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涼・斬・伯のブログ一覧

2009年06月07日 イイね!

第59回 安田記念(G1)/雌雄を決する、ダービー馬決戦第3R!!

初夏を感じさせる涼風のなか、東京コースで繰り広げられる名マイラーたちの熱き戦い。今年も香港の強豪が姿を見せて、ムードは一段と盛り上がってきた。ヴィクトリアマイルを快勝したウオッカがGI 連勝を飾るか、それとも昨年のダービー馬ディープスカイが得意の東京コースで豪快に差し切るのか、あるいはスーパーホーネットが悲願のGI 奪取か。5週連続GI レースが開催される舞台で鮮やかに舞うのはどの馬だろうか。夏の到来よりも一足先に府中のターフがヒートアップする。

ヴィクトリアマイルで7馬身差の圧勝劇を演じた名牝ウオッカ(牝5・角居勝彦)。これで東京コースでのGI・JpnI 勝ちは日本ダービー、安田記念、天皇賞(秋)に続いて合計4回目になった。まさしく“府中の女王”と呼ぶに相応しい実績で、当コースにおける強さは格別だ。今度は牡馬のトップクラスが相手となるだけに油断はできないが、昨年もこのレースで見事なパフォーマンスを披露しており、主役は譲れないところか。安田記念連覇へ向けて、賞金女王は邁進する。

3歳時の昨年は、NHKマイルC→日本ダービーを連勝。JRA賞最優秀3歳牡馬に選出されたディープスカイ(牡4・昆貢)。今季はこのレースを目標にして態勢を整えてきた。ステップレースとして臨んだ前走の産経大阪杯では、ドリームジャーニーの末脚に僅かに屈したが、59キロを背負ってのクビ差2着。先着を許した相手が57キロであったことを考えれば、勝ちに等しい内容だった。今回は他の馬との斤量差もなくなり、最も持ち味が活きる東京コースが舞台。3度目のGI 制覇に向けて視界は良好と見て良いだろう。

前走の読売マイラーズCを快勝、これで獲得した重賞のタイトルはスワンS、京王杯スプリングC、毎日王冠に続き通算4個目となったスーパーホーネット(牡6・矢作芳人)。昨年の安田記念では1番人気に支持されたが8着に敗退。その後は着実に地力を強化して、今年は雪辱のチャンスを迎えた。昨秋の毎日王冠でウオッカを差し切った実績がある府中コースで、悲願のビッグタイトル奪取がなるか、大いに注目を集める。冬場を休養に充てて、ここが休み明け2戦目。状態も非常にフレッシュなだけに、持てる能力を存分に発揮できそうだ。

前走の高松宮記念を鮮やかに逃げ切り、待望のGI タイトルをその手中に収めたローレルゲレイロ(牡5・昆貢)。今度はマイルのGI 制覇を狙って登場する。前走は1200mでフルにスピードを活かしたが、東京・芝1600mでは、一昨年のNHKマイルCで2着、昨年の東京新聞杯優勝の実績があり、距離・コースともに不足はない。前走で勲章を得て貫禄も出た今、GI 連勝も夢ではないだろう。

まだGI タイトルは持っていないが、実力は優にGI 級のカンパニー(牡8・音無秀孝)。2005年の京阪杯優勝に始まり、2006年の産経大阪杯、2007年の関屋記念、2008年の中山記念と読売マイラーズC、そして今年の中山記念と、重賞の優勝回数は実に6回を数える。後はGI のタイトルを獲得するだけだ。今季は前々走の中山記念1着、前走の読売マイラーズC2着と、順調にレースを消化して大一番を迎えた。昨秋の天皇賞(秋)でウオッカ、ダイワスカーレットに迫った末脚は今も記憶に新しい。ここは悲願のGI 制覇の好機だ。

前々走の東京新聞杯で待望の重賞初制覇を飾ったアブソリュート(牡5・宗像義忠)。5歳の春を迎えて本格化のムードだ。前走の読売マイラーズCは休み明けが影響したのか5着に敗れたが、勝ち馬とはわずか0秒3差。本番につながる内容だった。今季最大の目標としていたこのレースは、〔3・1・1・1〕と得意にしている東京コースが舞台。この時季は雨の影響で馬場が柔らかくなることも多く、前々走の勝ちっぷりから道悪馬場は何ら問題ないのも強味だろう。

前哨戦の京王杯スプリングCを制したのは、上がり馬スズカコーズウェイ(牡5・橋田満)。1600万下の朱雀S(京都・芝1600m)を勝利した直後で8番人気だったが、馬場の中央を力強く伸び、トウショウカレッジやファリダットとの追い比べを制して重賞初制覇を飾ったのは立派。相手はさらに強化されるが、この馬自身もまだ伸びしろを残しており、東京コースも〔2・0・2・0〕と相性は上々。目下2連勝の勢いを駆ってGI 制覇に挑む。

スマイルジャック(牡4・小桧山悟)は、前走の京王杯スプリングCで7着。3コーナーで挟まれて一旦下がる不利が応えた。騎乗していた田中勝春騎手も「終いは伸びているだけに、もったいなかったですね」と、力負けではないことを強調。1番人気に応えられなかったが、まだ見限れない実力馬である。昨年は日本ダービーでディープスカイに0秒2差2着の実績があり、左回りは折り合い面もスムーズ。ここにきて体調は上向いているだけに、本領発揮の舞台になるかもしれない。

前走の京王杯スプリングCでインから伸びて3着のファリダット(牡4・松元茂樹)。なかなか重賞を勝ちきれないが、確実に伸びてくる末脚は魅力だ。1マイルでは〔1・0・1・1〕の実績があり、十分に守備範囲に入る。今回コンビを組む予定の安藤勝己騎手が新味を引き出してくれれば、重賞初勝利がGI という可能性もあるだろう。

トウショウカレッジ(牡7・池添兼雄)は、前々走の高松宮記念4着のあと、前走の京王杯スプリングCで2着に好走。ここにきて安定して力を発揮できるようになり、前走の内容もほぼ勝ちに等しいもので、地力強化は疑いようがない。これまで東京コースでは〔1・2・1・1〕と好成績を残しており、直線の長いこの舞台は最適の印象がある。まだ重賞の勝ち鞍がなく、実績では一歩譲るが、今の状態の良さと強靭な末脚を武器に上位進出を狙う。

重賞4勝馬のコンゴウリキシオー(牡7・山内研二)は、1年以上勝利から遠ざかっているが、前走の都大路S(京都・芝1600m)では、逃げて0秒3差4着に粘り、復調気配を示している。一昨年の安田記念でダイワメジャーにクビ差2着の実績があり、底力からも侮れない1頭になりそうだ。

ライブコンサート(せん5・白井寿昭)は、近5走で3勝をマークしている上がり馬。芝1600mで5勝を挙げているように、距離適性は高い。東京・芝コースで〔1・2・1・0〕という堅実な成績からも面白い存在だ。

香港から遠征してきたサイトウィナー(せん6・J.サイズ)は、前走のチャンピオンズマイル(国際G1・芝1600m)を優勝しての来日。勢いがあり、自在のレースぶりも魅力だ。過去にも香港勢の活躍が非常に目立つこのレース。今年もVを狙える強力な馬が緑の府中に姿を見せる。

同じく香港から来日したアルマダ(せん8・J.サイズ)は、昨年のこのレースで2着の実績が光る。前走のチャンピオンズマイルは9着に敗れているが、勝ったサイトウィナーとは0秒5差。東京コースでD.ホワイト騎手とのコンビなら、昨年同様のパフォーマンスが期待できるだろう。

他にも、阪神Cの覇者マルカフェニックス(牡5・松永昌博)や京都金杯の優勝馬タマモサポート(牡6・藤岡健一)なども参戦。伏兵陣のレベルも高く、激戦が予想される。

(片野昌一)

1 01 スズカコーズウェイ 牡5 58.0  後藤 浩輝 西 橋田 満
1 02 スマイルジャック 牡4 58.0  岩田 康誠 東 小桧山 悟
2 03 ウオッカ 牝5 56.0  武 豊 西 角居 勝彦
2 04 ファリダット 牡4 58.0  安藤 勝己 西 松元 茂樹
3 05 ホッカイカンティ 牡4 58.0  石橋 脩 東 柴田 政人
3 06 ディープスカイ 牡4 58.0  四位 洋文 西 昆 貢
4 07 ライブコンサート セン5 58.0  和田 竜二 西 白井 寿昭
4 08 アブソリュート 牡5 58.0  田中 勝春 東 宗像 義忠
5 09 カンパニー 牡8 58.0  横山 典弘 西 音無 秀孝
5 10 タマモサポート 牡6 58.0  津村 明秀 西 藤岡 健一
6 11 コンゴウリキシオー 牡7 58.0  戸崎 圭太 西 山内 研二
6 12 トウショウカレッジ 牡7 58.0  内田 博幸 西 池添 兼雄
7 13 スーパーホーネット 牡6 58.0  藤岡 佑介 西 矢作 芳人
7 14 マルカフェニックス 牡5 58.0  福永 祐一 西 松永 昌博
7 15 リザーブカード 牡6 58.0  三浦 皇成 東 栗田 博憲
8 16 アルマダ セン8 58.0  D.ホワイト 他 J.サイズ
8 17 ローレルゲレイロ 牡5 58.0  藤田 伸二 西 昆 貢
8 18 サイトウィナー セン6 58.0  B.プレブル 他 J.サイズ


まずは、過去の傾向から探っていきましょう!(^^)!

2008(ウオッカ)3-4
12.1-11.1-11.4-11.6-11.7-11.4-11.4-12.0 (46.2-46.5) M 1.32.7
(34.6-23.3-34.8)
ミドルペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

2007(ダイワメジャー)4-4
12.3-10.7-11.1-11.8-11.6-11.3-11.5-12.0 (45.9-46.4) M 1.32.3
(34.1-23.4-34.8)
ミドルペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

2006(ブリッシュラック)10-9
12.4-11.0-11.4-11.6-11.7-11.5-11.4-11.6 (46.4-46.2) M 1.32.6
(34.8-23.3-34.5)
ミドルペースで、スピード一定型の後傾ラップ!

2005(アサクサデンエン)8-8
12.2-10.7-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2 (45.6-46.7) M 1.32.3
(33.9-23.5-34.9)
ミドルペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

2004(ツルマルボーイ)16-14
11.9-10.4-11.4-11.9-11.9-11.3-11.6-12.2 (45.6-47.0) H 1.32.6
(33.7-23.8-35.1)
ハイペースで、スピード一定型の前傾ラップ!

過去の傾向からいくと強豪馬が揃うG1ですから、スローペースにはなりません。牝馬限定のVMとは違い、毎年究極のガチンコ勝負となるわけです。即ち、府中のマイルを息を入れる事なく走破するには究極のスタミナが要求される為にスピード一定型のガチンコ勝負が得意な馬をピックアップし、スローからの瞬発力勝負が得意な馬は消す!という訳です。

各前哨戦をおさらいしましょう。

・ヴィクトリアマイル(ウオッカ)
12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8 (46.7-45.7) 1.32.4 SM
(34.7-23.9-33.8)
スロー寄りミドルペースで、ラップ最大高低差12の後傾ラップ!

過去の安田記念の傾向と比較すると、テンが34.7秒と遅いわりに中盤23.9秒と時計は遅く完全に上がりの勝負になっています。
ラップギアを使って説明すると、▼07▼04△10と、第6ハロンから第7ハロンもラップが0.3秒短縮されている。これは、ウオッカが前半で脚を溜められたという事ですね。走破タイムが優秀でも評価できないという事です。安田記念ではまずこういう甘い展開にはなりませんので!

・マイラーズC(スーパーホーネット・カンパニー)
13.0-11.8-11.4-12.1-11.9-11.0-11.0-11.7 (48.3-45.6) 1.33.9 SS
(36.2-24.0-33.7)
超スローペースで、ラップ最大高低差11の後傾ラップ!

テンがまず遅過ぎますね!第3ハロンで時計が速くなったのはハナ争いが長引いたからです。テンと中盤は緩々な訳ですから、上がりの瞬発力勝負になりました。安田記念が求めるスピードの持続力とスタミナのフラグはこのレースでは不成立になりますね!

・京王杯SC(スズカコーズウェイ・トウショウカレッジ・ファリダット他)
12.8-11.2-11.1-11.3-11.0-11.3-11.9 (35.1-11.3-34.2) SM 1.20.6
スロー寄りミドルペースで、スピード一定型の後傾ラップ!

第1ハロンの時計は遅いが、第2ハロン以降は、スピード一定型の時計!安田記念の傾向のラップと合致し、京王杯SC上位馬は要注意か!しかし、0.9秒差の後傾ラップには疑問も!

・大阪杯(ディープスカイ)
12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7 (60.0-59.7) M 1.59.7
(36.0-48.9-34.8)
ミドルペースで、ラップ最大高低差16の後傾ラップ!

ミドルペースだが、古馬重賞の1000m通過タイム1分とは遅い!テンも遅いが、第6ハロンで息が入って、最後の上がり勝負になっている。レース評価はさほど高くない。

・都大路S(ライブコンサート、コンゴウリキシオー他)
12.3-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-11.7-11.8 (46.8-46.2) SM 1.33.0
(35.0-23.2-34.8)
スロー寄りミドルペースで、スピード一定型の後傾ラップ!

安田記念の傾向に比べると、テンが遅い後傾ラップは評価できない。この組からの好走は厳しい。
 
・谷川岳S(ホッカイカンティ)
12.4-10.4-11.0-12.0-12.0-11.4-11.8 (33.8-12.0-35.2) H 1.21.0
ハイペースで、ラップ最大高低差10の前傾ラップ!

道中に、12.0秒台のラップが2回と息が入ったレースで瞬発力を要するレース。前半にハイペースになる2004年の安田記念と酷似したパターン!先行争いが激化するとその反動で息がはいりやすいパターンなので、本番テン33秒台になれば、ホッカイカンティは嵌る可能性がある。ただこの時の斤量は55キロで本番は58キロなのでどうでるか!

前哨戦はこんな感じです。やはり安田記念の勝ち馬を見ると香港馬を除いては、中距離実績のある馬が断然多いですね。まず気になった所を調べました。京王杯SC組です。過去の傾向で、京王杯SC組で馬券になったテレグノシス、アサクサデンエンなのですが、共に前哨戦のこのレースを前傾ラップのレースで連対していました。08年スーパーホーネット、06年オレハマッテルゼの2頭は京王杯SCを後傾ラップで勝っています。面白いのは、07年の勝ち馬のエイシンドーバーなのですが、このレースを前傾ラップで勝っています。しかし次走の安田記念では6着でしたが、昨年の安田記念では3着と馬券になってます。逆にここで大きく敗退したスマイルジャックとリザーブカードはこのレース展開が適正外の可能性がある為に、もう少し調べたいですね!同じく勝ち時計の遅い都大路S組も軽視してもいいと思います。こんな甘っちょろい時計で安田記念は通用しません(+o+)

・アブソリュート
祖母は名牝のダイナアクトレスで近親にスクリーンヒーロー、ステージチャンプがいる血統!
初重賞制覇となった東京新聞杯のラップを見てみよう!
12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9 (47.2-49.7) H 1.36.9
(35.0-24.4-37.5)
ハイペースで、ラップ最大高低差9の前傾ラップ!

このレースは不良馬場で行われたがテンも中盤も速く、上位3頭は後方待機組で展開に利があった。先行勢が崩れる中6着に踏ん張ったタマモサポートの方が注目といえる内容。その他のレースもタニノギムレット産駒らしく瞬発力勝負で勝っている。マイラーズCは得意な展開だったが5着。負けた上位4頭の壁はさすがに高く、今後はこのクラスでの修行が必要!

・カンパニー
もう8歳ですよ!安田記念は3回目のチャレンジも、5着、11着と敗退。安田記念よりかは少しラップが緩みやすいマイルCSでは、5着、4着と着順を上げて来るのを見ると、やはり時計が少し掛かるレースが得意。中山記念、マイラーズCとも瞬発力勝負を要したレースだったので、一気に時計は速くなる安田記念での好走は?厳しいか.....しかし、3度目の正直で安田記念を制した実績のあるタイキブリザード、ブラックホーク、ダイワメジャーなど、当馬にとって嬉しいデータもある!

・コンゴウリキシオー
都大路Sでは4着に踏ん張ったが走破時計は遅かった。全盛期の粘りはなくなり、いきなりの一変は考えにくい!

・スズカコーズウェイ
父ジャイアンツコーズウェイは、なんか凄い種牡馬らしいです!(^^)!
京王杯SC上位組の1頭で上記に記載した通り買いたくない1頭ですね。2年連続で心斎橋Sで敗退しているのですが、ここも時計が速い決着でした!ここは狙い下げで...

・スマイルジャック
非常に特徴の掴み憎い馬という印象↓前走は他馬との接触もあり度外視OK!ここ3戦は、末脚勝負に脚質転換している。結局、本番でも後方待機をしてくれれば怖くないのだが、前で競馬されると少し怖い。3歳の春迄は、先行タイプの瞬発馬だった。皐月賞なんかは実際にこの馬に大歓迎の展開だったが敗退!しかし、ダービーでは右肩上がりラップで好走!これなら神戸新聞杯も同じ右肩上がりラップなのに敗退!3歳の秋迄は、気性の激しいところを見せていたが、4歳になって脚質転換させてからは、折り合いがうまくいくようになった様子。実質、そこそこの急流で好走したのはダービーだけで、スタミナのフラグ成立には疑問(+_+)後方待機でも、ディープスカイ、スーパーホーネットを上回る期待度も低いと思います。

・タマモサポート
1600mから1800mの速い時計勝負でとにかく成績が安定している。とにかくスローからの上がり勝負が大嫌いなのだ!スローになれば、掛かって掛かって仕方ないのがよくわかる。都大路Sでも実際掛かっていました!(^^)!東京新聞杯でも、あの不良馬場を先行しての6着は大変優秀で、スタミナのフラグは成立!安田記念の流れが、合わないわけは無く、外からウオッカ、ホッカイカンティを見ながらレース出来るのも好材料で、今週の人気薄激走馬に指名!

・リザーブカード
富士Sの持ち時計は優秀で一発の魅力は秘めるものの、終い末脚にかける脚質がこのG1で通用するかは疑問。スロー、ミドルとどっちが得意というわけではない。これは固定した騎手に乗ってもらえていないので色々な位置取りで試される事が多く、展開の利があった時だけに好走するパターンが多い。鞍上の魅力もG1ではパンチ不足だが、少し買いたい気持ちもある(+_+)

・ファリダット
安田記念特有の急流は得意な部類に入るのだが、府中のマイル戦をこなすスタミナに関しては燃料タンクが不足気味。中2週での再度長距離輸送も不安材料にあたる。この馬を狙うなら、前傾ラップの阪神Cや京都金杯で着順が上のマルカフェニックスやタマモサポートの方が狙って妙味あり。

・ホッカイカンティ
昨年のクラシック路線には乗れなかったが、休養明けの昨年11月からの快進撃は侮れない存在!1600万条件での東京マイル戦を1.32.7の持ち時計がある上に、東京、阪神外回り、新潟と直線の長いコースが大好物!ニューイヤーSこそ敗退しているものの出遅れた上に0.3秒の着差なら度外視で今回、非常に買いたい1頭!初の58キロの斤量がカギ!

・ライブコンサート
そこそこの急流での対応は垣間見えるが、ほぼ前傾イーブン後傾ラップ迄での好走例がなく、この相手での一変は厳しいか!持ち時計も、このメンバーでは遅い!父シングスピールの血統はこの条件ではちょっと怖いですけど.....消すやろうな....

・トウショウカレッジ
昨年の5月から12連戦!使われ過ぎです!もう休ませてあげて下さい!消しです!

・香港勢2騎
アルマダは去年の2着馬なのでいちお買います。チャンピオンズマイルのラップを探したのですが、これしか見つからず↓(48.3-45.6)まあ結局スローだったのがわかりました。サイトウィナーは展開と馬場に恵まれたと言われていますのでこのスローが向いたと予想して、ここは消しか....

・ローレルゲレイロ
コンゴウリキシオーとの兼ね合い次第では逃げるだろうが、近走のコンゴウリキシオーの馬テン3ハロンを見ると、往年のダッシュ力は見れず、ローレルゲレイロが行く可能性は非常に高いと見ます!同厩舎のディープスカイの調教が終い重点に於いています。昆調教師が、ローレルゲレイロが6ハロン戦と2カ月ぶりの臨戦から、ハイラップを刻んで行く可能性を見越しているのではないでしょうか?藤田騎手はテンは速く、中盤を緩めたいはずで折り合い次第では馬券圏内と見て押さえ!

・スーパーホーネット
まず展開に注文がつく!ミドルペースなら馬群に沈む可能性が高いが、今回はローレルゲレイロがハイラップでレースを作る可能性があるので、押さえる必要はあり!

・ディープスカイ
こちらも展開次第!ハイラップの展開でなければ、勝つのは厳しいと見る!マイルでの厳しい競馬を経験していないのはウオッカに見劣る!ただ昨年の神戸新聞杯、天皇賞の中味は非常に濃く、スーパーホーネットよりかは急流に向くはずでスタミナも、ディープスカイ>スーパーホーネットではないか?

・ウオッカ
ドバイDFのラップを解析したい!手元にあるデータは勝ち馬のグラディアトーラスのラップだがこのレースを2ハロン目以降からは先頭で逃げ勝ちしているので、そのままレースラップと考えてよい!

12.8-10.8-11.4-11.5-11.6-11.8-11.6-11.9-13.1 (1.46.92)
(35.0-34.9-36.6)
このレースは1777m戦なので、テンの時計に23mぶんの時計(約1.2秒)を足して考えると、勝ったグラディアトーラスはかなり強い!!中盤を加速して逃げて最後の3ハロンも11.6-11.9-13.1とまとめられたら、どうしようもない!

続いてウオッカのラップ

13.0-11.4-11.1-11.7-11.9-12.2-11.3-11.2-14.0

中盤以降に11.9-12.2にラップを緩めたのは、ウオッカと後続グループとの駆け引きと見れます。もちろん前のグラディアトーラスはあのペースで逃げているのですから、必ず垂れてくると思ったはずが、差は縮まらずここで(12.2-11.3)早めの仕掛けをせざるおえなかった!結果は、ここで燃料を一気に使用した為に最後は14.0と垂れている。ウオッカは、グラディアトーラスを負かしにかかって敗退したのが良くわかる。即ち、2着なら十分に狙えたのではないでしょうか!こんな、世界の強豪と互角に競馬できるウオッカは、もちろん安田記念連覇確実と見て、本命に推奨する!

結論!
東京地方の雨は心配ないでしょう!天気は晴れで気温も28度となれば馬場回復は見込めそうで、良馬場設定の予想でいきます(+o+)
今回は、ローレルゲレイロの逃げを予測したい!ミドルならウオッカ!ハイペースならディープスカイやスーパーホーネットに向きそう!しかし、ローレルゲレイロは、昨年の東京新聞杯と阪急杯のラップを見ると、緩急ラップが使えるタイプではなく、スピード一定型で逃げそうで、ますますウオッカに展開は有利ではないでしょうか!しかし、ディープスカイもマイルの急流を捌ける能力は未知なのでウオッカに土をつけられる可能性もなくはない!馬場は荒れてきているので距離短縮は好材料!
スーパーホーネットは勝ち負けは厳しいと見たい!重馬場なら1発あったのだが、馬場は回復しそう。テンが33秒前半のハイラップになって初めて勝利への光明が見えるがこの展開は考えにくい!2,3着の押さえが妥当。やはりここは、ダービー馬同士の1,2フィニッシュが有力ではないでしょうか!
しかし、1番人気の10連敗のデータには少し乗っかりたいので、穴馬券も少し買います!(^^)!
Posted at 2009/06/07 09:16:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | 競馬の話題 | 日記

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