
コメダで通常サイズのシロノワールを注文したことを若干後悔しつつ、胃もたれ気味で次の目的地へ向かう。
私は3年くらい前から脱毛に通っているのだが、この日の午前10時にその予約を入れていた。所要時間は1時間しないくらい。これが終わって会社に向かえばちょうどいいくらいだろう。
脱毛といっても電車などの広告にあるような大手のところではなく、個人で経営されている街の小さなエステサロンである。ここのオーナーさんともそこそこ長い付き合いになる。
基本的に1対1で施術するエステ店のため、来客用の駐車スペースは1台分のみである。…のはずだが、なぜか2台分のスペースが空けられている。

(この角度から見るシーマのフロント、結構好き)
もしかしたらシーマを停めやすくするためにわざわざ私の来店時間に合わせて車を移動してくれたのかもしれない、というのは考えすぎだろうか。なんかそれっぽい車が道路の向かい側に停まってるし。
以前乗っていた軽で来店した時も、駐車枠に対してまっすぐ停めないとドアが開けづらいことがあった。シーマに乗り換えて初めて来店した時の様子を見てオーナーさんが気を利かせてくれたのだろうか。
だとしたらありがたいけどその手間を考えたら申し訳ない。さりげなく聞いてみればいいのだが違ってたらちょっと恥ずかしいのでまだ聞けずにいる。
いろんな人に前の車からのギャップがすごいとよく言われるが、多分オーナーさんも同じ思いだっただろう。まさかこんなデカイのに乗り換えるだなんて。
軽自動車をAセグメント、シーマをFセグメントと考えるなら驚きの4段飛ばし。階段だったら確実に足首をひねっていることだろう。わんぱくな小学生だってなかなかやらない。
しかし人というのは月日が経てば慣れるもので、運転しているうちに狭いところへの駐車もなんなく出来るようになった。車屋さんで初めて見た時にボディの大きさに圧倒されていた頃が嘘のようだ。
だからオーナーさん、全然こっちに気を遣わなくてもいいんですよ?なんなら「停められるものなら停めてみやがれ」って駐車枠ギリギリに寄せて停めてもらってもいいんですよ?もう納車したての不慣れな頃とは違うんですから。
脱毛はだいたい月1ペースで通っているのだが、「今月のシーマ君駐車チャレンジ!」みたいのを毎回やってくれたら通う楽しみがまたひとつ増えるというものだ。
脱毛の痛みにも慣れてきた。通い始めた頃は皮膚に輪ゴムを打ちつけられているような感覚で痛みに耐えながら施術されていたのだが、今では脱毛器が設定できるほぼ上限値のレベルで施術を受けている。
今は顔周りの脱毛をしているのだが、回数を重ねるごとに痛みに慣れていってる気がする。順調に面の皮が厚くなってきているようだ。厚顔無恥。恥ずかしさをとっぱらって今度来た時に2台分の駐車場の真意を聞いてみようか。
施術自体は15分くらいで終わってしまうのだが、その後オーナーさんといろいろしゃべっているといつも1時間近く経っている。仕事の話、オーナーさんのお子さんの学校生活の話、時には人生相談、恋愛相談などなど。
…そうこうしているうちに11時近くになった。
会社から客先までは1時間くらいの道のりなのでこの辺でおいとましよう。
続く
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2025/06/13 23:34:25