車のオートバイのレストアを頼まれた、ガソリンタンクのレストア
ネットオークションで買ったというガソリンタンクの程度が酷かった。
内部は錆びだらけ、塗装を剥がすと大きな凹みや小穴が空いていた。そのタンクの溶接をサンダーで削り取り二つに分割しました。
凹みは内側からある程度叩き出し、せっかくなので、錆はワイヤーブラシやベルトサンダーで削り落とします。
私は溶接が出来ないので、レース部品を作っている友人に頼んで、溶接してもらいました。小穴も穴埋めしました。
錆を取ったので鉄板が薄くなり、ピンホールが数か所出来ました。それを溶接して確認、また溶接を繰り返しましたが、全ては埋めるのは無理と判断、仕方なくコーティングします。
錆取り剤で錆を取った後、100円位の水抜き剤(アルコール系)を入れて残っている水分と同化させて、真夏の車の中に入れて一気に蒸発させます。これをすると、溶接の合わせ目に入ってなかなか蒸発しない水も、鉄が酸化する前に完全に除去出来るのです。
完全蒸発後に、タンク内コーティング剤で内部全面をコーティングして塗装屋さんにお渡ししました。
今でも、ガソリン漏れは無く、調子よく走れています。
詳細はブログで書いています。
https://ameblo.jp/tristarstec/entry-12726651962.html
Posted at 2024/07/13 10:42:05 | |
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