既に心の中ではQ-Pちゃんに決まっていると言うのに…
もう一人の自分が、他の選択肢は本当にないのかと…
もしこれが目の前に生身の個体が横たわっているのであれば話は別ですが…
そうそう簡単には見つからないものですから、半ば諦めとでも言うか、逡巡するゆとりもあるってもんですよ(笑)
んで、Qシリーズのライバルたり得る個体とはどんなものかと考えると、あんまり選択肢はなくて、ソニーのサイバーショットRX1シリーズでしょう。
Qシリーズと同じくレンズ固定式でフルサイズのセンサーを持つ、決してコンパクトではないのにレンズ交換ができないことから無理やりコンデジのカテゴリーに入れられちゃっている、まさに「脱いだら凄い」カメラです。
価格的に考えれば、初号機のRX1Rだけでなく改良型の現行機RX1RM2だって射程範囲に入ってきますよ。
初号機は、一般的なコンデジにも良く見られるポップアップ式のストロボが内蔵されていました。
一方、ビューファインダーは内蔵されておらず、ファインダーを覗いて撮りたい場合は、こうして4万円以上もする外付けの電子ビューファインダーを装着しないといけなかった…
いったいこれのどこがコンパクトだと言うのか…
その後登場した改良型のRX1RM2は、内蔵ストロボを取っ払って、そこにポップアップ式の電子ビューファインダー組み込みました。
ファインダーを使わない時はすっきりと格納できるのですが、このファインダー、アイピースキャップをネジ止めで取り付けるとファインダーを格納できないと言う…
このもっこりした状態では速写ケースに収まり切らないし、邪魔でしょうがないですよね。
フルサイズセンサーと焦点距離35ミリ、開放F値2.0のカールツァイスのゾナーをこれだけの小型ボディに収めようとすれば、何かを犠牲にせざるを得ないのですね。
一方でライカQシリーズは、RX1シリーズよりもやや大ぶりで背も高いけれど、こちらは電子ビューファインダーが内蔵されているので、取り付けたりポップアップさせたりする手間がそもそもありません。
操作マニュアルなどを見ると、RX1シリーズの方が遥かに多機能のようですが、そんな機能、オイラに使いこなせるとは思えない…
ライカのズミルックスか、カールツァイスのゾナーか…
微妙な描写の誤差を検証することに無上の喜びを感じる「レンズの虫」ならともかく、面倒なレンズ交換から解放されてピント合わせまで自動でやってほしいと願う、ほとんどAT限定免許のようなオイラからしたら…
答えは自ずと決まってくるのよね(笑)
色々多方面から検討いたしまして、ご事情はおありと思いますが、いずれにいたしましても、今回は原案のどおりとさせていただきたいと存じます…ってとこですね。
この「いずれにいたしましても」を多用される方がいますが、これを言われた時は要注意です。
要するに、それまでに言われたことなんて全く意に介さない、一切考慮しないってことに近いですからね(笑)
何となく、全ての状況を斟酌しているように見えて、実は屁もかけないような時に使われることが多いです。
「寝言は横に置いておいて」とか「冗談はともかく」と言っているのに近い(笑)
と言うことで、色々検討はしてみたのですが、RX1はオイラには使いこなせそうにないなぁと…
いや、別にQ-Pなら使いこなせると言いたいわけじゃないんですが…
タマ数はRX1の方が豊富にありそうだし、Q-Pの価格を考えると現行機のRX1RM2
まで視野に入ってくるので、魅力はあるのですが…
現行機も暫くしたら旧型になっちゃいますから…ね。
ほら、松任谷正隆さんは何かを感じられているのか、初期型の996GT3を大事に乗られているそうですね。
初期型は何年経っても色あせることがないのですよ。
ライカの現行機のM11だって、やがてM12が出たらもう旧モデルです。
あのM型ライカがデジタルになった歴史的なモデルがM8であることは何年経っても色褪せることはないわけですから、初期型のスペックに不満がないのであれば、初期型は持つ価値ありだよと…
「底辺ライカ持ち」の考えなんて所詮はそんなもので(だはは)
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Posted at
2023/11/03 19:56:20