
本日帰宅してから、サドルレザーの分厚いベルト(黒)を1本補修し、残りの3本はニートフットオイルを塗布して手入れしました。
補修した黒のベルトは、明日の夕方にニートフットオイルを塗布します。
この黒いサドルレザーベルト1本だけ、かなり傷んでたので補修しました。
黒ベルトのハゲっちょろは味とは言いません 笑
ボロいだけ🖕
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まず最初に、革の染色用のローバスバチック黒で全体的に染めます。

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次にサイビノールで傷んで毛羽立った皮を修正します。
トコノールは、まだ使いません。
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サイビノールやトコノールを刷毛塗りして押さえる道具です。
革職人さんが公開しない道具ですが、自分はプロではないので公開します。
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サイビノールを刷毛塗りしながら、荒れた皮を密着させます。
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自分は、もう一度ローバスバチック黒で、コバを染色し直します
コバとはベルトの厚み部分を意味します。
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ローバスバチック黒は直ぐ乾燥するので、トコノールでもう一度コバを修正します。
手順はサイビノールと同じです。
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トコノールでコバを仕上げると綺麗になります。
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これで、この黒のサドルレザーベルトは作業終了です。
約30分で終わります。
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コバは完璧に修正されました。
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残りのサドルレザーナチュラルと、黒はニートフットオイルを塗布して、乾拭きして明日まで乾かします。
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サドルレザーの手入れに使うニートフットオイルです。
このオイルを塗って直射日光に晒すと飴色に早く変色します。
自分は飴色のサドルレザーは嫌いなんです。
3つ位飴色になっちゃってますが、世の中では「味」とか言ってますね 笑
だだの劣化ですよ 笑
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余談ですが、この分厚いサドルレザーベルトは、厚さ7㎜と8㎜です。
もう日本国内では材料入手出来ません。
切りっ放しの、ただの皮材です。
それを自分でベルトに加工してます。
最近、アメリカでも入手困難です。
何とか個人店探して入手してます。
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バイカーズ用ベルトなので、普段使いには向いてません。
2枚重ねると16㎜あるので、使えないパンツもあります。
それと、かなり重いです。
(追記)
飴色に変色したウォレットやコインケース、キーケースも使ってます。
「味」とか言われてますが、自分は好きではありません。
形崩れしてない、新しいサドルレザーの方が好みです。
実物は写真より飴色なんですよ
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古くても、この程度までですね
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2025/05/12 18:43:46