どもども!お久し振りです。
最近ご無沙汰でしたが、撮り鉄やりながらちゃんとクルマも活動してますよー
最近ではセカンドカーのY34のインパネの電球交換(これがけっこう大変な作業)なんかもやったので、ここでUPしようと準備してたのですが写真データ入ってるSDカードが壊れたりで力抜けてました…
で、先日やった作業がこれです。
5月4日にフロントのスタビライザーを交換しました。

ことの発端は3月のセフィーロミーテイングの直前にアライメントセッティングに行った時、この店のオーナーさんより
「ウエットだとノーズの入り悪いでしょ?フロントのスタビを柔らかくして、フロントの車高だけあと5mm上げてごらん」
とアドバイスをもらったことに始まります。
このお方とは何度か走行会でご一緒させていただいたことはあるのですが私のウエットでの走りは見たことは無いはず。
まさしく自分はこれまでウエットではコーナー進入時アンダーに苦しんでいてタイヤが原因とばかり思っていたので、これを見抜かれたことにハッとしました。
ホントはセフィーロミーティングの前に実施しようと思えばできたのですがセッティング変更後のぶっつけ本番でいきなりフィーリングの変わったのにとまどうのも躊躇したのでこのタイミングでの作業となりました。
でもセフィーロミーティングはウエットでしたから、ミーティング前に実行していたらタイムアタックの結果が変わっていたかも???
さて、作業ですが単純です。ボルト2本、ナット4個を外してとっかえるだけです。
ただ、スタビ周りのボルト類はブッシュの変なネジレを防止する為に接地状態のアーム類の角度で本締めするのが基本です。
この為にフェンダーアーチ上端からホィール中心までの距離をジャッキアップする前に測っておきます。
ウマをかまして作業開始です。
今、付いているスタビを見るとけっこう路面と擦った後が…

走行中に何度か「アンダーカバーが擦ったな」と感じることがあったのですが(実際に擦り痕があったし)スタビも当ってたのね…
って、これって車高低すぎた???
これが今まで付いていたスタビとこれから付ける少し柔らかいスタビです。

せっかく交換するんだから「交換してる」って感じがするようにオレンジに塗っちゃいました。

太さはこれくらい違います。
ちなみに今まで付いていたのはarcの中空のヤツです。
これから付けるのは中実のヤツなので細いけどちょっと重くなります。
作業自体は前述のように単純なのですがけっこう締めつけトルクが強かったりしますし、ナットも緩み止めナットを使っているので時にはこんな工具の使い方もします。

スパナをメガネレンチで延長して大きなトルクに対応します。
あ、この使い方は工具メーカーは推奨していませんので自己責任で実施して下さい。
くれぐれもケガしないように。

取り付けはここのリンクの角度が左右で均等になるように気をつけます。
実は1回組み上げたあとに、なんだか左右の角度差が気になってもう1回組み直しました(汗)

で、本締めの時はこんな工夫をしています。
ロアアームをパンタジャッキで持ち上げて予め測っておいた位置までハブ中心を持ちあげます。
これでアーム類は接地状態と同じ角度になるはず。
この状態でトルクレンチ(5年ぶりくらいに使った)で規定トルクで各ボルトを締めます。
あ、トルクレンチは保管する時にはプリセットダイヤルを完全に緩めてバネをフリーの状態にしておきましょうね。
あとはフロントの車高を5mm上げて作業完了です。
どう挙動が変わったかは6月1日の奥伊吹でテスト!
んーそれまで待てないかも…
Posted at 2014/05/06 15:59:20 | |
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