
新しいアウディA4が日本にも登場となりましたね。
まだディーラーには見に行っていませんが、以前A3に乗っていた私にとってアウディは常に気になっているメーカーです。
今回のA4はかなり大きくなったようですので、ドイツ各車の所謂Dセグメントと言われているセダンのサイズを比較してみました。
(ついでに比較対象としてトゥーランも入ってますが)
まずは全長と全幅。
B7型から比べ、全長も全幅もかなり大きくなっていることがわかります。ライバルであるメルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズと比べて完全に一回り大きくなってしまった感じです。
イメージとしては以前から一回り大きかったパサートと同サイズで、さんざ大きくなったと言われたBMW3がコンパクトに思えますね。
従来Dセグメントとしてイメージされるサイズは図中の赤枠で囲った範囲かと思うのですが、既にそれを超え一般的に言われているように各セグメントのサイズ拡大は留まるところを知らないようです。
流石にこれくらいのサイズだと、日本の市街地だと気軽に扱えるという感じではなくなってきますね。
次にホイールベースです。
各種紹介にもあるようにそれまでライバルより短かったホイールベースは一気に長くなってしまいました。一般的にホイールベースが長い程直進性に影響を与え回答性に不利と言われていますが(当然要因はこれだけではないですが)、果たして今回のA4の操縦性がどうなっているのか興味深いところです。
またホイールベースは室内長にも影響を与えますが、各種写真で見る限り室内の余裕は然程大きくなってはいないような気がします。
更にこれを全長との比で見てみました。
4ドアセダンとしては異例にホイールベースの占める割合が高いBMW3に迫る比となっています。見た目にもフロントオーバーハングが短くなり、今回のA4が全長とのバランスで格好よく見える理由はここにもあるのでしょう。
基本的にホイールベース比が6割を超えるセダンは余りないようですね。ここにおけるトゥーランは形状が異なるので本来比較対象とはなりません。(笑)
BMW3は、先代と現行でほとんどホイールベース比が同じなのが興味深いです。デザイン上の社内規定でそのような縛りでもあるのでしょうか。
全体的に大きくなりましたがやはり実用面でのその必然性は余りないような気がします。
ただデザインとしては伸びやかに格好良くなっていると思えます。
これまでアウディを好むユーザーにはその知的で控え目な雰囲気が好きな理由となっている層も多いかと思いますが、今回のより派手になった?A4がそのような今までのアウディファンにどのように受け止められるか興味深いところです。
先日一緒にスキーに行った友人はB7型A4アバントユーザーなのですが、彼はB8型について『自分にとっては大きくなりすぎ』と申しておりました。
この雰囲気で行くと、次期トゥーランもサイズアップしそうですね。
今から次のクルマの心配をすることもないのですが、自分にとっては今がジャストサイズなだけに余り大きくなってほしくないと思います。
Posted at 2008/03/28 02:31:45 | |
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