水際検疫対策も白熱化してますが、現場で働いている方々にはさぞかしご苦労されていることでしょう。
ただスクリーニング段階で逐一感染の疑い発生~感染なかったとマスコミが報道するのには魔女狩りのようで少々うんざりしてます。
この調子で行くと第一発生症例の方は個人情報侵害など大変な影響を被ることになりかねないような。そしてすかさずマスコミはそれ見たことかと厚労省の対策不備を指摘するかもしれません。
そもそもがこの対策で侵入を防げると皆が思っている訳ではないですよね。潜伏期間も検査漏れもあるでしょうから。
その割に厚労省大臣は、疑われた人が発見された当初「水際対策が始まる前から帰国したからすり抜けてはいない」と対策自体を完全化正当化するかのような発言してましたけど。
ようやく情報が揃って対策は落ち着いてきそうです。以下インデックスとして。
厚労省の対策ページ
国立感染症研究所 感染症情報センター
その中の個人対策
現段階では病原性は低く通常の季節性インフルエンザと同等との見方が強まっていますので、いずれ日本でも感染者が出ることは想定して、パンデミックやH5N1鳥型インフルエンザとの遺伝子組換えの可能性関連の情報には気をつけ、高リスク群に属する方は十分に注意し、個人レベルの必要な予防対策を行い、罹患可能性があった際は他者への感染を避けるようにする、など一般的なインフルエンザ対策が重要みたいです。
マスコミは、現在の学校や民間企業でのBCP対策が、些か牛刀をもって鶏を割くの様相を呈している場合があることを改めて周知する必要があるのではないでしょうか。
件の厚労省大臣も
その旨の発言をしているようですし。
また、今回のオオカミが結果オオカミ少年によるものであった場合(喩えは余りよろしくないかもしれませんが)それに慣れてしまい、本物のオオカミ(H5N1のような)が来たときに今度も大丈夫だよなんて高をくくることのないようにしなければなりません。
Posted at 2009/05/08 01:06:53 | |
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