車載動画撮影機材の内、バキュームカップを更新

2008年から使用している、車載動画撮影機材のうち、(米)Powr-Grip社のLJ45ですが、長年、車内の高温に曝され、少し前にポンプのシャフトが折れてしまいました。これをゼリー状瞬間接着剤で補修して、暫く使っていました。

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…が、今度はピストンが抜けてスカスカになってしまいました。ポンプ内部のグリスがとろけたような感じ。どうも補修に使った瞬間接着剤の成分で侵してしまったようです。
Powr-Grip社のサイトで確認したところ、リペアパーツとしてポンプ部分のみにも品番(90111)が設定されています。

- LJ45 PARTS AND ASSEMBLY
http://www.powrgrip.com/powrgrip/pdf/1STS.pdf

吸盤は多少硬くなったかなという程度でまだまだ使えそうなので、「ポンプだけ欲しいけどどうしたらいい？」と問い合わせてみました。

回答は「ポンプ1個送るのに送料が$55も掛かるから勿体ないよ？」と。

調べたところ、Powr-Grip社のLJ45がKenko-Tokinaから "バキュームマウントグリッパーII" に使われていて、吸盤のみ( ←LJ45 )の販売もありましたので、こちらを購入しました。

品物自体は、基本、Powr-Grip社のLJ45と同じ物の様です。ただ、Kenkoの商品説明では、吸盤部分の直径は12cm、搭載荷重は2kgまでとなっています。荷重はかなり控えめな記載ですね。

（伊）Manfrottoの "460MG Magnesium Camera Head" とも問題無く結合出来ました。

リアガラスに吸盤を装着した時、無理なくポンピング操作が行えるように三軸雲台を調整します。

ポンプの壊れたPowr-Grip社のLJ45は、ポンプ部分以外はまだ使えそうなので、部品取り部材としてキープしておきます。ポンプのピストンを引き出そうとして以前修理したポンプのシャフトをまた壊してしまったので、もう一度瞬間接着剤で接着しておきました。（懲りない？）
ポンプのばねが強いので、前回はPPテープでしたが、今回はテープと強い輪ゴムで抑え込んで一晩放置、接着出来たら部品取り部材として保管です。