
Motec M800にて使用を考えて入手したのはいいのだけど・・・・
油温と油圧をMotecに読み込ませログを取りたいと考えたまでは良いのだけど
油圧と油温センサーを追加する事に躊躇していた。
一般的にはオイルブロックを使ってフィルター根元にブロックをかませセンサー設置が多いのだろうが・・・・・
そんな事は30年以上前に経験済みで四半世紀の間全くスキルアップしていないのではないかと。
ちょっと器用な高校生でもできるセンサー設置は御免こうむりたい。
オイルブロック+汎用センサー設置は本意ではないと思っていたがそもそも汎用センサーがほとんど入手できない。
センサー設置に関してはPT1/8を前提に考えていたが汎用入手が可能なのはNPT1/8が多くPTにこだわると改造部品メーカーが出してる追加メーター用センサーを使う言ことになる。
ただセンサー単品で入手するならメーターセット事買った方が話が早いし値段も大差ない。
センサー設置部位もセンサー入手も一筋縄ではいかないなと思っていたところ
この画像のボッシュセンサーを発見した が国内入手が難しい。
とりあえずボッシュセンサー入手してみたものの・・・・
温度感知部が実寸で16mmほどしか突き出しておらずオイルギャラリー中心部に位置させるのが難しい。
ただ油温油圧と別々に取り付ける事を考えると一か所で取り付けが完了するメリットはデカい。
オイル漏れを起こす可能性のある部位が一か所減らせるのはありがたい。
部品点数は少なくが基本、構成部品が少ないほどトラブルも少ない と思う。
オイル通路に貫通穴が少ないほどオイル漏れも可能性も減る はず。
まずはメインギャラリーから35mmほどオフセットして装着してみると・・・・
案の定油温が70度までしか上がらい、計測しているのはオイル溜まり周辺の雰囲気温度なのだろう。オイルフィルターの外面温度は85度まで上がっていることを踏まえればこの70度までしか上がらないセンサー設置位置は間違っていると判断できる。
なぜオフセット装着しないといけないかと言うとこのセンサーの取り付けがM10P1.0だからPT1/8からM10P1.0の変換をしないといけないからで
ブラス(真鍮)ではPT1/8のネジ強度に不安があったので45C材から製作したのだがM10P1.0のネジしろを稼ぐために変換アダプタ全長が35mmほど必要だったからで、そもそもその取り付け部自体が油圧警告灯の取り付け部分でギャラリーから25mmほど離れており実際には60mmほどギャラリーから遠ざかって完全なオイル溜まりになっている。圧は計れるものの温度計測には非常に不向きな場所で
実際アダプタ無しでPT1/8センサーを直接ブロックに取り付けて計測器で計測しても油温は77度までしか上がってこない この時のフィルター外面温度は90度近い。オイルギャラリーから25mmセンサー位置がずれるだけで測定結果が大きく違う。更に35mmオフセットさせるアダプターの介在は無可能だ。
さてセンサー設置場所を一考しよう。
Posted at 2025/05/15 05:08:59 | |
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