
京都の「瓢亭」の本館でお昼ご飯を食べると一人三万円、二人で六万円かかると…
私には敷居高過ぎて…ね。
んでも、964の修理代がこれで済めば「助かったぁ…」と思う自分がいる…
今はもう手元にないけれど、メカニカルなM型ライカをオーバーホールしようと思ったらそのくらいは当たり前にかかるのであって、なかなかおいそれとは頼めない…
でも、964の修理代なら結構リーズナブルに思えちゃう…
空冷911の維持は大変だ…
維持費も大変だ…
良くそう言わけるけれど…
本当にそうなのか…
これまで2台の964に乗って、デスビベルト切れからエンジンのオーバーホールという重修理まで経験しましたが、ノーマルで維持する分には、964の維持費は高いとは思えない…
こんなもんでいいんじゃないかなぁ…
と言うのが私の受け止めです。
そりゃ、突き詰めていけばいくらでもかけられるのはどんな遊びでも同じですよ。
かれこれ30年が経過しようとするクルマを、しゃんとした状態で、夏は涼しく、冬は暖かく、その気になれば高速道路の流れをリードするような走りもできる…
体格のわりに小回りはきかないけれど、ブレーキはまるで空母に着艦するように良く効く…
この状態をキープしているんですよね。
知り合いでメル○デスやB○Wやア○ディに乗られている方はいます。
新車で買うとメンテナンスパックなるものに加入して、初回の車検時かもう少し先まで、メンテナンスにかかる費用は基本的に無料になると…
んでも、最近のクルマは、国産車に限らず外車もそうだけど、数年で壊れちゃうなんてそうそうないのよね。
シロアリ駆除業者じゃないけれど、問題はその期間が経過した後のことですよ。
一年点検で三桁万円の見積もりをもらったと言う話を聞いたこともあります。
私が964の健康管理をお願いしている主治医のところでは、トラブルが出ると基本的にその場所だけを治療してくれます。
患部とその周辺を広く切除して、周りも含めて全部交換するなんて治療はしないのですよ。
パーツ代はかかるのは当たり前ですが、診療明細を見れば、きちんと手技料を支払っていると言うことが実感できます。
手術時間だってパーツ全取り換えより短くて済む・・・かな(笑)
クルマの製造工程は今や高度に機械化・自動化されていて、それはポルシェだって同様でしょう。
でも、修理するのは作るのとはちょっと違う…
自動でエンジンを下ろしたりオルタネーターを交換してくれる工作ロボットなんてないから、全部人が手作業で施術するしかないわけで…
切った貼ったの細かい作業をするよりも、患部の周辺もまとめてごっそり切除して、全部新しいのと交換すれば、高度な技術は必要としなくても、当然パーツ代は余計にかかるわけで…
現在のクルマは、長く維持しようとすると、どんどん高額な治療費を突き付けられ、「これならいっそのこと全部新しくしちゃった方がいいですよ」と言うことで、メーカーの思う壺に…
空冷911であれば、CTやMRIはなくても、実績のある街の診療所で、個々のパーツを取り寄せながら、腕一本で維持してもらうことができる…
エンジンのオーバーホールと言う大手術ともなれば、パーツ代・手技料ともに高額になるけれど、かと言ってそのお金じゃファミリーカー1台買えないのよね。
エアコンのファンとか、パーツが高価だと言うけれど、30年前の家庭用エアコンのパーツなんて普通は出てきませんよね。
ちゃんと出てくるところが凄いとしか言いようがない…
テレビは街の電気屋さんに頼んで直すと言う、昔は当たり前だったことがほぼ絶滅して久しいけれど、空冷911の世界ではまだこれが通用すると言うのは凄いことではないか…
何に対してお金を払っているのかが明確に分かると言うのは、メカニカルカメラの修理のようなもので、支払ったお金がどう生きているのが一目瞭然だ…
う~ん、本当に持続可能なカーライフと言うのはどっちなんだろう…
Posted at 2022/01/23 22:26:26 | |
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