
その瞬間、ぶつけられたと思いました。
そこは、40km/h制限となっています。
前方を、恐らく制限速度 + α くらいで進行する黒いBMWが第一車線を走行していました。その後ろにぴったりと別の1台の車が車間をつめて走行しています。(BMWを少し煽ってるようでした)
私はその後方から第二車線を先頭車として走行、陸橋上でBMWの少し前に位置しました。
私の車が、黒いBMWより1m位前に出た刹那、なんとそのBMWは、急に、自らの通行する車両通行帯境界線を越えてアウト側(こちらの車線内)に大きく膨らんできました。
(*) 陸橋のため、逃げ場所はありません。既に私の方が少し前に出ていますので、こちらが減速するのもやばい状況です。(斜め後方の角度から自車の助手席ドアあたりにぶつけられそうな状況)
(*) 2008/05/22 追記
その時、BMWの右ウィンカーは(当然に?!)点滅していなかった…
心臓が0.1秒止まった刹那、私は危険回避のため、アウト側のコンクリートの壁いっぱいまで膨らみながら、アウト・アウト・アウトで、もうこれ以上外側に寄れない位置をキープして走行。
しかし、内心、「もうぶつけられるな」と思いました。
幸いBMWは、はっとした様子でハンドルを左に切り(道路の線形も左カーブの最中ですよ!)、自らの車線に戻った様子。
後で分析しますと、(このBMWは県外車でしたが)S字コーナー&縦断勾配のある、この複雑な線形の陸橋を走るのにいっぱいいっぱいだったと思われ、そこに右後方からくる私の車に気付き、思わずそちらを注視したんじゃないでしょうか。
車は目線の行っている方向に進みますので、(道路の線形に従わずに)私の方に向かってきたようです。
本当に怖かったです。
実は、良く通る道には他にも数ヶ所、その場所を走る車の大多数が、道路標示された車線を逸脱して走っているところがあり、何のための車線か、と思うことしきり。
※例えば90度に曲がる右折レーンが4車線ある某交差点などですが、道路標示された車線をきちんと守って走るドライバーは人はほとんど見かけません。通行する車のほとんどが与えられた車線を逸脱し、隣の車線にはみ出して走ってる(汗
だからこの右折レーン上を、きれいに4台並んで右折してるのを今まで一度も見たことがないです。
車線守れないと思うなら、素直に速度落としてゆっくり走って欲しいです。
タクシーが延々2車線を跨いで走ってるのも目に余りますが、カーブで車線守らない(守れない?)人も多いので、今まで以上に気を付けないと、と思いました。
こういう人たちって、もしサーキットに連れて行ったら、一体どういうライン取りするんでしょう。
一般道路で車を車線の内側に収めることができないんですから、サーキットに行っても、狙ったラインを車さんが走ってくれるようにコントロールすることは難しいんじゃないでしょうか。
参考
【Driving Future】学研の自動車専門サイト - マーキュリー・メタワン
> また、安全装備として車線逸脱防止システムを搭載する。
> このシステムは、バックミラーに内蔵するカメラとレーダーで
> 車線を認識し、車線と車体の相対位置を検知。もし走行中に車
> 体が車線からはみ出しそうになると、ドライバーに警告を与え
> る。警告の与え方は、警告ランプ、アラーム音、バイブレー
> ションの3パターンが状況に応じて作動する。バイブレーショ
> ン機能については、右側の車線からはみ出しそうになるとシー
> ト右側が震え、左側の車線からはみ出しそうになるとシート左
> 側が振動するようになっている。
Posted at 2008/05/21 02:22:36 | |
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