アイコードさんが、昨年度より開発しておりましたポルシェ９９７ターボのＶＧＴタービンのインペラーを大容量化したチューニングを完成しました。ＶＧＴ（バリアブル ジオメトリー タービン）は、非分解でオーバーホールしようとしても、これまでパーツが無く不可能だったそうで今回それを何とかパーツを調達できたので、分解、組み付けが可能となり、インテーク側のインペラーの大型の物を組み付け、ケーシングも加工して、９９６ターボのようなハイフロー化が可能となったのだそうです。そして今回そのハイフロータービンを９９７ターボに装着、ＥＣＵチューニングと相まって実測６００ＰＳです！ＥＣＵのチューニングも最大ブースト圧を上げる仕様はドイツでも丸秘で、皆独自で解析してるそうでアイコードさんもちろん自社での開発です。また純正ブースト圧は通常1.0でスポーツモードスイッチを入れると２０００～４０００ＲＰＭの間を10秒間、ブースト圧を1.2に上げますそれをアイコードさんではＥＣＵのプログラムを変更、ノーマルモード、スポーツモードの両方で常時1.4のブースト圧を掛けているそうで、その加速感は、アイコードスポーツマフラーなど併用してますが、１速、２速は一般道では全開加速すると、トルクの最高回転４０００ＲＰＭ付近からホイールスピン...ポルシェ９９７ターボは４ＷＤなのですが、それでも不用意な全開加速は道路が広くないと大変キケンな状態だそうで、更に高速道では目が追いついていかない程の加速...メーターは山００まで一気に...との事です...笑、またその他にも今回は９９３/９９６/９９７ターボ４ＷＤ車専用４ピニオンＬＳＤも間もなく販売されるそうです。スタッフさんの話ですとポルシェターボ９９３以降は、全て４ＷＤなので、従来開発してましたカレラ、ＧＴ３，ＧＴ２などの２ＷＤ用がミッション内に有る４ＷＤ用フロントドライブシャフトがＬＳＤ本体に接触するトラブルがあったそうでそこを今回ＯＳ技研さんが、専用設計のアウターケースで新設計され現在、開発も最終段階でポルシェ社も採用している逆1.5ウェイ方式での開発だそうです。またＯＳ技研特有のメタルディスクにＴＣＤを採用する事によってよって低速域のスムースさを失わず、アクセルに連動したリミッテッドスリップデフの絶妙な効き具合が堪能出来るとの事...価格はメールでお聞きしたら工賃込みで３０〜４０万円の間を予定しているとの事でした...９９７ターボ用のＬＳＤ...待っていた方も多いのではないでしょうか？ちなみにTip仕様は今からフィッティングをする様でまだ適応は未確認だそうです...まだまだ前期型９９７ターボも進化の余地はあるようです...先立つ物が有ればの話ですが...^_^
ＰＳ：アイコードさんでは今回この９９７ターボ用６００ＰＳチューニング発売を記念して３台限定でスペシャルプライスで提供との事で...通常定価￥２,７０９,０００の所を３台限定で￥１,９００,０００の３０％ＯＦＦにて提供するとの事です。この金額には消費税はもちろん、取り付け工賃やセッティング代等の全ての料金が含まれています。またこのキットは９９７ターボの前期モデル（６ＭＴ/ＴＩＰ）専用となっており、後期モデルに関しては現在開発中との事です。興味ある方は是非逝っちゃって下さい...笑
Posted at 2011/02/08 19:46:56 | |
トラックバック(0) | 日記
なんと！ソフトトップ...なんです...開発者のこだわりを
