地動説？天動説？

ライカは時を超えて生き続ける…

ポルシェも時を超えて生き続ける…

そんな風に考えていました。

今の持ち主から次の持ち主へと時の流れの中で永遠に旅を続けると…


これは持ち主を固定する考え方ですよね…

カメラが動いていく…


んでも、逆に考えたらどうなるのか…

一台のライカの周りを様々な持ち主が次から次へと通り過ぎていくに過ぎないのだと…




今はもう手放してしまって手元には残っていない、一台のM3があります。

そのM3はおそらく今でもどこかの誰かのところで生き続けていることでしょう。

クルマのように簡単に廃車ならぬ廃カメになんてなりませんからね(笑)


私の前の持ち主は、現在既にこの世の人ではないかもしれません。

そして50年後、そのM3はまだ存在していることでしょう。

でも、その頃にはオイラはこの世にはいないのであって…

旅をしているのはカメラではなくてオイラ達の方なのではあるまいか…


どこが違うのかイマイチ良く分かりませんが、ふとこんなことを考えたのでありました。


現代のEVやデジタルカメラの周りを私達は旅することができるのでしょうか…ねぇ(笑)