
パッと見はただの山に見えますが、津久井城址です(笑)。
戦国期にはこういった山や谷などの自然の要害を利用した山城が各地に築かれました。
この津久井城は小田原を本拠地とする北条氏の家臣内藤氏の居城で、甲斐武田氏の勢力圏との境界付近に位置した重要拠点でした。
永禄12年10月には小田原城を囲んだ武田軍が自国へ撤退する際に、追撃をかけた北条軍とここからほど近い三増峠で激しい戦いになった「三増峠の戦い」は非常に有名です。
現在は津久井城址公園として整備され、城の北側には城山ダムによって相模川を塞き止めた津久井湖が鎮座しています。

Posted at 2008/09/08 18:49:50 | |
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