先日の3net筑波で撮影させていただいた画像を見ていて、改めて気づいたことをいくつかまとめてみました。(あくまでも私個人の感想です)
本当は撮影する側が対処すべきネタばかりですが、撮影される側にも意識していただけるともしかしたらイイ写真をゲットできる確率がアップするかも!?
もちろん安全に楽しく走ることが何より大切なことはいうまでもありません。ですので、これらは「ふーん、そうなんだー」程度に思ってもらえるだけでもありがたいです。
1.ゼッケンは左右ドア両方に貼る(もしくは特徴的なテーピングを行う)
通常はゼッケンはピットロード側(筑波2000なら進行方向に向かって右側)とボンネットに貼ることが多いと思います。
ところが筑波1コーナーはカメラマンは左側に位置してます。
よく似た車両が沢山走っている場合、ゼッケンが唯一に近い判別材料になります。(ホイールは回転しているので見分けがつきにくい)
撮影中に「あれ?あの車撮ったかな?」といちいち拡大して確認している暇は無いので、とにかく勘と記憶も使いながらどんどんシャッターを切りますが、それでも撮影枚数の多少が起きてしまいます。
枚数が多い=成功ショットの確率アップが一般的なので、本当はバランス良く全車を撮りたいところですが・・・
また、撮影後の画像の分類作業を行う上でも判別しやすいかどうかが結構効率に直結したりします。
ゼッケンは2枚配布が普通だと思いますので、反対側のドア(とかリアサイドウィンドー)にテープなどでゼッケンの数字を作ってもらえてたりすると、カメラマンは喜ぶと思います。
#「滝汗」とかの面白文字も超有効www
2.(ポジション、フォグ)ライトは点灯する
本当はヘッドランプが一番いいのですが、アタック中を示すハイビームと勘違いされる恐れもあるのでフォグランプまでが現実的かと思います。
これはハレーションを起こす可能性もあるので両刃の剣なのですが、私が撮影する場合ライトOnの方が成功率が高いです。フォーカスが合いやすいのかもしれませんし、私の集中力の差なのかも???
完成写真も車に目力というか、表情が出やすくなります。
3.ボディカラーは有彩色 or グレー
これもフォーカスが合いやすいのか、赤&黄のボディ色の車の成功度合いが高いです。
一方青はちょっと微妙です。
というのも私はフロントウィンドーの反射を抑える&全体の彩度アップのためにPLフィルターを使用するのですが、青のボディ色はPLフィルターが強く作用しすぎちゃうんですね。(もともと青空をきつめにするのにも使うフィルターなので)
コントラストも強く出てしまうので、日差しがきつい状態だと正直申し訳ない写真が多くなっちゃいます。
不思議なのがグレーやシルバー系で、こちらの成功率は異様に高いです。何故か不明ですが、マニュアルモードやシャッタースピード優先モードで撮影することが多いので、ちょうどバランスのよい露出になるのかもしれません。
逆に一番辛いのが・・・白&黒系です。
フォーカスが合いにくいのに加えて、黒は露出アンダー、白はオーバーになりやすいです。路面や背景の色との関係なのかもしれません。
これが静止状態の撮影ならじっくり露出調整もできるのですが、次から次へとやってくる車にあわせて切り替えることは不可能です。というわけで、PC上での補正作業をがんばる!って感じになります。
#いろいろ測光モードを切り替えてみたのですが、なかなか難しいですね・・・
4.ヘルメットのバイザーはあげておく
上でPLフィルターを使用すると書きましたが、その狙いはドライバーの表情もできるだけ撮りたいからなんです。
バイザーを上げておいたりフルフェイスじゃないタイプのヘルメットの方が、写真に人の存在感が加えることができて私はちょっと好きです。(汗
5.できるだけコーナリングスピードを上げる
撮影場所によっては被写体から少し離れて撮影することになるのですが、被写体の動きが遅いとカメラを振るスピードも遅くなります。
すると上下のブレが入りやすくなり成功率が下がります。(一脚を使う手もありますが、斜め振りとかしにくくなるので私は使わないです)
意外な感じがするかもしれませんが、流し撮りには一定以上の早さで振る方がうまくいくことが(私の場合)多いようです。
6.カルガモ走行は避ける
前を走る車にくっついて周回するのは、ラインやブレーキタイミングなどの勉強になるので私も時々やってました。
ところが、撮影する側から見るとこれが結構やっかい。
流し撮りでは1つのコーナーの進入から脱出まで連写しますので、1台撮り終えて再びコーナー入口にカメラを向けたときには2,3台通り過ぎた後なんてことがよく起こります。
次の集団は2台目から撮ろう!なんてことを考えながら撮ったりしているのですが、それでも集団の中ほどにずっととどまる車というのはちょっと狙いにくい被写体です。(なかなか集中しにくい&忙しく左右にカメラを振るので成功率が落ちる)
#レースではそれこそ近接した車が複数飛び込んできますが、1台というより数台の絡みを被写体とするので、また違った撮影スタイルになります。
時にはクーリング走行で前との間隔をあけてからアタックを再開していただくと、愛車だけでなくカメラマンにも何気にありがたかったりします。
以上、超わがままな考察でした。(爆
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Posted at
2010/10/19 17:29:15