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2009年05月08日 イイね!

H1N1新型インフルエンザ

水際検疫対策も白熱化してますが、現場で働いている方々にはさぞかしご苦労されていることでしょう。

ただスクリーニング段階で逐一感染の疑い発生~感染なかったとマスコミが報道するのには魔女狩りのようで少々うんざりしてます。
この調子で行くと第一発生症例の方は個人情報侵害など大変な影響を被ることになりかねないような。そしてすかさずマスコミはそれ見たことかと厚労省の対策不備を指摘するかもしれません。

そもそもがこの対策で侵入を防げると皆が思っている訳ではないですよね。潜伏期間も検査漏れもあるでしょうから。
その割に厚労省大臣は、疑われた人が発見された当初「水際対策が始まる前から帰国したからすり抜けてはいない」と対策自体を完全化正当化するかのような発言してましたけど。 

ようやく情報が揃って対策は落ち着いてきそうです。以下インデックスとして。

厚労省の対策ページ

国立感染症研究所 感染症情報センター

その中の個人対策

現段階では病原性は低く通常の季節性インフルエンザと同等との見方が強まっていますので、いずれ日本でも感染者が出ることは想定して、パンデミックやH5N1鳥型インフルエンザとの遺伝子組換えの可能性関連の情報には気をつけ、高リスク群に属する方は十分に注意し、個人レベルの必要な予防対策を行い、罹患可能性があった際は他者への感染を避けるようにする、など一般的なインフルエンザ対策が重要みたいです。

マスコミは、現在の学校や民間企業でのBCP対策が、些か牛刀をもって鶏を割くの様相を呈している場合があることを改めて周知する必要があるのではないでしょうか。
件の厚労省大臣もその旨の発言をしているようですし。

また、今回のオオカミが結果オオカミ少年によるものであった場合(喩えは余りよろしくないかもしれませんが)それに慣れてしまい、本物のオオカミ(H5N1のような)が来たときに今度も大丈夫だよなんて高をくくることのないようにしなければなりません。
Posted at 2009/05/08 01:06:53 | コメント(0) | ニュース | 日記
2008年09月09日 イイね!

大相撲の混乱

大変な騒ぎになってますねぇ…。今回だけのことではないですから、まさに興行の根本を揺るがされる事態になってます。

まず一言言えるのは、相撲協会のリスク管理の甘さですね。トラブル発生の後手後手に対応が回るのはまずい対応の典型を見るようで、非常に身につまされます(汗)。

冗談はさておき今回の事象ですが、まずはここは限りなくクロ、というか科学的には陽性と判断せざるを得ないようで、これをシロの可能性もあると言っては、確かに確率はゼロではないでしょうが苦しいですよね。

批判は既に方々に出ていますから、では今後どうすればいいのかということを無責任な立場で恐縮ですが(^^;)見てみましょうか。

まず出てるのは、今回ロシア出身力士が問題となったこと、また昨今モンゴル出身力士の動向発言が物議を醸していることもあわせ、外国出身力士をより厳しく制限すべきだ、ということですね。

この意見は心情的には心の奥底で多くの日本人の共感を得るでしょうが、
公的には、責任転嫁である、外国出身力士が問題なのではなく協会の考え方が問題なのだとか、それは一種の人種差別であるとか、スポーツであるからには広く国際社会に門戸を開くべきだとか、
ということで多くは否定されるのではないでしょうか。

また、相撲協会自体の改革が必要であり意識を変えなければいけない、より管理を強化しなければいけない、という意見も出るでしょう。至極当然のことと思います。
ではどう変えればいいのか?という議論がなされるでしょうが、スポーツとしてもっと公正に健全にクリアに国際的に、ということが挙がっているようです。

でも色々見てるとそれらに全面賛成しない意見もあり、私もどちらかといえばそちら派です(^^;)

この問題は突き詰めれば、大相撲の本質とは何なのか、ということになるでしょう。
で何なのかと問われれば「スポーツというより伝統芸能である」という立場に賛成するためにそんな意見になります。

ここはどちらになるか微妙なところで、言葉を変えると、
「スポーツとしての大相撲を愛する」人が多いか、
「伝統芸能としての大相撲を愛する」人が多いか、で決まってくることでしょう。

私は「表面的にはスポーツだけど本質は伝統芸能として大相撲を見てる」んではないかと思うんですよね。
単純に強ければいい訳じゃあない。
でないと朝青龍があんなに非難されること、外国人力士が日本人力士に負けて喝采が湧くのが多いことがわかりません。

伝統芸能とすると、強さを求めて外国出身力士を求め上位が「ガイジン」力士だけになるのは大相撲にとってよくないでしょう。(これは外国人には伝統がわからない、ということを言いたいのではありません。単に多くの日本人が伝統と思って求めているものがそうだから、というだけです。)
また、伝統芸能の論理は必ずしも社会規範や社会倫理に合致するものではない、アウトサイダーのもの(だから魅力的)で、だから必ずしも社会規範に則り100%健全である必要はない。もちろん社会の中で生きている訳ですから、法と折り合いつけていかなければいけないのですが。

ここでスポーツ化、国際化の道を選択したのが柔道ですが、まぁここで挙げた意見は正論じゃないかもしれませんが、相撲くらいは残しておいてもいいんじゃないでしょうか。
それとも、いっそエンターテイメント性を突き詰めてプロレスみたいにするとか?それもちょっといやだし(笑)
Posted at 2008/09/09 01:35:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | スポーツ
2008年07月13日 イイね!

タミフルに結論?

以前も気にしてたことですが、厚生労働省から、タミフルと異常行動との因果関係について投与の有無で有意差は見られなかったという報告がありました。

1年程前に「因果関係は明らかではない」ながらも年齢10代への投与を原則中止としましたが、今回の調査によりその解除可否を検討するようです。

この問題、報道当初は大変センセーショナルで、あたかも新たな薬害登場のような扱いを受けていましたが、最近はかなり冷静になってきたような気がします。

無二の大切なお子様を亡くされたご家族には申し上げる言葉もありませんし、また自分は製薬会社から利益を受ける立場にある訳でも医師でも薬剤師でもありません。

ただ報道と専門家の意見を聞く限りは、異常行動の原因究明は別としてタミフルは原因とは言えないという結論になるのだろうと思います。
(もちろん、未知の作用があったり偶然差が見られなかったりという可能性はあるかもしれませんが、確率を考えるとそのリスクはほとんどない、とう意味で)

自分も小さい子供を持つ親ですし、タミフルが危険な薬であったら、という心配はありました。
が、逆にインフルエンザにかかったときの危険を考えると、(リスクの比較で)タミフル投与の幅が広がることには少々安心感を覚えます。
新型インフルエンザ流行時「厚生労働省は日本の死者数を64万人と試算」という報告もあります。

最終的な報告はこれからですが、科学的に・偏らないように、
厚生労働省には冷静な判断を、メディアには正確なアナウンスを、お願いしたいところです。
Posted at 2008/07/13 22:17:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース
2008年07月11日 イイね!

藻屑にはならない

藻屑にはならない朝日に大変興味深いニュースが載っていました。

「藻から軽油を量産へ デンソー、年80トン計画」
あのトヨタグループのデンソーが軽油が採れる藻を計画中とのこと!

元々バイオエネルギー研究の世界ではオイルを蓄積する緑藻類の研究はあったようですが、量産化をにらんだものは初めてなのかもしれません。

この「シュードコリシスチス」なる緑藻は、何でも温泉地で発見された新種とのことで、こちらの慶大先端生命科学研へのインタビュー記事(デンソーと共同研究するようです)では、まだ代謝経路が明らかになっていなかったようですが、量産の目処が立つような新たな発見があったんでしょうかね。

藻類は窒素化合物を栄養にして光合成を行うんですが、「窒素栄養を与えるのをやめると、藻はオイルをたくさん作り始める」というのが面白いですね。
ここがうまく解明されれば効率良くオイルを作らせることができ、遺伝子組み換え等品種改良も視野に入ってくるとのこと。
うーん、夢があります。

気になって色々ググると、「シュードコリシスチス」以外にも色々やっているところがあるようですね。
「『藻』から再生可能ガソリンを精製する技術が登場」
「微細藻類からのエネルギー生産」

従来のバイオ燃料のような食料問題との競合とも無縁、精製のためのコストさえクリアできれば将来大いに期待できるかもしれません、楽しみです。


遥かな未来、「藻」をエネルギー源にしたクルマが走るかも?

「ガソリンスタンド」ならぬ、藻を培養しオイル抽出する「藻スタンド」ができたりして?!

「JO藻」とか「藻ービル」とか「コス藻」とか、(オヤジギャグ失礼^^;)
漏れたらガソリンくさ~いではなく青くさ~いですよ。

あ、そんな時代が来たら青島では大喜び(爆)

藻~これくらいにしておきましょう。
Posted at 2008/07/11 23:55:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース
2008年06月18日 イイね!

リスクの許容範囲

健康診断などで採血するときほとんどの場合、真空採血管と言われるもので採血されると思います。
この採血管の「ホルダー」と言われる部分(採血された血がたーっと入っていくチューブの外にある容器)を使い回していることが問題になっています。

ちなみに元となる厚生労働省の通知を示しておきます。
真空採血管等における使用上の注意等の追加等について(平成17年1月4日)

ホルダーの部分は消毒して再利用するところもあるようで、最近頻繁にメディアに取り上げられるようになっています。

厚生労働省は肝炎などで問題があったので先手を打っているんでしょうね。
中国のギョーザ問題なんてのもありましたし、いよいよリスク対策をコストで払う時代になってきたという感があります。

でもですね、例えば完全に安全な食品など有り得ないですし、完全に安全な薬はあり得ないですし。

ここで一番気にしなければいけないのは、そのリスクがどの程度あるかでしょう。
注射針を使い回すのは言語道断ですが、ホルダーではその可能性は低い気がします。
事実専門家の見解もそのようですし、ホルダーの再利用による感染が発生したという事例もないようです。正しい手順さえふんでいれば、事実上危険性はほぼないのではという印象を持っています。

これを実施することによって、コストはかかり資源は使いますし医療廃棄物も増えますし。リスクとのバランスを考えれば、医療費や環境問題が取り沙汰される昨今、時代的には「リサイクル」してもいいんじゃないでしょうか…?
「使い回し」という報道表現自体が意図的な表現(船場吉兆を連想させる)なので「リサイクル」と言えばOK?(ってこれじゃあの女将と同じか^^;)

(余談ですが、環境問題とかこの手の安全性の問題って同じようなメディアや市民団体が声を挙げて責めている気がする…矛盾はないのかな^^;)

被採血者からの問い合わせや器具の在庫不足など、医療現場でも混乱を招くでしょうし、大げさに悪者扱いしすぎなんでは…?

メディアの報道の仕方も気になります。

この手の問題が起これば、洗いざらいさらってきて一斉に集中してニュースにする。単純にニュースだけを表層的に見ると、各地でまた医療問題が起こっているかのようです。
(三菱のときも似たようなことありましたよね)

問題の掘り下げや後のフォローはしない。まぁインパクトがあるからニュースにするんでしょうが、期間が経って「更にここがいけないことがわかってきた」とか「その後結局安全とわかった」なんてニュースを余り見たことはありません。
ダイオキシンとかタミフルなんてその後どうなったんでしょうね?

クルマの事故の方がよほどリスクが高いと思うんですけど。

完全を求めそうでないと瑕疵として非難する、厳しい世の中になってきたな…と思います。
ただ元々人間が不確実なものである以上、完全完璧なものを求めすぎるのはどうなんでしょうか。
そもそも「リスクがゼロである」というのは悪魔の証明みたいなものですから。
Posted at 2008/06/18 21:50:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース

プロフィール

ぶらりと運転するのが好きで、家族で色々なところにドライブし出掛けています。クルマはいつの間にかドイツ車好きになっていました。今はトゥーランに乗っています。
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