前編からの続き。
メッキ部分をマスキングし、
ペーパー→プラサフ→洗浄→再マスキング→脱脂→ベースカラー→クリア
と塗装しました。
続いて、ルーバーのツマミを自作します。
ベースのアダプター部分を3Dプリントで作成。
▼上が純正、下が3Dプリント品
ちなみに、3Dプリンターは産業用のものでナイロン製です。
FDM方式は扱う素材の融点が低いので夏の車内で溶けたりしますし、中でもPLAという素材は加水分解でボロボロになるのでオススメしません。
これにアルミのツマミを取り付け、純正のツマミと置き換えます。
試作でポン付けバッチリでしたb
塗装したカバーと合わせて取り付けて完成!
以下、なぜこういうカスタムをしたのか、の書き置きです。
今回レトロスポーツを目指して、内装色はローバーやオースチンミニのデザインからインスパイアして、差し色としてボディカラーを内装に取り入れることにしました。
とはいえボディ色と同じだと「理には適っているけど面白味や表情に欠ける」「内装は外装と違って日陰が多いので、日光に当たって表情が変化するオックスフォードグリーンはちょっと相性が悪い」などの理由から、
ボディ色とは違うけど相性のいいレトロカラーを探していて、イメージドンピシャだったのでこの色を採用しました。
カラーはジャガーのシャーウッドグリーンマイカ。
ジャガーEタイプでしか純正カラーとしては使われてなかったカラーなのですが、
Eタイプ60周年の特別仕様車「F-TYPE HERITAGE 60 EDITION」で世界60台限定で復刻したカラーです。
父がジャガーに乗っていることもあり、こういうカラーが好きなんですよね。
あと、ボディ色のオックスフォードグリーンは日光に当たると鮮やかさを放つ表情が豊かなカラーなのですが、このシャーウッドグリーンマイカも、ただのソリッドカラーなのに、日光に当たると明るく鮮やかさを放ちます。
表情の豊かさも共通点があってピッタリです。
ツマミは、私的 内装コンセプトの「レトロスポーツ」から、旧車のデザインを現代的に再解釈して取り入れようと思い、触れる部分はなるべく金属にしたいのでどうにか作ってみました。
高級感も増して個人的にはかなり満足です。
ツマミ部分はより良さそうなパーツが見つかれば簡単に付け替え可能なのも個人的にGood。
たぶん共通部品っぽいのでR56とかにも使えるんですかね…?
センター側の吹き出し口もそのうち置き換えていきます。
Posted at 2024/07/21 21:58:43 | |
トラックバック(0) |
内装 | 日記