大変久しぶりにログインしてみたら、すっかり様子が変わって久方なる娑婆の空気に大いに戸惑っています。
そもそもスタイルも崩れてますしもうこの先使えないみたいですし…何れは修正しなければいけないでしょうが、これは今後の課題にとっておきましょう。
かなり以前の話になるのですが、初回の一年点検を終えてしばらくした後にワイパーを交換しました。
純正として交換品が出ているのですが、それをそのまま素直に替えるのも面白くない。ちなみに純正品は、運転席側助手席側それぞれ2,300円(確かブレード一体のアッシー交換?)になると伺いました。
また、ウインドウは新車時にガラスコーティングして撥水加工していたこともあり、それと相性の良いワイパーゴムを使用したかったということもあります。
高速走行に備えるためにウインドウガラスとの面圧を高めているワイパーを持つ欧州車は、撥水コーティングとの相性が甚だよろしくなく、ビビリなどの問題が起こりやすいことはもはや定説かと思います。その例に漏れず、ワタシのクルマの場合も、コーティング当初は些か好ましくない、入社したての新卒社員のようなビビった動きを、彼のワイパー君は若干見せておりました。暫くするとコーティングの効果が薄くなってきたのか、はたまたオリエンテーションが巧くいったのか、その現象は落ち着きの方向を見せましたが。
話は変わりますが、現行トゥーランのワイパーは、通常のクルマと同様の平行式です。前所有車スバル・トラヴィックいやオペル・ザフィーラのローカライズ版(というほどローカライズされてませんでしたが…)では、対向式かつ右ハンドルの助手席側ワイパーが上に位置し、右ハンドル運転者にとって、右側ピラー付近の拭き残し面積が多い上に、ひとたび何かでタイミングがズレると、右の蟻さんワイパーと左の蟻さんワイパーがごっつんこしてしまうことがあるという、非常に評判の悪いものでした。
その点トゥーランのワイパーは至って普通でありますので、基本、余計な心配をせずとも済みます。まぁ例えば水分含んだ重い雪のときに、ワイパーで拭き取った雪がピラー(これがまたうまい具合にウインドウとの間にV字型のスペースを提供しているものですから)に溜まっていき視界が遮られてしまうことがあるのが、少々不便ではありますが。
いやいや閑話休題。
PIAAからシリコートワイパーがゴムのみ交換の対応品として出ておりますから、ブレード一体交換より勿体ないこともなかろう、とこちらで交換しました。まぁ価格は純正とほとんど変わらないのが面白くないのですが、そこはそれ、そのまま素直に純正に替えるのも面白くないので。
型番はこちらSUW70Eになります。
純正品と比べてみました。かなり高くなるようで、大丈夫かな?と思いましたが。
エンドキャップは、カーボンチックなものが付属していましたので、こちらを使用しました。
実際に使用したところ、全く問題はありません。撥水コーティングとの相性もNPです。ただブレード自体はその材質から経年劣化しそうですので、そのうち丸ごと交換する必要はありそうです。
ワイパーを外からも運転席の視界からも隠すために、異様な努力を払っているトゥーラン(VW車全般ですかね)ですが、普段目に見えないところでも、新しくなると嬉しいものです。
Posted at 2009/04/24 23:55:07 | |
トゥーラン | クルマ