
今日は八千代市の動物病院へ、なっちゃんの健康診断に行ったのですが、久々にセイコーモンスター(4R36キャリパー)を着用したら、若干ですが歩度がズレてました。
おそらく24時間で30秒位遅れると思います。
進むのは良いのですが、遅れるのは時刻合わせが面倒なんです。
帰宅して直ぐに、セイコーモンスターの裏蓋を取り外し、微動緩急針を+側に約0.2㎜進めました。
この時計の規定は日差+45秒~-35秒です。
セイコーの海外輸出品は、同じキャリパーの時計でも国内販売品より調整が甘いんです。
秒針停止と手巻きゼンマイの4R36キャリパーです。
セイコー5の7S26に秒針停止と手動ゼンマイが付いただけです。
微動緩急針調整方法も同じです。
赤矢印部分が微動緩急針です。
(+)(-)の刻印があるので進めたい時は(+)側に微動緩急針を押します。
遅らせたい時は(-)側に微動緩急針を押します。
0.2㎜位押すと24時間で20秒位?!変わります。
調整中は微動緩急針の下でクルクル回転してるテンプには絶対に接触しない様に慎重にやります。
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測定する機械が無いのでスマホの正確な時間と照らし合わせて微調整します。
2日位要します。
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(ネット引用)
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微動緩急針(びどうかんきゅうしん)とは、機械式時計の調速機構である緩急針の中でも、特に微調整が可能なものを指します。ヒゲゼンマイの長さを調整し、テンプの速度を微調整することで、時計の精度を向上させる役割を担います。
★★今回は時計が新しいので、微動緩急針で歩度調整しましたが、油切れや固着してる物は微動緩急針をいじると、返って良く無いです。
セイコーの機械式時計は工場出荷時の調整が甘いので、ほんの微調整しただけです。
Posted at 2025/08/09 21:09:19 | |
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