
懐かしい写真が出てきたので、タイトルについても…。
画像のは以前乗ってたCR-Z、最初のレイル製の剛性パーツをつけた時のもので、ここから徐々に増えていくわけですが、もちろんボディ剛性だけじゃなく脚周りも強化してました。
目的はサーキット走行が目的でした。
それ以外にもロールゲージや溶接のスポット増しは当然しました。サーキット走行では高速走行等で車の負担が大きいので、シッカリとやる必要があります。
それではN-ONEに置き変えてみると、私なりの考えなので悪しからずです。
ぶっちゃけると必要ないですね。
確かに剛性パーツをつけることによって、車体はより強度な物になります。
一見メリットがあるように思えますが、デメリットの方が多いように思えます。
まず、公道はサーキットのように整備が整ったフラットな路面ではありません。
凸凹な路面もあれば、歪んだ路面もあります。
高速でそんな状況の中で硬くなった車体で路面の悪い所を走ればダイレクト伝わり、車体へのダメージも逃すことなく全て受けることになります。という事は、乗り心地も悪くなるという事ですね。剛性を上げる事でハンドリング反応が良くなります。これも良いように聞こえますが、より機敏になる事で突如に起きるトラブルで急ハンドルをする際には車体の動きが機敏になり、操作が難しくなり事故を起こすケースもあります。また、車体がコーナーでの踏ん張りは良くなりますが、天気の関係で雨や雪の場合アンダー傾向が強くなり曲がらなくなりガードレールに突っ込んだり、反対車線にはみ出し対向車にぶつかると言った事故も起きます。
少し話はズレますが、良くチューニングで目にするツライチ。見た目は良くなりますが、ちゃんとした脚周りのセッティングをしないと走行性能を落とす事になります。
例えばタイヤ間隔を開けるという事は、人で言うところの脚を広げるという事です。大股広げて走って曲がるって大変だと思います。それが車にも言える事なんですよね。ツライチにしてもちゃんとトー角、キャンバー角をセッティングしてあげないと、ただ見た目が良いだけの車になってしまいます。大体の方は剛性パーツをつけてローダウンしてツライチにして終わり。セッティングしてる方は少数だと思います。
なので、チューニングと言ってもパーツをつけて終わりじゃなく、ちゃんとセッティングをするとこまでやってはじめてチューニングって言うんだと思います。
んで話は戻りますが、『別にスピード出して走るわけじゃないから別に問題なくない?って事になるのですが、そんなセリフが出ると『じゃあ、なんで走る訳でもないのにそんなパーツつけるの?』ってセリフもで出来ます。
私から言わせれば『だってチューニングってオーナーさんのエゴみたいなもので自己満足だから、人様に迷惑かけてる訳じゃないから別に良くない?』ってとこです。
車に乗る感覚は人それぞれですし、自分が乗りやすいようにチューニングすれば良いだけで、他人様がとやかく言う話じゃないです。
ただ騒音問題は別ですけどね…(-_-;)
まだ逆の事で、自分のチューニングを人に薦めることも違う事だと思います。
必ずしもそのチューニングが他の人に合うかなんてわからない事ですからね。
…って事で、メッチャ長くなりましたけど私のN-ONEはCR-Zのように剛性パーツで固めることもないですし、今の乗り心地はとても良いので大きく変化する事はないと思います(たぶんねw)
他の車(FD3S、GT3RS、650S)がスパルタン過ぎてN-ONEが良すぎるんですよねw
N-ONE(他の車にも言える事)を長く乗り続けるには、大きな変化を加えない事だと私は思ってます。
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2024/11/05 19:30:31