サーモスタット交換

あけましておめでとうございます。正月太りもほどほどにしつつ、オーバークール症状が出ているムルティプラのサーモスタットを交換しようと思います。まずは温度センサを取り外します。

13mのソケットレンチと、下部はメガネレンチで3点止まってるナットを取り外します。また、配管を止めてたボルトも取り外しておきます。

あとはホースバンドを外して引っこ抜くわけなのですが…皆様苦戦されてます通り奥のホースが鬼門です。普通に3日かけて外しました(昼寝しかしてない日もありましたが)
また前回はエアクリボックスを外さずに交換しましたが今回は流石に外しました。本体のネジを外して本体右サイドの固定ネジを外して引っ張ったら取れました。これでいいのか？本当に？？？？？？

また純正のホースバンドを外すのにも苦戦しましたが、ホースリムーバー等を使ってなんとか、なんとか抜けました。手前側のラジエーターに行く2本はサーモスタット本体を外してから取りました。

こちらが外したサーモスタット。BEHR製です。サビなのか、茶色い色素が沈着してました。(沈着？)
おそらく一度も交換されてないまま20年近く経ってますので、ﾁｬｯﾁｬﾊﾟです。
また水を流してみるとエンジン側に流れる方から漏れて来てたので、これがオーバークールの原因と見て良さそうです。

こちらが交換品。ヤフーショッピングでとりあえず安いやつを選びました。こっちは綺麗！
やや構造は違いそうですが、どうでしょうか

あとは取り付けです。取り外しの逆をして、ホースバンドも取り替えて漏れチェックもします。不安だったので液体ガスケットも使いました。ガスケットの意味を今まで知らずに生きてきました、勉強になりますね。
また、電線をまとめてるコルゲートチューブもポロポロになってたのでこの段階で変えちゃいます。電線の被覆もチェックして保護しました。
また、コネクタ側にも接点洗浄スプレーを吹き磨き上げました。温度センサーは前回のやつを流用してます。

あとは冷却水を補充した後と同じ手順でエンジンを入れます。この時に冷却水がラジエーターのアッパー側から漏れてたので増し締めして対処。樹脂パーツだから心配ですが、とりあえずは大丈夫そう。
何度かエンジンを入れ直してたらエンジンランプも消えました。素直なやつです。

あとは温度が上がるのを待って冷却水を補充して完了です。辺りを試走したら温度は3メモリ、OBD2上では80-83℃台を彷徨いてたのでサーモスタットが原因だという事が結論付けられそうです。交換前は走ると65℃まで下がっていたので、あれは明らかな異常だったようです。

今回はかなりの長丁場でしたが、なんとか交換できました。春先にやれば1日で終わっていたと思いますが、正月というのもありチンタラしてしまいました。ムルちゃんはこれで当分は良さそうな気がしています。参考にさせていただきました、プランジさん、タイ子さん、MarkTさんの記事も添付しておきます。ありがとうございました。

URLが2個しか貼れないのでMarkTさんの記事は下記に示します。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2348558/car/1843335/5462130/note.aspx