
暗闇への入り口か、新たな光の世界へ行くためのトンネルへの入り口なのか、、、
とにかく大学後半の私は、瞬間の快楽に酔いしれてしまっていました。
遊ぶ金と、4WDクーペさえ確保しておけば、(あとは単位を落とさなければ)他のモノは自然と後からついてくる、、、そんな風に思っていましたので、
大事な大事な【今後の人生と就職を考える】ということを疎かにしてしまっていたのでした。
そんなことをしていると就職活動は出遅れ、かみ合わず、結果が出ていないのに勝手な理屈で自分を擁護し、気が付けばなぜか私は、まったく志していなかった自動車業界に飛び込むことになっていました。
そして大学を卒業し、社会人となり、新入社員研修が終わり、GW前に配属されると、、、
人生初の上司は簡単な挨拶を済ませるとこう言ったのでした。
上司『ということで、オゾン君、、、クルマ何にする?在庫のある中でどれにする?今月の注文にしたいのですぐに決めてくれる?』
オゾン『(薄々感じてましたがホントにいきなりなんですね)はい、私はクーペが良いのでアルシオーネSVXにします』
上司『(予想していなかったので)えぇ?!!!最高に流行っているレガシィワゴン(BG)じゃなくていいの???(バブルがはじけて全く売れていないSVXで)ホントにいいの?』
オゾン『はい。入社が決まった時から決めていました。私の記念すべき社会人デビュー記念車は、アルシオーネSVSです。BBSを履いた特別仕様車のS3が良いです!!』
上司『(こ、こいつ、馬鹿なのか、、、)そ、そう、、、在庫見てもらおうか、、、』
キャッチコピーは「遠くへ、美しく」、「500miles a day」だ。
水平対向6気筒3300cc4WDのクーペ。
デザインは、ジウジアーロ!!!
全幅1770mm&全高1300mmの(当時としてはきわめて)ワイド&ロー!!!
そしてなんといっても憧れのBBSを初めから履いてくれている!!!
いやーーーこれで大学の集まりに行ったり、帰省したりしたら、もーーー最強だなーーー!!!
そんなことしか考えていませんでした。
実際に何もかもが最高でした。
セリカとは違って周りで誰も乗っていない。それどころか街で見かけることすらない。見かけたら興奮。おそらく相手も興奮。クラクションorパッシングでご挨拶です。
美しく上品なスタイルと迫力のボクサーサウンドで知ってる人も知らない人も視線を向けてくれる。
そんなアルシオーネSVXでした。
休みになるとBBSのメッシュをきれいにきれいに手入れしてあげていました。
夢の生活を演出してくれたGT-FOURを買い取り業者に持っていき別れを告げ、たんまり残った残債を消し、新たに300万円のローンを組み、、、
ここからSUBARUライフ&ローン地獄に突入したのでした。
Posted at 2024/09/10 09:42:54 | |
トラックバック(0) | クルマ