
この記事は、
【長文注意】トワイライトエクスプレスと共に~旅は、ここにある。~について書いています。
*長文注意*
6月30日と7月1日。
この日私は北海道、札幌まで旅をして参りました。
と言っても、目的は場所ではありません。
そう。
夢にまで見た
トワイライトエクスプレスに乗車することができたのです!\(^o^)/
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、このトワイライトエクスプレス、車両老朽化のため、
来年春をもって運行を終了してしまうのです。
現在は「無くなる前に乗っておこう」という全国各地の人々との間で切符の取り合い状態。
予約を取ることすら困難な人気の列車です。
そんな夢のような列車に、何故乗ることができたのか?
ことの発端は一ヶ月前。
とある方から、メッセージをいただきました。
「トワイライトの切符が取れたから、一緒に乗らないか」と。
えッ・・・!?∑(゚Д゚;)
その方とはみん友の
SHARKさん!!
なんとシングルツインの部屋が取れたらしいので、お誘いを頂いてしまったのです!
もうこのメッセージを見た時の瞬間と言ったら…(T ^ T)
なんとか休みも取れたので、ありがたくご一緒させていただきました(^^)
写真はSHARKさんのブログの方が充実してるので、そちらも参考にしてもらうとして…( ̄▽ ̄)
1日目
まず、金谷駅から東海道線で、トワイライトエクスプレスの始発駅「大阪」に向かいます。
出発する際なんですが、実は乗車券の買い方をちょこっと工夫しております。
大阪まで行くので、「金谷→大阪」を買う。
ではないんです。
鉄道の乗車券というのは、長距離割引といって、長い距離を買う程値段がお得になっていくという仕組みになっています。高速道路と同じですね。
必要になる乗車券は、大阪までの
「金谷→大阪」
そしてトワイライトエクスプレスの
「大阪→札幌」
この移動距離2000キロ近い切符を通しで買うことができればかなりお得になると思いませんか?
しかし、それはできないのです。
何故なら、トワイライトエクスプレスが湖西線に入るまでの大阪〜山科間で移動区間が重複してしまうためです。
このため、買い方を少し変え、切符を3枚に分ける必要があります。
つまりこういうこと⬇︎
「金谷→山科→札幌」
「山科→大阪」「大阪→山科」
『なんでこんなめんどくさい買い方を』と考える方もいるかとは思いますが、「金谷→大阪」「大阪→札幌」の切符を買う場合より、前者の方が2000円近く安い値段で購入することができるのです(^-^)
駅員の方は切符の発行に相当手こずっているようでしたが(^_^;)
さて、いきなり乗車券のウンチクが過ぎましたが、金谷を6:24発の浜松行きに乗車。
北海道に向けて、旅が始まりました。
でもいきなり逆方向へ向かうという矛盾(笑)
途中新幹線を使い、大阪には10:30に到着。
その後、既に大阪入りしていたSHARKさんと合流し、まず本場大阪のタコ焼きを食べにいきます。
会津屋さんのタコ焼きです。
タレをかけなくても美味しいです(^^)
さあ、いよいよトワイライトエクスプレスとご対面。
でも本来なら既に入線してる時間なのに、この日はまだ来ていない。
車両の点検を行っていたために、入線、発車とも遅れが発生していました(^_^;)
しばらくしたらトワイライトが大阪駅10番線に入線。
札幌行きですよ!(≧∇≦)
大阪から札幌まで行くんですよ!!
心踊ります!!\(^o^)/
既に遅れが…
この日、トワイライトは大阪を27分遅れで発車。
車両点検を行っていたから、らしいです。
ここが部屋です。
「シングルツイン」
1人用ですが、2人でも使うことができる部屋です。
自分はここで寝ました。
意外にぐっすり眠れました(^.^)
遅れが発生したため、本来なら停車しない堅田、近江塩津、越中大門などに停車。
といっても、これは運転停車。
後続の特急列車を先に通したり、運転時間を調整するための停車です。
14時くらいに、食堂車「ダイナープレヤデス」へ行きました。ランチタイムです( ´ ▽ ` )
メニュー。
少々お高いですが、今となっては食堂車でランチが食べられるのはこの大阪発のトワイライトエクスプレスのみなんですよ。
贅沢な時間。
オリジナル ビーフカレー( ̄▽ ̄)
車窓を見ながら美味しくいただきました。
トワイライトエクスプレスは日本海沿いを進んでいきます。
大阪発の列車は晴れていれば日本海に沈む夕陽を眺めることができます。
この日は曇り気味だったので心配だったのですが…
このとおりです!\(^o^)/
広い日本海に沈みゆく夕陽。
トワイライトというのは夕焼けや朝焼けの光を意味します。
うわぁ・・・(//∇//)
さて、そろそろ夕食です。
トワイライトエクスプレスのメインは食堂車で食べるフランス料理フルコース。
ですが今回の自分の夕食は、車内で調理した特製のお弁当。
「トワイライト2重膳」
お弁当箱がイカす!
中はこんな感じ。なかなかボリュームがあります。
お値段1850円。
暮れゆく車窓を眺めながらいただきました(^^)
車内のキッチンで作られているだけあって味はお墨付き。
20時07分、本州最後の停車駅「新津」に到着。
予定より遅れています。
新津を過ぎると、北海道の洞爺まで扉は開きません。
サロンカー「サロン・デュ・ノール」
日が変わる頃にもなると流石に人は居ませんが、この車内は始終賑わってました。
夜になってからはSHARKさんと2人でいろんな語らい。
SHARKさんは私といろいろ趣味が合うので話していて時間はあっという間に過ぎていきました(^-^)
鉄道旅行はほとんど1人でしたが、2人で語らいながらの旅はまた違った楽しさがあります。
列車が秋田に差し掛かる頃、眠気に勝てずに就寝…
次に目が覚めた時は北の大地!
7月1日
目が覚めた時、トワイライトエクスプレスは津軽海峡を越え、江差線を走行中。
五稜郭に5時30分に到着。
ここで機関車と進行方向が変わります。
SHARKさんも起床したので、シャワーを浴びに行ってから食堂車で朝食です。
朝食もオシャレです!( ´ ▽ ` )
メイン
食後のコーヒー。
北海道の雄大な景色を眺めながら!
でも朝霧が結構出てました。
8時50分、苫小牧に到着。
北海道に入ってから遅れも回復してきました。
9時13分、南千歳到着。
札幌まであと一駅。
大阪から約22時間。距離約1500km。
長かったトワイライトエクスプレスの旅も、もうすぐ終わってしまう…
北海道らしい雄大な景色を存分に満喫できました。
札幌に到着!
9時55分。
五稜郭から客車を引っ張ってきたDD51型機関車重連。
長いようで短い時間…
トワイライトが車庫に回送されます。
楽しい旅をありがとう!!
札幌駅構内。
261系スーパーとかち 帯広行きです。
乗りはしませんが、北海道来たって感じがします(^∇^)
札幌に来たからにはラーメンを食べなくてはなりません!(´・Д・)」
三代目 月見軒
札幌ラーメンです!
オススメの塩。
ホタテの風味が出ていて北海道らしい味です。
美味でした!(≧∇≦)
有名人も多数来店されているご様子。
ラーメンを食べた後は、また札幌駅へ。
ここからSHARKさんと私は別行動となりました。
お世話になったSHARKさんとお別れし、私は札幌市内観光、SHARKさんはここから更に東の方へ向かわれました。
札幌市内観光。
最初に向かった先は
さっぽろテレビ塔。
ここの展望台からは大通公園の綺麗な景色を眺めることができます。
夜だと更に素晴らしい眺めになるようです。
イメージキャラクター
「テレビ父さん」
次は
札幌市時計台です。
この二つは有名ですよね。
テレビ塔と時計台の入場券がセットになっている割引入場券があったのでラッキーでした(^∇^)
時計台の中は1階は資料館。
2階はこのように机と椅子が並んでいます。
その一角に1枚のポスター。
おいおいマジかよ…(゚Д゚;)
中にも時計があります。
そうこうしてるうちに時間が迫ってきたので、新千歳空港へ。
次はもっとゆっくり北海道を巡りたいです(^_^;)
新千歳空港。
1人で飛行機に乗るのは初めてなのでちょっとドキドキ(>_<)
新千歳16:00発のジェットスター、中部国際空港行きに乗ります。
奥の飛行機。
小さいから機内は狭いですが、中部国際空港まで10000円ちょっとで行けてしまう値段は魅力です。
17時30分、中部国際空港到着。
ここから更に遠鉄バス「e-WING」で浜松駅、そこから東海道線で金谷まで帰ってきました。
滅多に行くことができない北海道。
乗車困難なトワイライトエクスプレス。
その車内での食事や、雄大な車窓を眺めながらの贅沢な時間・・・。
本当に最高の2日間でした!!(≧∇≦)
その素晴らしい旅を実現できたのは、誘っていただいたSHARKさんのおかげです。
SHARKさん。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
ここまで長々と読んでいただいた方にも、お礼を申し上げますm(_ _)m