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父がクルマを買うことになり適当な車種をピックアップしろと言うので、それに便乗してディーラーをいくつか回りセレクトし、この度購入の運びとなりました。
クルマを買う機会というのはなかなかないので、クルマ好きの皆様もそうかもしれませんが、家族や友達がクルマを買うのに付き合ったり候補を選んだりするのは全然苦にならないというか結構好きではありませんか？(笑)

選ぶにあたっての父からの条件は以下の三つ。
○もういい歳なので取り回しのし易いコンパクトカーであること。軽自動車と普通車は最初は区別せずに。
○もういい歳なので運転の操作系が標準的でわかり易いものであること。
○ある程度は荷物を載せられること。(基本的には一つ目の条件と交換条件ですが…)

ひとまずカタログレベルで表の10車種を選択しました。
軽自動車の中では、車高の高いタイプではなく標準的な(ソニカやセルボ等スペシャリティ的なものは除いて)車種を選択。
普通車の中では、もっともベーシックなタイプの車種を選択。
メーカーは特に拘ってないつもりでしたが、若干好みからの偏りがあるかもしれません。(笑)

自分が輸入車に乗っておきながら、輸入車のコンパクトカーは選択しませんでした。
○想定される使用条件が自宅近隣市内の使用が殆どであり、輸入コンパクトカー(特に私が好きな独車)の得意とするところである高速巡航の機会が少ないこと。
○想定される使用条件では輸入車と国産車の大きな機能差は見られず、信頼性もいくらか考慮に入れると、クルマに幾分かの趣味性を求める人でないと価格差を越えて選ぶ理由に乏しいこと。
がその理由でしょうか。本当は選びたいんですが、自分が乗る訳ではないので外すと怒られますから。

更にディーラーを巡りある程度試乗をして、簡単にコメントとできるだけ父の挙げた条件に沿って考えた評価を付けました。

軽自動車では、本命ミラ、対抗エッセ、穴アイという感じでしょうか。
ミラは結構よくできてます。とにかく乗り易い。これ、次の妻のクルマにしてもいいかもという感じです。(ちなみに妻は今プレオに乗っています)
エッセはシンプル。これでいいかもと思わせてくれる逸品です。
個人的な好みではアイなのですが…走りの質感は軽自動車の枠を超えており運転が面白いです。ただこれ、やはり価格が高いですね。価値を見出せる人でないとなかなか選択しづらいです。

普通車では、本命デミオ、対抗スイフト、穴フィットでした。
デミオはとにかく楽しい。普通のグレードもよく走りますので、一度スポーティなグレードに乗ってみたいです。
スイフトも車体感覚がわかりやすく運転しやすいという意味では、お奨めでした。個人的にはデミオと双璧です。
フィットは売れるだけあって車内空間の広さや見せ方は非常にうまいですね。運転してみると普通によく走りますし乗り心地も先代より改善されてます。ただデミオの方が乗って楽しいかな。乗って楽しいという評価はさておき、単純に大きさと車体感覚のわかり易さでデミオ・スイフトに評価は軍配を上げました。

さて、この選択を見て更に実車を見て最終的に父が何を選択したか、ですが。
まず軽自動車は荷室と質感から除外されました。私はミラで充分ではとも思ったのですが、やはり比べてしまうとより大きな空間が欲しくなるようです。
では普通車の候補の中から選択したものは…長くなったのでとりあえず今日はここまで。(^^;)

「e燃費」の「e燃費アワード2007-2008」でトゥーランが輸入アッパー部門で第1位を獲得しました。
限られた部門ながらその燃費の優秀性が証明されたということは、このガソリン高(4月は除く？)の中、まずはユーザーとして素直に嬉しいですね。
その値は10.8km/L±0.5km/L(95%信頼区間)となっていました。サンプル数nや乗り方等のパラメータがわからないので一概に評価できないのですが、私の実体験に即して言えばこの値は実例に近いものと感じます。
他部門との比較の上においても、この車重にしてこの値は優秀なのではないでしょうか。

同じエンジンスペックを持つゴルフGT TSI(10.9km/L±0.7km/L)とほぼ変わらない値というのは面白いですね。微妙ですが若干GT TSIの方が分散が大きいことは乗り方に差がより大きいつまりスポーティな乗り方をするユーザーが多いための数値かもしれません。
またよく言われるようにカタログ上の10･15モード燃費に対しての比は、国産車より輸入車の方が優れている傾向が見られますね。国産車はもう少し正確な燃費値をカタログに示せるようになってほしいものです。
しかしこの「アッパー部門」というのは何でしょうね。車重や全長等で分けているのでしょうか。いや、価格かな？

VWJもこのことをプレスリリースしておりTSI＋DSGで環境性能に優れているということを今後よりアピールしていくのでしょう。
ただ国産車にはハイブリッドがあるので、現状それと比較すると燃費では適いません。TSIの本格的なハイブリッドへの対応が待ち遠しくなります。

先だっての日曜は花見に出掛けました。
少々お酒を飲みたかったので電車で毎年花見客で賑わう稲荷山公園に。ご覧の通り既に駅から桜を望むことができます、と言ってもこれは公園でなく自衛隊基地内の桜ですけど。
一部まだ六分咲き程度の樹もありましたが、殆どはほぼ満開の桜を楽しむことができました。

午後から段々寒く空模様が悪くなり雨に…早めに退散しましたが、更に今日になると桜を楽しんだばかりとはとても言えない寒さでした。

桜が咲く季節となり夏タイヤに交換しました。

夏タイヤのホイールですが、中古で17インチタイヤホイールセットを手に入れていたため、それを履きました。
ホイールはクリムソンのTeam Sparco TYPE-03、タイヤはグッドイヤーLS2000です。

インチアップについては、前所有車で一度16インチ→17インチにインチアップしルックスは大変気に入っていたのですが、
選んだタイヤ(ピレリPZero Nero)とサイズ(215/45R17)が影響してか、轍に進路を乱されたりゴツゴツしたりとにかく乗り味が硬い感じに。
高速道路でもハンドルのブレが発生しタイヤを組み直してもらい幾分ましにはなりましたが硬さは変わらず疲れてしまい…ブリヂストンPLAYZ(205/50R17)の中古に試しに交換。
こちらは轍には取られなくなりましたが突き上げ感は余り改善されず。
高速道路で設置感が足りないのとロードインデックスの不足が気になり、結局ミシュランPrimacyHP(205/55R16)で16インチに戻しようやく落ち着いたという紆余曲折の思い出があります。

トゥーランでもどうしようか未だに悩んでいます。
車体に比べせめて17インチくらいはあった方が見た目のバランスがよいがそれで乗り味を崩しても嫌ですし。
ひとまずホイール探しにネットを徘徊…ホイールのデザインとしては、オプションにあるVW Racing Type-Cみたいなマルチスポークが好きなんですよね。ただ17インチにしてもなるべくホイールを軽くタイヤは高さを充分にかつ細くしたい(205/50R17想定)のでリム幅は7J、車高ダウンは考えていないのでオフセットも控え目に…。
でMAKのCRUISERとRADIUSのR9を候補に。ところがCRUISERはもうカタログ落ちのようなのでRADIUS R9を狙おうと思ったのですがやはり思い出すのはインチアップの紆余曲折(苦笑)。

そこでマルチスポークでリム幅オフセットも適度なTeam Sparco TYPE-03のセットが中古で出たのでこれなら金銭的にも17インチ試しに怪我が少なかろうと早速入手。
ただタイヤはLS2000が付いていたのですがサイズが215/50R17なんですよ。
標準より15mm程外径が大きくなってしまいます。ただタイヤハウスの干渉等はなさそうだしホイールアーチの隙間は減るし、ひとまず試しにはよかろうと購入しています。

前置きが長くなりましたがトゥーランでの17インチの感想を。若干出足が重くなったような気もしますが、乗り心地は気になる程悪化していません。タイヤの高さが余り変わらないこともあり突き上げ感は然程変わらず、また路面での上下動は減った気がします。
路面と自分の間にワンクッションあったのがより直接的に路面を感じるようになり、よく言えばダイレクトですが悪く言えば少々がさつに。
ただこのタイヤうるさい…中古で6～7部山程度なのでそのせいなのかもしれませんがうなるような音がします。まぁ標準のミシュランENERGY3もうるさいタイヤですが。
それより気になるのが、低速でのゴロゴロした回り方。タイヤが回る時に抵抗と振動があるんですよね。

多くの問題はタイヤを替えれば解決しそうなのでコンフォート志向のタイヤに変更して17インチを楽しむか、あくまでより快適に16インチにしておくか…まだまだ悩みそうです。

新しいアウディA4が日本にも登場となりましたね。
まだディーラーには見に行っていませんが、以前A3に乗っていた私にとってアウディは常に気になっているメーカーです。

今回のA4はかなり大きくなったようですので、ドイツ各車の所謂Dセグメントと言われているセダンのサイズを比較してみました。
(ついでに比較対象としてトゥーランも入ってますが)

まずは全長と全幅。
B7型から比べ、全長も全幅もかなり大きくなっていることがわかります。ライバルであるメルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズと比べて完全に一回り大きくなってしまった感じです。
イメージとしては以前から一回り大きかったパサートと同サイズで、さんざ大きくなったと言われたBMW3がコンパクトに思えますね。
従来Dセグメントとしてイメージされるサイズは図中の赤枠で囲った範囲かと思うのですが、既にそれを超え一般的に言われているように各セグメントのサイズ拡大は留まるところを知らないようです。
流石にこれくらいのサイズだと、日本の市街地だと気軽に扱えるという感じではなくなってきますね。

次にホイールベースです。
各種紹介にもあるようにそれまでライバルより短かったホイールベースは一気に長くなってしまいました。一般的にホイールベースが長い程直進性に影響を与え回答性に不利と言われていますが(当然要因はこれだけではないですが)、果たして今回のA4の操縦性がどうなっているのか興味深いところです。
またホイールベースは室内長にも影響を与えますが、各種写真で見る限り室内の余裕は然程大きくなってはいないような気がします。

更にこれを全長との比で見てみました。
4ドアセダンとしては異例にホイールベースの占める割合が高いBMW3に迫る比となっています。見た目にもフロントオーバーハングが短くなり、今回のA4が全長とのバランスで格好よく見える理由はここにもあるのでしょう。
基本的にホイールベース比が6割を超えるセダンは余りないようですね。ここにおけるトゥーランは形状が異なるので本来比較対象とはなりません。(笑)
BMW3は、先代と現行でほとんどホイールベース比が同じなのが興味深いです。デザイン上の社内規定でそのような縛りでもあるのでしょうか。

全体的に大きくなりましたがやはり実用面でのその必然性は余りないような気がします。
ただデザインとしては伸びやかに格好良くなっていると思えます。
これまでアウディを好むユーザーにはその知的で控え目な雰囲気が好きな理由となっている層も多いかと思いますが、今回のより派手になった？A4がそのような今までのアウディファンにどのように受け止められるか興味深いところです。
先日一緒にスキーに行った友人はB7型A4アバントユーザーなのですが、彼はB8型について『自分にとっては大きくなりすぎ』と申しておりました。

この雰囲気で行くと、次期トゥーランもサイズアップしそうですね。
今から次のクルマの心配をすることもないのですが、自分にとっては今がジャストサイズなだけに余り大きくなってほしくないと思います。