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「BLITZのメーターが点滅している。どうしたらいい?」



とは、ブレイドに乗る弟。
詳しく話を聞くと、合わせて最近エンジンチェック/VSCチェックが時々点灯するとのこと。
BLITZのメーターとはブレイドに私が取り付けたインマニ圧力計のことですが、この話から推測するに、圧力センサ用のホースが劣化して抜けるなどして、エンジンが異常な燃調を検知して怒っている...だと思いました。

どちらにせよ早めになんとかしないといけないので、車を家にもってこさせて見てみました。



気づけば17万キロオーバー。
よく乗ってるものです。
エンジンは一度オーバーホールしているにしても、ガラガラと不穏な音がするし、CVTからは結構激しいショックが。
助手席の窓が落ちて最近修理したそうだし、結構なご老体です。
あまりメンテもしない弟なのでボロボロで汚い姿になってしまっていますが、未だに走ってるのを見られることに限って言えば、悪くないものです。

話を戻して、インマニ計のホース類は問題なく、漏れもなく、BLITZのメーターの点滅はおそらくセンサ本体の故障のようです。
どうでもいいメーターなので、ケーブルを抜いてメーターが機能しないようにしておきました。

となると気になるのはエンジンチェックとVSCチェックの点灯。
こればっかりは故障診断に頼るしかないので、iPhoneアプリで故障診断を行い、フォルトコードをみてみました。



フォルトコードは3件。

エンジン系統では
・トルクコンバータークラッチ圧力調整ソレノイドコントロール回路

電気系統(ヒーター及びエアコン系統)では
・太陽光センサー回路 (運転席側)
・太陽光センサー回路 (助手席側)

の計3件。
オートエアコンの太陽光センサーが死んでいたのはおいといて、おそらくエンジンチェックとVSCチェックの原因はトルコンクラッチ圧力調整ソレノイドの異常です。
CVTのセレクタ操作後のショックがやたら大きいのとも合致し、合点がいきました。

こればっかりはすぐ修理とはいかないので、様子見として、というか、距離や車の状態からして死ぬまでこのまま乗ったほうがいいかなという話で。


たいしてラングラーさんの方もおかしな故障が。

夜にぐるりと車を見て回ると、ライセンスランプが切れているのを発見しました。
1年で切れるとは早いなぁと思いながらも、アメリカだからしょうがないかとバルブを交換することにし、ソケットを取り出してみて驚き。



なんとソケットが焦げて、さらに全体的にもろくなってボロボロと崩れ、端子がむき出しになっていました。
なんでこんなところに耐候性のないプラスチックを使っているのかと問い詰めたい気がしますが、おそらくこの後付ナンバーフレームを取り付けたときにバルブが汚れたままになっていたとかそういうことだろうと思います。

このナンバーフレームはUS部品で、国内純正部品ではないので保証対象外。
ディーラーに確認をとると、ライセンスランプを正しい手順で外すには、ナンバープレートを外し、修理後陸運局で再封印の手続きが必要とのことで、2日と1万円弱の費用がかかるとのこと。
さすがにばかばかしいし、ライセンスランプはナンバープレートを外さなくても取り出せることがわかっていたので、自分で修理しました。



詳細は整備手帳に書いておきましたが、どうせまた同じようなことが起こる気がしたので、ギボシ端子接続にしてあとで交換が簡単にできるようにしておきました。

整備手帳 > 電装系 > 電装パーツ > 取付・交換 > ライセンスランプ修理 [hermer]

「この作業を業者に依頼すると、30ポンドほどかかる上に時間もかかります。20分もあればご自宅で簡単にできる作業なので、ご自分で作業すれば節約になります。」
コメント欄にマイクのセリフどうぞ。

輸入車の洗礼、一体名回目よ?

アメリカだからね、しょうがないね。