私の注文したX1(U11)も8月末の納車予定であったが、8月10日にディーラー担当さんから、出荷停止になったとの連絡が入った。
どうやら統合ブレーキシステム(IBS)に関する問題があったらしい。
海外のSNSでは大騒ぎになっていているが、国民性の違いか日本では打って変わって静かである。今後も見込みも含めて、SNSの情報を少し纏めてみた。
日本では既に6月24日付けのリコールと同じ内容であり、BMWは昨年からずっと取り組んで来ていたようだ。今回これに、2022-2025年のほぼすべてのモデルが追加された形である。ただ、現在のSNSからの情報によると、すべての車で部品交換が必要となるわけではないようだ。
下の表は、北米BMWでリコール対象とされた79670台のうち約1万台が7月までに対応済みとなったが、実際に部品交換が必要だったのは全体の0.55%であった。
(10/29追記 その後10月までの場合は全体の0.81%)
以上のことから、どうやらある程度の距離(170マイル?)を走行することによって部品交換が必要であると判断するプログラムや、もしIBSに異常をきたしても致命的な状況に陥らないように制御するようなプログラムをソフトウエアのアップデートにより組み込むことで、この問題に対応するだろいうという情報があった。
ただし、各国、各地域のディーラー間でまだまだこの情報把握の状況に差があるようだ。また、既に出荷されている車や店舗在庫の車への対応は異なるかもしれない。
根本的解決にはならないと考えるかもしれないが、個人的には実際的に妥当な対応策でないかと思う。ある程度距離を走りながらそのデータを蓄積して、ブレーキシステムに異常がないかを診断する、アラートがでれば、リコールにより部品交換を行う。
部品交換が途方もない車種や台数に登れば、一体どれだけ時間がかかるのだろうと懸念していたが、もしソフトウエアのアップデートだけなら、日本でも案外早期に出荷停止が解除されるのではないかと、淡い期待を抱いている。
Posted at 2024/08/14 16:39:28 | |
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