AF68 エンジン不調(エンジン暖まるとエンスト)対策〜ついでに腰上のオーバーホールも!
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娘の通学用に友人からいただいたDiO AF68ですが、娘から途中でエンストするとのこと…うーむ🤔
アイドリング低いんじゃ?って見てみるとFi仕様なのでアイドリング調整がない💦
原因わからずしばらく様子見てたらついに最悪の事態が…
信号待ちでエンストして娘大パニック(汗)→必死にセル回してそのままパニックアクセルで転倒(幸いケガはなくて良かったけど)!
後悔先に立たずだけど、これはまずいと先ずはネットで情報あさっていたらこんなサービスニュースを発見!
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何やら冷間時からの始動直後に30km/h超える全開運転するとバルブが膨張してバルブクリアランスが無くなるだと?なんか文面は乗り手の責任っぽく書いてあるけどさ…どうなんでしょう?
まあ原因は何となくつかめたので、ヨシ!こうなったらエンジン開けますか〜
せっかくなので、ついでに腰上のオーバーホールも
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先ずは外装類とケーブル、ホース外してエンジンを下ろします。
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はい!エンジンおりましたー
タイヤとセンタースタンドはつけたままです。個人的にはこの方が作業し易いです。
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バイククリアランス調整のみであればヘッドカバーだけ開ければできますが、この際燃焼室回りのカーボン除去も兼ねて腰上オーバーホールすることに。
ヘッド分解してバルブスプリングコンプレッサーでコッターピン外してバルブスプリングとバルブを分解します。
写真は分解後のシリンダーヘッドです。カーボン溜まってますね〜🙄
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ピストン上部も結構カーボン溜まってますね〜💦
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エギゾースト側のバルブ
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こっちはインテーク側のバルブ〜
シート面にカーボン噛みもありますね…
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ケミカルでシリンダーヘッドとピストンのカーボンを除去します。
個人的にはワコーズのリムーバーがよく落ちておすすめ^_^
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バルブはカーボン付着を抑制するために少し磨きました〜
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バルブ擦り合わせ〜
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バルブスプリングコンプレッサーを使って元通りバイク組み付けます
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マニュアル通りにタイミング合わせてカムシャフト取り付けてカムチェーンテンショナー張ります(分解前にカムチェーンとカムスプロケットに2か所くらいマーキングしておくと良いです)
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バルブクリアランスの調整していきます。赤枠2ヶ所(上側がインテーク、下側がエギゾーストです)のロックナット緩めて軸を回すとクリアランスが調整できます。
シックネスゲージを挟んでサービスニュースに指示されている対策用のクリアランスに合わせてロックナットを締めて固定します。
対策用クリアランス
IN 0.20mm
EX 0.26mm
参考までにマニュアルの標準クリアランスはIN /EX共に0.16±0.02mmです。
EX側は熱影響大きいから標準より0.1mmも広くクリアランス取るんですね〜🤔
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ヘッドカバー取り付けて完了です♪
今回は腰上のオーバーホールも合わせてやったのでシリンダーまで分解しましたが、クリアランス調整のみであればヘッドカバーだけ外せばできますよ〜
但し、ご自身で作業される場合はあくまで自己責任で〜不安なら迷わずバイク屋さんに持って行きましょう😉
追伸
修理後約1年経ちましたが、その後はエンスト解消されて快調に走っていますよ〜✌️
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