これ久々に聴いたのですが、やはりいいです~。エマーソン、レイク&パーマーのEL&P。ファースト・アルバム「Emerson Lake & Palmer」から「Take A Pebble」です。EL&Pを初めて聴いたのは、単なるロックではなくいろいろ難しそうなジャンルを背伸びして聴いてみたくなるお年頃(?!)の高校生の頃、題名のインパクトだけで惹かれた「恐怖の頭脳改革」に出会い、1回聴いて何じゃこりゃ?それが3,4回と聴くうちに耳を離れなくなりました。それから色々アルバムを探して聴きお気に入りも数多いですが、最も好きな曲の一つがこれです。キース・エマーソンと言えばムーグ・シンセサイザーで、これ以降のアルバムはメインはシンセサイザーですが、このアルバムに限ってはピアノも多用しています。以降クラシックに触発された感じの曲(展覧会の絵やWorksなど)が多くなるキースですけど、どちらかと言えば彼がジャズ的な弾き方をするときに魅力を感じます。この曲の中間のピアノソロでもそれを感じさせてくれ、時々リズム荒っぽくなるけど気持ちいいんですよねー。導入でキースがピアノの弦をかき鳴らしグレッグ・レイクのクリムゾン時代を思わせる歌声が重なり静かにドラマチックに展開していく、シメはティンパニーと再びグレッグの歌、カッコイイ~(笑)。クルマの中では中間かなり音が小さくなるので聴きづらいのが難点(^^;)