「ジロ・ディ・イタリア」が始まりました。
今日の第2ステージはイエゾロからトリエステまでの156kmのコース。
ゴールのスプリント勝負でアレッサンドロ・ペタッキ (イタリア・LPRブレーキ)が優
勝。
鳥肌が立った。
03年・ステージ4勝、04年・ステージ9勝、05年・ステージ4勝のこの最強スプリン
ターに悲劇が起こったのは06年のジロ第3ステージだった。
落車で膝の骨を割る大怪我を負い、シーズンを棒に振った。
翌シーズン、見事に復活したが…ジロ第11ステージのドーピング検査で陽性反応
となった。
だが、それは持病の気管支喘息の治療薬であるサルブタモールの過剰摂取が原
因と判明した。
本人は無罪を訴えたが、CONI(イタリア五輪委員会)とFCI(イタリア自転車連盟)
が処分をするしないで大モメして、CAS(スポーツ仲裁裁判所)へ提訴される事態
となった。
結局、08年8月31日までレースへの出場停止の判決が下され、07年のジロでの
5つのステージ優勝やポイント賞は剥奪。さらに07年10月31日以降獲得した各種
タイトルも剥奪されることが決定。この判決を受けて、所属チームのミルラムから解
雇された。
あまりに酷い処分だったけど、ペタッキはクサることなく、処分期間後にプロ・コンチ
ネンタルチームのLPRブレーキ(イタリア)と契約し、09年に賭けた。
ペタッキがジロに帰ってきた。
そして今日の完璧なスプリントの勝利。
最悪の時期を乗り越え、またジロのポディウムに立つ姿にイタリアは沸いているだろう。
自転車ロードレースを観て、そうした姿に心が動かされ、自分が日常で生活するうえ
でのエネルギーにするなら、このスポーツの存在が本当に意味を持つときだ。
Forza! Petacchi!
Posted at 2009/05/11 17:31:25 | |
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