【はじめてのチョイロX奮闘記】
私はずっと仕事で地方から都内へ通い続けていました。
もともと自動不通二輪を持っていましたが、乗る時間もなかったため免許を返納しています。
その後バイクの免許を取りに行く時間もなかなか取れず、移動手段はもっぱら公共交通や友達の車、ロードバイクでした。でも心の中で「いつか時間が出来たらまたバイクに乗ってみたい!」と思っていました。
そんな中、在宅勤務がひと段落したタイミングでついに免許を取得。
待望のバイク「チョイロX」との生活が始まりました。
早く思いっきり走りたい…と胸を弾ませながら乗り出しましたが、購入早々から意外な試練が待っていました。
個性派「キメラバイク」との出会い
私の「チョイロX」は2台のバイクを組み合わせた“キメラ”仕様。
もともと個性のあるバイクですが、ちょっと癖も強め。
ティムバートン版バットモービルのようでちょっと可愛い、
そんな特別なバイクなので、購入前にしっかり現車確認をお願いし、何度か確認させてもらいました。
「エンジン始動中はガシャガシャ音が鳴るけれど、キックが動いているだけで壊れないからね!」
今でも忘れないこの一言。
念の為他に問題が無いか確認をしましたが、特にないとの事でした。
後日やっと免許が取れていざお迎えの日。
この日の為に新しく買ったヘルメットと、メガネを装着。
(メガネは日常生活には影響がない為、運転しないのであればつけないつもりでした。)
友達の車に引率してもらい、無事に自宅最寄りの南海部品へ。
天気はあいにくの曇りで雨も降りましたが、
トライクなので安定していてスムーズに走ってくれました。
その後、イリジウム製のプラグを購入し、簡単な車体チェックをしました。
見えてきた「チョイロX」の一面
南海部品でプラグの交換と念の為エンジンオイルを確認すると、「
半分は入れておいた」と購入元で言われていたはずのオイルがほとんど空っぽ。
もともとついているプラグもなんだか白っぽい状態。
南海の店員さん曰くプラグは取り出した時に少し黒く塗れているような感じが理想で今は「焼き付き寸前だね!」との事。
急いでオイルを補充しましたが、少し心配な気持ちに。

(↑問題のプラグ。取り出し直後は真っ白でした)
とりあえずエンジンオイルが補充された為か20㎞のもたつきが無くなり
イリジウムプラグのおかげかセルも1回で始動するように。
(エンジン番号からジャイロキャノピーTA02型がベースになっている事が解ったのでイリジウムプラグはBR8HIX 2406を購入しました!)
その後エンジン音や加速感を確かめつつ整備を続けましたが、
点検のたびにシートやエンジン周りのネジが次々と脱落していることに気づきました。
慌ててジョイフル本田で代替のネジを買って戻ると、今度はフェンダーのネジが無くなっているました…。
その後もフェンダーを支えるステーが折れたり、振動で右のミラーのネジがゆるゆるになっちゃったりしたので右のスイッチホルダーを交換しようとしたらなんのホルダーか判別不能だったりと、次から次へと「どうして?」と思わずにはいられないトラブルが発生。少し不安になって販売元に相談したものの、あまり対応が期待できず、いっそのこと自分でこの子を直していこうと覚悟を決めました。
チョイロXと進むこれからの道
このバイクに長く付き合ってもらうため、振動対策をしっかりと整えていくことに決めました。リアのステーやフェンダー周りは頑丈にして、新造するステーの金属は最低1.5mm以上、ゴムワッシャーを多用し振動を抑制する狙いです。
また、90mm程度の小型のショックアブソーバーも販売されているので、何とか取り付けて、衝撃を和らげる工夫もしていこうと思います。
毎回ドライブの後には、緩みがないか確認しながら掃除やオイルケアも忘れずに。メンテナンスの基本はきっとお掃除からです。
振動やトラブルで試される毎日ですが、さびている個所にオイルアップをして、毎日ちゃんと磨いてあげて、大切にしていればきっとこのチョイロXも少しずつ応えてくれると信じています。
一歩進んで二歩下がるような気持ちですが、
地道な努力がいつか安心に繋がると感じています。
少し険しい道のりですが、これからの記録を楽しんでいただけると嬉しいです。次回は具体的なカスタムや整備の詳細もお届けする予定なので、どうか暖かく見守ってください。
Posted at 2024/10/29 03:07:15 | |
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