
前回、使わなくなったパソコンにlinuxをインストールしてSDカードのcidレジスタを見てみました。
今回、新しいSDカード(一番安いやつ)を電気屋さんで買ってきました。これを見てみたいと思います。
なりより現行のカードで販売メーカーが分っている方が分かりやすいと考えました。
ここで、そもそもの前提ですがカード情報などは外部には公開されていないという事です。
したがって完全な情報はなく、またサイトによって情報が違ったりします。
私には英語もよくわからんし。
まあ、これを見る人も少ないので話半分で緩く書いていこうと思います。
まず、SDカードの情報を調べます。
コンソールで cat /sys/block/mmcblk0/device/cidを実行。
結果 275048534433324730XXXXXXXX018501
現行販売なのでシリアル番号はXにさせていただきました。
内容は
製造者ID、OEMID、製品名、製品リビジョン、製品リビジョン、シリアル番号、予約済み、正常年月、チェックサム、未使用
それぞれ、8bit、16bit、40bit、8bit、32bit、4bit、12bit、7bit、11bit
分けると
27-5048-5344333247-30-XXXXXXXX-0-185-01
内容を見ていくと
1. manufacturer id 8bit 製造元
0x27 Phison ネットで調べる
2. oem/application id 16bit OEM
0x5048 ASCII変換 PH
3. product name 40bit 製品名
0x5344333247 ASCII変換 SD32G
4. product revision 8bit 製品リビジョン
BCD 3と0 hardwareとfimwareのrevisionとしている所もありました
5. product serial number 32bit 製品シリアル番号
0xXXXXXXXX 16進数から10進数へ
6. reserved 4bit 予約済み
何の予約?
7. manufacturing date 12bit 製造年月
0x185 0x18と5 2024年5月
8. crc7 checksum 7dit cidのチェックサム
9.not used,alays 1 1bit 未使用
結果、今回のバッファローSDカードはPhison製で2024年5月製造だと思われます。
分かった所で何なんだと言われると何もありませんが。
さらに容量とかスピードになると他のレジスタになるのですが、さらに難しくなるのでこの辺でやめときます。
ブログ一覧 |
SDカード | パソコン/インターネット
Posted at
2024/11/30 20:59:15