
サクラの弱点といいますかちょっと困ったところがシャシにサビが出やすいところだと思います
もしかしたら自分のサクラ固有なのかもしれませんが6ヶ月点検の時点ですでにちらほらサビが発生していました
サビが出る箇所は溶接の部分やフロントサスペンションメンバ部で日産での定期点検時にお願いしてシャシブラックを塗ってもらってましたが
特にフロントサスペンションメンバ部はサビの発生頻度が高くてこれはどうにかしないといけないということで
自分でこまめに塗れるようにシャシブラックを購入しました
スプレー式は狭い車体下で使用するのが難しいので筆塗り用のものを選びます
どれを選ぶ?
個人で使う物ですから量的には200mlもあれば十分なのですが筆塗り用のものは選択肢が少なくイチネンケミカルズ(旧タイホーコーザイ)の1Lのものを選びました
油性と水性があるのですが筆の洗浄のことを考えて水性のものを選びました
ラッカーシンナーが意外と高くて水性なら筆の洗浄も安価にできます
イチネンケミカルズの水性シャシブラックは2種類あります
2種類あるとどちらを選ぶか悩みますね 違いはどこか調べました
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・NX12 シャーシーブラックW 品番:000012
有機則クリアータイプ
PRTR
非該当
有機則 非該当
乾燥時間 =10~15分
凍結温度 =
-10℃以下
最低使用温度=
0℃
スチール洗浄でもはがれません(塗装から1ヵ月以上経過後)
ハイポリマーレジン配合により乾燥被膜は高圧力の80℃熱水に耐えられる
品質です。
労働安全衛生法<有機溶剤中毒予防規則>に該当しないシャーシー塗料です。
艶、黒色度、密着性に優れています。
タレ、臭いが少なく、重ね塗りができます。
マーキングの黄ペンがにじみません。
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・NX19 シャーシーブラックSL 品番:000019
高密着、有機則クリアータイプ
PRTR
該当
有機則 非該当
乾燥時間 =10~15分
凍結温度 =
-20℃以下
最低使用温度=
-5℃
優れた耐水性の塗膜性能を持っています。
労働安全衛生法<有機溶剤中毒予防規則>に該当しないシャーシー塗料です。
艶、黒色度、密着性に優れています。
乾燥が早く、タレが殆どありません。
マーキングの黄ペンがにじみません。
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今回はシャーシーブラックSLを選びました
下処理は大切
まずはスクレーパーで浮いた塗装を落とします
それからワイヤブラシでサビを落とします 今回は電動工具を使いました
その後リン酸を筆塗りててからしばらく置きます
ただリン酸を使うと白いオリのようなものができるので処理後は濡らしたウェスで拭き取ります
鉄部のサビ落としにはリン酸を使うかチオグリコール酸アンモニウム(紫色になる)があると思うのですが
リン酸はサビ除去後にリン酸被膜を形成して錆びにくくなるのでこちらを使いました
呉工業のラストリムーバーという商品はリン酸ですね
リン酸はサビ落としには良いのですが漬け込んでおくと結晶化したリン酸?がびっしりついてネジなんかだと逆に汚い感じになります
これでしばらくはサビの心配もありません
私的には半年くらいの間隔でチェックしようと思います
Posted at 2024/12/07 15:27:57 | |
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