
いきなり
読売新聞にブリッツマークが載っていて驚きました。
久しぶりに日本の新聞でOPELを見たかと思ったらこれです。いやぁ可愛いヴィータ以来?久々にメジャーになったもんです(苦笑)
クライスラーとも提携したFIATになるか、カナダ系自動車部品メーカーのマグナとロシアのGAZになるか。(
ロイター)
GAZって初めて聞いたのですが、元々フォードとソ連の共同事業として創業されたとか。巡り巡ってGMグループのOPEL買収に参加するとは。
FIAT自体も元々GMと提携していて、共同開発のOPELベクトラでも使われるプラットフォームやエンジンを利用してアルファ159を開発したりの経緯もあり、なかなか自動車業界も戦国絵巻のようです。
GMとの関係から言えばFIATの方が可能性高い気がしますが、クライスラーもOPELもってそんなに欲張ってFIAT大丈夫なんでしょうかね。一時期の経営不振のイメージが未だに強くあるので心配(^^;)
日本展開という点から言えば、FIATの方が輸入再開の可能性が僅かに出てきそうで好ましくはあります。プラットフォームのスケールメリットから価格面でも有利そうですし。またすぐ売っちゃうかもしれませんけど(苦笑)
GM破綻危機に翻弄されているOPELではありますが、
ドイツでの新車販売台数は政府補助の効果もあってか好調なようです。
全般的にいい実用車を造っていることは間違いないと思いますが、日本ではインポーターの戦略の失敗でブランドイメージをうまく育てられず散々な状況で日本撤退してます。一時期は「お医者さんのクルマ」イメージがあったようですが。OPELのOEM車トラヴィックに乗っていた私としては、OPELにはまた日本復活してほしいと願っています。
ただ日本で輸入車を売るのは難しいですね。
2009年4月の輸入車新規登録台数を見ても、かつて一時期興隆を誇っていたPeugeotやVolvo(ここも買い手探し中…)も寂しい感じ。どうしても国産車に比べ割高になるので、ブランド性やステータス性がないとダメなんでしょう。
OPELや欧州Ford(ここも日本撤退…)なんかは、価格的にも質実剛健で確固たるブランドになってるVWを意識して値付けしますから、輸入車かつ実用車としてお買い得感がありましたが、かといって実用一辺倒では難しいこのマーケットでVWに勝つのは厳しいですね。
メジャーなVWでなく、といって特殊なブランドイメージを持つCitroenやRenaultでもなく、例えばOPELや欧州Fordを選ぶのは通好みの選択だったと思いますが、その後を考えるとリスクはあります。
車種の多様性ということから言えば、選択肢が少なくなった現状は寂しい限りです。
というか、こう思っている自分自身が日本絶滅危惧車種の購入にもっと積極的にならなければいけませんかね。次に選ぶクルマはもっとマイナーなクルマにします(^^;)
エールをこめて、
新型アストラ(Astra-Iになるのでしょうか)です。X型になってるCピラーがちょっとアクセラっぽい気もします。
デザイン的にはこちらの方に魅かれます。2009年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーです。
インシグニア
そのスポーツツアラー
さらにエールを、自動車ショー歌。
「オペルオペルは もうお止し」って何の洒落かよく意味がわからないんですよね。色々説はあるみたいですけど。
ブログ一覧 |
クルマ | クルマ
Posted at
2009/05/16 13:01:20