レオパード・トレックのワウテルが落車・死亡した翌日の第4ステージは、やはり
追悼レースとなり、着順を含むすべてのリザルトを争わないニュートラル走行と
なった。
クアルト・デイ・ミッレからリヴォルノまでを7時間淡々と走るだけのステージは、
選手にとって、仲間を失った悲しみに加えて“ツラい”1日だっただろう。
ゴールはレオパード・トレックの選手たちが横一線に並び、葬列のゴール。
その中に、ウェイラントの親友であったタイラー・ファラー(ガーミン・サーヴェロ)
も加わった。
ステージ終了後、レオパード・トレックとタイラー・ファラーはジロを去ることを発
表。
レースを楽しみにしていた沿道の観客は、様々な追悼の旗や物を用意して集
団を迎えた。
自転車ロードレースは欧州では庶民のものであり、文化になっていることを実
感する。
そして、本当に世界で一番美しいスポーツだと思う。
「我々の仕事は、選手たちに寄り添って、この辛い状況で最適な判断を
下すことだ。我々の見解では、スタートすることが重要だった。遺族の要
望もあるし、チームにとっても重要なことだから。我々の人生は、今ここ
にあるんだ。
辛い状況だった。遺族は昨夜と今朝、チームと一緒にいて、とても悲痛な
時を過ごした。この時遺族を支えた選手たちを誇らしく思う。なかなかで
きることじゃない。
辛い時には共にいて、悲しみや感情をチームメイトや他チームの仲間た
ちやファンと分かち合うことも重要だよ。
今日のような日には、抱えている問題をすべて脇に置き、自転車競技界
は1つの家族のようにふるまう。
友人や仲間と共にいることが必要だ。ひとりでいるべき日ではない。
同じ道に一緒にいる、それを示すことが、選手たちにできる一番のサポー
トだよ・・・。」
(ブライアン・ニガード・レオパード・トレックGM)
Posted at 2011/05/14 08:35:20 | |
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