものだった。昨秋の東京スポーツ杯2歳Sでナカヤマフェスタ、ブレイクランアウトに続く3着に入った実績もあり、能力は非凡だ。ベストは左回りの東京コースだろうが、右回りの中山コースでも問題なし。馬場状態を問わない点も強みだ。
前走の朝日杯フューチュリティSで勝ったセイウンワンダーとタイム差なしの2着に惜敗したフィフスペトル(牡3・加藤征弘)は、弥生賞を見送ってこのレースにエントリー。朝日杯フューチュリティSを含めて、重賞で3連対(函館2歳S優勝、京王杯2歳S2着)の実績はメンバー中随一。今回は距離延長が課題となりそうだが、瞬発力とセンスの良さは今年の3歳馬の中でも際立つものがある。重賞2勝目も十分可能だろう。
3月4日に美浦トレーニング・センターの斎藤誠厩舎に入厩したイグゼキュティヴ(牡3・斎藤誠)。地方競馬所属だった昨年、ラベンダー賞(函館・芝1200m)3着、コスモス賞(札幌・芝1800m)2着、札幌2歳S2着に京都2歳S(京都・芝2000m)を優勝。前走のラジオNIKKEI杯2歳Sで5着に敗れた以外は、安定した成績を残している実力馬だ。中山コースは初めてとなるが、異なる競馬場で好成績を残している馬だけに、問題ないだろう。入厩後は順調に調整されており、1800mの距離も最適の印象で、今回も上位に顔をのぞかせてくれそうだ。
マイネルエルフ(牡3・鹿戸雄一)は、約4か月の休み明けで臨んだアーリントンCで12番人気ながらダブルウェッジの2着に好走。昨夏のクローバー賞(札幌・芝1500m)でも2着に入った実績があり、前走で改めて力のあるところを示した。昨秋のいちょうS(東京・芝1600m、11着)後の放牧の効果で、心身ともに成長した感がある。先行して粘り強いレースをするタイプで、中山の1800mはぴったり。重賞初制覇の可能性も十分だろう。
メイクデビュー阪神(芝1800m)、500万下のビオラ賞(中京・芝2000m)を連勝したキタサンガイセン(牡3・松田博資)は、前走のきさらぎ賞で5着。3連勝はならなかったが、道中で他馬と接触した影響があってのもので、悲観する内容ではなかった。末脚の力強さはこのメンバーに入っても上位の存在で、巻き返しがあっても驚けない。
レッドスパーダ(牡3・藤沢和雄)は、500キロを超える雄大な馬体で高い将来性を感じさせる1頭だ。キャリアはまだ3戦ながら、既に2勝をマーク。前走の500万下(東京・芝1600m)は、なかなかの好メンバーがそろっていたが、先行して楽に抜け出したレース内容は見事だった。重賞初挑戦の今回は、さらなる相手強化となるが、素質では全く見劣りしない。伸びしろの大きさを考えれば、首位争いに加わっても不思議ではないだろう。
前走500万下の水仙賞(中山・芝2200m)を直線一気の強襲で快勝したセイクリッドバレー(牡3・高橋裕)。これまで重賞では、東京スポーツ杯2歳S7着、京成杯6着と苦戦しているが、勢いに乗る今回は、上位進出も可能だろう。中山コースでは、前走のほかに、500万下の葉牡丹賞で2着、オープン特別のホープフルS(ともに芝2000m)で3着に入っており、適性は十分。豊富な経験と鋭い末脚を武器に、虎視眈々と上位進出を狙う。
前々走の中京2歳S(中京・芝1800m)を勝ち、前走の若駒Sでもアンライバルドの2着に入ったメイショウドンタク(牡3・武田博)。前々走は逃げ切り、前走は好位から脚を伸ばして好走しているように展開に注文がつかず、中山コース向きの器用さを持っている。重賞初挑戦だった昨秋の東京スポーツ杯2歳Sでは見せ場を作れず10着に敗れたが、地力を強化した今なら重賞でも好走可能だろう。
不良馬場だった昨夏の新潟2歳Sで2着に好走したツクバホクトオー(牡3・尾形充弘)は、休養明け3戦目でローテーションは理想的。馬場状態に注文がつかないタイプで、混戦になれば浮上の余地はありそうだ。
1 01 リクエストソング 牡3 56.0 後藤 浩輝 西 石坂 正
1 02 フィフスペトル 牡3 56.0 武 豊 東 加藤 征弘
2 03 トップクリフォード 牡3 56.0 柴田 善臣 西 山内 研二
2 04 マイネルエルフ 牡3 56.0 津村 明秀 東 鹿戸 雄一
3 05 リスペクトキャット 牡3 56.0 田中 勝春 東 相沢 郁
3 06 イグゼキュティヴ 牡3 56.0 松岡 正海 東 斎藤 誠
4 07 レッドスパーダ 牡3 56.0 北村 宏司 東 藤沢 和雄
4 08 セイクリムズン 牡3 56.0 幸 英明 西 服部 利之
5 09 ツクバホクトオー 牡3 56.0 吉田 隼人 東 尾形 充弘
5 10 メイショウドンタク 牡3 56.0 藤田 伸二 西 武田 博
6 11 メイショウダグザ 牡3 56.0 蛯名 正義 西 南井 克巳
6 12 アンライバルド 牡3 56.0 岩田 康誠 西 友道 康夫
7 13 キタサンガイセン 牡3 56.0 安藤 勝己 西 松田 博資
7 14 サンカルロ 牡3 56.0 吉田 豊 東 大久保 洋吉
8 15 サイオン 牡3 56.0 三浦 皇成 東 堀 宣行
8 16 セイクリッドバレー 牡3 56.0 勝浦 正樹 東 高橋 裕
今週の話題は、やはりWBCでしょうか??韓国との対戦成績も2勝2敗とし、出来れば再び、決勝で戦う可能性もありますので、楽しみなんですが、ひとつ気になったのが、横浜の村田の故障です。これは、横浜ファンには痛い!!!
こういう事態を想定した中日サイドから見れば、「だから、言わんこっちゃない!」というのが本音だろう。イチローの不調だが、投手陣の素晴らしい頑張りによってカバーされている感じ。特に松坂には脱帽する。打者の方では、青木の活躍が目まぐるしい!!彼も将来はメジャー志向なわけで、これだけいいバッターがまた海を渡るのは、寂しい気持ちになる。阪神ファンとして、鳥谷と青木を常に比較してしまうのだが、この二人の実力差は現在、かなりあると思うのは、私だけではないはず(+o+)鳥谷くん、もっとがんばれよ!!!!!
もうひとつは、陣内&紀香の離婚問題!!
陣内の浮気とDVが原因とか??紀香の風水好きに陣内が嫌気をさしたとか(陣内はキレるのが早い)??
こんな事を書かれていますが、ほんま離婚するまで、早かったなあ!!って感じです!!
では、予想にいきます。昨日行われた皐月賞TR若葉Sで、トライアンフマーチとベストメンバーが本番への切符を手中にしました。ヤマニンウインスカーからの流し馬券を買っていた私には辛い結果となりました。あれだけ、前が壁になれば、きつかったでしょう。今日の負けで評価が下がる事はありません(^v^)
さて、残る切符は3枚です!!明日のスプリングSで賞金が欲しいのは、アンライバルドでしょう!!あの、リーチザクラウン&ブエナビスタを負かしている逸材ですから、今日は1番人気になるでしょう。
名牝のバーレークイーンは、フサイチコンコルド、ヴィクトリー&リンカーンの母グレースアドマイヤ、カンパニーの父、ミラクルアドマイヤ、ボーンキングなどを輩出!!しかし7番仔~12番仔からは、好成績は出ていない。
つまりは、バーレークイーンの最盛期はすでに過ぎている????
アンライバルドの今後の成績も????なのである!!
同じ繁殖牝馬から活躍馬が複数出る場合は、だいたい5年以内が相場!のような気がする(大きい事を言うたが不安)!
明日の舞台は、中山1800mです。昨日のフラワーCでも先行していた2頭で決着!!アンライバドルは、差しタイプの脚質で比較的に軽い馬場の京都コースしか経験がありません。勿論、急坂は未経験!!初の長距離輸送!!しかし、頭に持って来る事にしました!!
結論!!
◎リクエストソングを推奨する!坂のある阪神コースも既に克服し、2走前には、あのヤマニンウインスカーも撃破!きさらぎ賞の連対馬は、このレースでも高い確率で好走します。前に行く競馬も経験済みなので、中山コースは合うはず!!本番は、きっと勝てないのでこのレースが稼ぎ時!!SK×トニービンという血統も後押しする★
対抗は、アンライバルドだ!!調教タイムを評価した!!後は、当日の馬体重次第だ!!続いてあのトーセンジョーダンと中山を舞台にいい勝負をしてきたセイクリッドバレーを抜擢!!中山では早くも6戦目でコーナー4つもお茶の子さいさい!!本命のリクエストソングと同じロベルト系もシブイところ(・。・)
後は、調教抜群のフィフスぺトル。やはりベストはマイルか?1枚割引き!
同じくSK産駒の2頭の、サンカルロと前で競馬できるマイネルエルフ。母父SSは、引き続き要注意でトップクリフォード(^v^)
◎①リクエストソング
○⑫アンライバルド
▲⑯セイクリッドバレー
△②フィフスぺトル
△③トップクリフォード
△④マイネルエルフ
×⑭サンカルロ
買い目!!
3連単フォーメーション
①⑫→①②③④⑫⑭⑯→①②③④⑫⑭⑯
3連複軸1頭流し
①→②③④⑫⑭⑯
3連複軸2頭流し
②⑯→①③④⑫⑭
結果は!!!!

アンライバルドが、激勝V!!!
やはり、強かった!!しかし馬券は外れ↓
これで、クラシック牡馬戦線は混戦になりましたね!!皐月賞の予想大会では、みんなが、どれを本命にするか、楽しみですね(^v^)
しかし、バーレークイーンは、恐ろしい名牝だ!!
22日、中山競馬場で行われた第58回スプリングS(3歳牡牝、GII・芝1800m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気アンライバルド(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、中団追走から直線で一気の伸び脚を見せ、8番人気レッドスパーダに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。さらに3/4馬身差の3着に2番人気フィフスペトルが入った。なお、上位3頭には皐月賞(GI)への優先出走権が与えられる。
勝ったアンライバルドは、父ネオユニヴァース、母バレークイーン(その父Sadler's Wells)。半兄にフサイチコンコルド(日本ダービー-GI、父Caerleon)、ボーンキング(京成杯-GIII、父サンデーサイレンス)。甥にヴィクトリー(皐月賞-GI)、リンカーン(阪神大賞典-GIIなど重賞3勝)、姪にアンブロワーズ(函館2歳S-GIII)がいる血統。父ネオユニヴァースは03年のこのレースを制した後、皐月賞、日本ダービーの春クラシック2冠を制している。
昨年10月26日のデビュー戦(京都・芝1800m)でリーチザクラウン、ブエナビスタらを破り快勝。2戦目の京都2歳S(OP)は3着と敗れたが、前走の若駒S(OP)で2着に3.1/2馬身差をつけ2勝目を挙げていた。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の岩田康誠騎手は、根岸S(GIII、フェラーリピサ)に続くJRA重賞制覇で、今年2勝目、通算26勝目。管理する友道康夫調教師は、昨年の鳴尾記念(GIII、サクラメガワンダー)以来のJRA重賞制覇で、通算8勝目となった
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