2012年01月24日
思い出すたび、気分が悪い
昨日、こんなことがありました。
気にしなければどうでもいいことなんだけど、ボクにとっては、思い出すたび気分が悪い。
仕事がお休みで通院日だったので、午前中病院へ行き、ヒマ潰しにパチンコ屋へ。
イチパチで2時間程遊んだものの、結局全部飲まれて終了。(苦笑)
お腹が空いたので、何か食べようとお店を探すと...、格安のお好み焼き屋が。
1枚250円のお好み焼きは値段の割にボリュームがあって、今までにも何度か利用したことがありました。
お店の主人は、自分の趣味が講じて店を構え、第二の人生を楽しんでいる、というような人。
割と愛想のいい感じでした。
店に入り「1枚焼いて!」と言うと、「はい、250円ね」と、既に焼いてあったお好み焼きを包んで袋に入れ始めました。
焼きたてを食べたかったのでガッカリしながら財布を取り出すと、さっきパチンコで千円札を使ってしまっていて、一万円札しか残っていませんでした。
今日に限って小銭も十数円しか入っておらず、「ごめんなさい、一万円札しかないんだけど...。」と言ってお札を出すと.......、
主人の顔が急に鬼の形相(少なくともボクにはそう見えた)になり、「そんならダメだ。ウチは一万円札はお断りしとる。見たとおり、ウチは小さい商売しとるんやから、そういうの出されると困るんや。ホレ、ココにもそう書いてあるやろ。」
と言って、壁の貼り紙を指差した。たしかに、“一万円札など、高額紙幣お断り”と書いてある。
思わず「え〜っ...。」と声を出したが、主人は、“さぁ、帰った帰った”という目でボクを睨み見ていたので、「わかりました、ごめんなさい。」と言って店を出ました。
店には主人と同年代の常連らしき客が二人いましたが、あーあ、まったく...。」という呆れ顔(少なくともボクにはそう見えた)でこちらを見てました。
ボクだけではないと思うけど、少額の商品に一万円札を使って支払う時は、「大きいのしかなくてゴメンナサイ。」とか、「スミマセン、一万円札しかないんです。」と言って遠慮がちに支払うことが多いでしょう。
ボクは商売をしたことがないから、お釣りのための少額紙幣の両替がどれだけ面倒なのかは分からないけれど、たまたま先日、折り目のない千円札が何枚か必要になって銀行へ行った時、ほんの数分で両替することができた。
これが毎日毎日になると別なのかもしれないが、この店の近くにはいくつもの銀行があり、不便な場所ではないと感じる。
貼り紙がしてあって、一万円札は遠慮してほしいと意思表示してある。けれど、ボクのように、それを知らずに店にくる客は少なくないと思う。
ましてや、この店の向かいはドン・キホーテ。買い物の前や後にフラッと立ち寄る客も多いことでしょう。
“小さい店だから高額紙幣は困る”は、商売人として怠慢なんじゃないだろうか。
“小さな店で小さな商売をしている”からこそ、一般庶民ひとりひとりとコミュニケーションをとって、愛想よく商売をしていくのが繁盛の秘訣じゃないだろうか。
ボクはこの店のことを職場の仲間に「安くて美味いお好み焼きの店があるんです。」と話してきた。
まさに近所に住んでいるから、こういう“口コミ”って大切だと思うし、少なくとも今まではこの店に貢献(?)してきたと思う。
でも、もうこの店で買い物をすることはないし、良い口コミを広めることはない。
昨日もこの話をカミさんにした。「そんな店、もう行かなくていいよ。」と、ボクの意見に賛成してくれた。
自分の思いを頑固に貫くのはいい。
でも、客相手の仕事では、それがマイナスになることもあると思う。
客にはいろんな人がいるから相手にしたくない客もいるのはたしかだけど、小さな店で小さな商売をしていこうとするのなら、まずは客を大切に考えるべきだと思う。少なくとも、普通にお金を払おうとしている客なら尚更のこと。
今年最初のブログが、こんな長文の愚痴みたいなブログになるとは思ってませんでした。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
スルーしてくださってオッケーですよん。
ってことで、今年もよろしくお願いしま〜す。(遅っ)
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Posted at
2012/01/24 10:46:05
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