カングークラッチミートポイント改善(正確にはストローク量調整)

カングー納車から2年が経過した過日、意を決して（おおげさ）当初っからすごく気になって気になって仕方なかったクラッチミートポイントの改善に着手しました。

この型のカングー(MT)の気になる箇所ナンバー１と言ってもたぶん過言じゃない悪名高きクラッチのミートポイント、とにかく不自然極まりないくらい手前で繋がるんです。しかも自動調整式で改善出来ないというふれこみ。でもまぁ２年も乗っていればそこそこ慣れて既に意識しなくても左足が勝手に踏み込み量を浅く調整して意外と普通に乗ってはいたんですが…。


でもGSなんかで店員さんが動かしていたり知人に運転を代わってもらったりするとミートポイントがかなり手前だって事前に伝えても、「踏み込む→リリース→なかなか繋がらない→結果右足が待ちきれなくてアクセル開度が増え、噴かしこんで繋がる」、これじゃクラッチにも負担がかかるしなぁなんて思っていたところに先の新型試乗(改善済み)でこりゃどげんかせんといかんなと覗き込んでみたら、なんと"ここにボルトねじ込んでストッパーにしてぜひストローク調整してね♪"って言わんばかりのちょうどいい穴を発見！ご丁寧にベダル支柱側に「当て」までついているし。これはイケルだろうと踏んで近所のコーナンで確か19×35mmあたりのボルト1本とナット2個、ワッシャー2個を購入(だいたいこんなもんだろって当てずっぽうで購入、ボルトの突き出し量はナット１個とワッシャー１個分とこれまた適当、たぶん10mmくらい？)、これがドンピシャ！！そのままだと金属同士が当たっちゃうのでもう一度店内に戻り、ちょうど良い大きさのチェアーキャップを追加購入しポコッとはめて完成、それが写真の赤丸で囲った箇所です。

施工後は、とにかくストローク量がいい按排に減ったおかげで結果違和感の無いミートポイントになりました。改善前ほど踏み込めない違和感はすぐに消え数日経った現在も問題無しです。ほんと最初っからやればよかったなとちょっぴり後悔しちゃうくらい簡単に改善、費用も700円くらい。ちと辛い姿勢で仰向けになって覗き込むってだけの作業をめんどくさがったが故のアレですね。

なーんて書いてみましたが、既にど定番の改善方法だったりして…。


※念のため記しておきますが、もし施工される方がいらっしゃいましたら自己責任でお願いします。