9月25日のブログで「梅丹本舗・GDR」という自転車チームのことを書いた。
所属選手の福島康司さんが現役引退することを今日知った。
去年の暮れに、西成区玉出にあるダイニングバー「タクリーノ」さんで初めてお会
いした。(「タクリーノ」は元アジア選手権日本代表の上阪卓郎さんが経営されている)
素朴で、静かなとても優しい人だった。
5月の「ツアー・オブ・ジャパン」の大阪ステージを観に行って、日本人4人が中盤
から80kmを全開で逃げていた集団の中に福島選手がいた。
意地悪なギャラリーは、「どうせ終盤で捕まるよ」なんて言っていたが、私は逃げ
の集団が通過するとき、大声で応援してしまった。自転車ロードレースに全然興味
の無いやーちゃんも、釣られて「こうじーがんばれー」と叫んでいた(笑)
私が選手だったとき、当時の監督に、「お前の走りには魂がない」と言われた。
レースをリタイアしたくない、そこそこの順位でレースを終えたいという考えで、集団
から逃げることはもちろん、先頭を引くこともイヤイヤだった私の走りに、冷たく浴び
せられた言葉だった。
勇気が、無かったのだ。
福島選手はアタッカーだった。自転車ロードレースで少人数で逃げることは、苦しみ
に負けない勇気が絶対に必要だ。
現役を引退する理由が、チームの来季の戦力から外れたのか、自分の意思なのか
は分からないが、心を決めるとき、同じくらいの勇気が要ったと思う。
Posted at 2008/12/05 06:38:03 | |
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