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ノイン・ケーファーのブログ一覧

2025年06月16日 イイね!

改めて比べてみる(デザイン編)

改めて比べてみる(デザイン編)どうも、変態です。
なんだか今日はいきなり暑くなって、突如として夏の訪れを感じさせられる1日でしたね。

夏といえば虫取り(僕は大嫌いだけど)
虫取りと言えばカブトムシ(僕は怖いけど)

カブトムシといえば、ビートルの季節と言っても過言ではありませんよね!
ほぼそうだと思います!(異論は認める)

僕もこの夏、晴れてニュービートルのオーナーになったんですが、世間では今ニュービートルよりも新しいザビートルが人気のようでございまして………。

僕は最初からニュービートル1本に狙いを定めて購入に至ったので、ザビートルは悩まなかったんですよね。

ザビートルだってかっこいいと可愛いを十分兼ね備えたいい車だと思うんですけど、値段はともかくなぜ当時気にならなかったのか…。

今更になって気になってきたので、今回は改めてニュービートルの変態オーナーの目線からザビートルと見比べてみたいと思います。




■ザビートル

まずはザビートル。
ビートルらしいキャラクターラインははっきり残ってますが、こうして改めて見ると伸びやかでかっこいいですね。


ニュービートルと比べるとフロントノーズが明らかに長くなって、全体的に低く構えた印象があるからか、ビートルとしてのスタンダードにあるまじきスポーティさすら感じます。

この車を初めて見たのは僕が整備士になる直前の2013年の夏のこと。

当時はなぜかニュービートルの方を『カボチャの馬車』みたいだと冷やかな目で見て歯牙にもかけていなかった僕にとっては、
『ビートルがカッコいいと思えた事』がとにかく衝撃的で、印象深い車でした。

一言で言うとポルシェっぽくなったなと第一印象に感じたのをよく覚えてます。

そしてその印象は今も変わりません。
全体的に丸みを帯びたビートルのデザインに対してとんちんかんな感覚かもしれませんが、ザビートルをビートルの系譜として見た時はやはり時代なりに最もシャープなかっこいいビートルだと思います。

書けば書くほどニュービートルを検討する段階で考慮すらしなかったのが不思議ですね…



■ニュービートル

対するニュービートル。
本家タイプ1からすればほんのちょっと大型になったはずが、FFレイアウトのせいでエンジンがキャビンスペースに食い込むという異常事態により、若干幅広になった程度で前後はむしろ狭くなるという理不尽に見舞われています。

‥…可愛い♡(ちがう)(そうじゃない)

しかしザビートルと比較して感じるのはまず

【サイドシルエットの差】でしょう。

ザビートルはサイドシルエットも非常にタイプ1のリスペクトが感じられるデザインですが、そう考えるとニュービートルだけが系譜の中で異彩を放っています。

キャラクターラインをとにかく円によって構成するという、実用性をかなぐり捨てたようなデザインコンセプト。

2000年代当時からすると未来的でありながらそれでも不思議とビートルらしさを保っている絶妙なデザインバランス。

全長はタイプ1と同じくらいなのに全幅を大きくしたことで、そこからさらに全長を拡大したザビートルと比較すると横から見た時の縦横比も大きく異なるポイントです。

タイヤサイズがなんと同じなので見比べるとよくわかるんですが、ザビートルと比較するとホイールベースが短い!
そのおかげでフェンダーアーチが強調されていたり、本当にうまいデザインだと思います。

それによってニュービートルは相対的に寸詰まりかつ丸いことにこだわり抜いたフォルムとの相乗効果によりチョロq みたいな愛嬌を獲得。(かわいい)

大真面目に現代的な要素として、特にビートルのような車なら可愛らしさって大事だと思うんですよね…。

そう考えてみるとフィアットのチンクエチェントも元々の形とは似ても似つきませんが、あれでファンが多いのは納得です。

そして丸いフォルムによって生きてくるのは全体の印象だけではなく、リアビューの圧倒的まとまり感も忘れてはいけません。


分かりますか、この何とも言えないカタマリ感というか、謎の安定感。
トップエンドからテールエンドまでの何とも言えないテールの伸びやかな印象。
いいケツしてるんですよホントに。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、テールエンドの位置がニュービートルの方が低いんですよねぇ。

そこに来てノーズが短いからこそ、滑らかなシルエットとたっぷりとした量感を味わえるんですよ……ノーズの長いザビートルで同じことをやろうとすると、テールしかなくなってしまうというかそれではテールが重く見えすぎてしまう…


ザビートルももちろん悪くありませんが、なんというかこう、こう……!(伝われ)
テールエンドの位置が高いから、お尻が大きく見えすぎちゃうんですよ……!(握り拳)


ふぅ。
自分でも無自覚だったんですがまさか自分がここまでニュービートルのケツにのめり込んで…いえ、惚れ込んでいるとは思いませんでした。

確かに車でもバイクでも後ろから取ることの方が多いかも…。
そもそも車をこんなにパシャパシャ頻繁に取ってるのもニュービートルが初めてなんですけどね(笑)

結論、いつの間にか魔性のケツのトリコになっていたために、微妙に刺さらなかったザビートルのデザインには見向きもできなかったようです。


皆さんは自分の愛車のケツ、好きですか??
Posted at 2025/06/17 02:26:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年06月16日 イイね!

写真加工の功罪

写真加工の功罪ブログとしては初投稿になります。
変態ことノイン・ケーファーと申します。

この度、念願のニュービートルを手に入れて毎日の通勤(往復140km)がツーリング気分の今日このごろ。

休日になると、車の写真を撮りに出掛けます。
みんカラ民なんて大体の皆様がそうした趣味をお持ちだとは思いますが…(偏見)

今回話題にしたいのは、そうして撮った写真の加工についてでございます。





こちらの写真をご覧下さい。
我ながらちょっとコレいい雰囲気じゃん!とか思ってニヤニヤ致しております。

少し寂れた様子の街並みに、極上のケツ…‥失礼、リアビューが目を引きます(自画自讃)

写真というよりいくらか時代がかった絵のようにも見えますが、こちらは写真そのもののパラメーターに編集を加えた加工品。

僕がいくら素人でも、僕のスマートフォンとアプリが最高の仕事をしてくれております。





ちなみに無加工だとこんな感じ。
プロのカメラマンでもなければ美大卒でもないので、無加工で見栄えよく取る方法なんて、感覚的に構図を意識する程度のことしか分かりません(笑)

でもこういうのって詐欺って言うんでしょうか?

自分の撮った写真を少しでも立派に見せたいとか、自分の自尊心から来るそういう気持ちがないわけではないんですが…
なんというかこう…自分の撮った無加工の写真を見ていると、なんか物足りなくてついいじっちゃうんです。

1枚の画像として、原型をなくしたり形を変えたりするわけではなく、もっと被写体の良さを引き出したいというか…。

実際モダンクラシックだからこそ、こういう加工も似合うと思うんですよね。

でもあんまりこちらでは加工された写真を見かけないし、やっぱり良くないものなんでしょうか……?

でも、加工してる時って絵を書いてるみたいで楽しいんですよね。

理解者はいるんでしょうか…。
Posted at 2025/06/16 23:48:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年06月10日 イイね!

今の時代にこの車を所有する意味。

今の時代にこの車を所有する意味。①これから購入を考えている方へ。
そこかしこで記述している通り所有している限り故障と無縁ではいられないという点で、国産車の半ばメンテナンスフリーのような悪魔的耐久性と比較すれば問題点が多くて当然の車です。

ドイツ人がドイツ語しか話さずヨーロッパ大陸の流儀でもってこの島国で暮らしていこうとすれば、苦労することは目に見えているんです。

言葉も通じず価値観や考え方も異なり、目の色も髪の色も我々日本人とは違うこの異国人とあえて共同生活をしようというなら、我々から歩み寄ることが必要なんです。

ニュービートルとはそういう車だと思います。
これはニュービートルだけでなく、豊富な選択肢のある国産車の枠組みから離れてあえて選ばれている輸入車全てに共通する事柄かもしれません。

それはもはや道楽、趣味性の塊だと思います。
走らせるにはガソリンだけでなくお金と愛情のかかる車だと思います。

別の投稿でも書きましたが、車検費用、租税などもろもろ維持費という名目に含まれるコストは試算しただけでも車検までのサイクルで20万円に上ります。
これはユーザー車検を前提とした試算であって、一般の店舗に委託して車検整備をお願いするならさらに10万円はプラスされると思った方がいいです。

そこに燃料代やオイルの交換費用をはじめとした各消耗品の金額が加算されるわけです。
ただでさえ生産停止から15年以上が経過し、控えめに見てどの個体であっても保管状況や使用状況に応じた消耗や劣化は防ぎようがありませんから故障だって当たり前のようにするんです。
冷静に考えてこんな車をこのご時世に所有しようとすることは、道楽以外に何の目的があるんでしょうか。

購入を検討されていらっしゃる方は、そういった点をよく考えて、それでも欲しいと思ったらこれ以上にお勧めできる1台はありません。

この記事を項目別の評価コメントまで読んだ上でそれでも欲しいとお考えなら、きっとあなたもニュビートルの魅力に取り憑かれているし、故障すら愛せる立派な変態になり果てていることでしょうから。


②タイプ1(空冷ビートル)との比較
タイプ1と比べるとさすがに走行性能はどれを取っても現代的で快適なものになっています。
間違いなく言えることは、高速道路でも問題なく加速し本線に合流して、騒音にもガソリンの匂いにも悩まされずに快適に走行ができる、これがニュービートルの一番のアドバンテージでしょう。

ですがアフターパーツの種類の豊富さや、そこから来る維持のしやすさについて考えれば、高いお金を払ってもタイプ1を選ぶ旨味は十分にあるでしょう。

走らせることに対しての実用性をどこまで要求するかが空冷ビートルと比較した場合の1番のポイントになってくると思います。


③ザビートルとの比較
ザビートルと比較した場合はどうかと言われれば、年式が古い分各パーツのディテールや平均的な状態は劣ると言い切ってしまってもいいと思います。
クリアランスソナーがついていたり、初期型からカーナビの仕様が前提の設定が取られていたり、現代的な要素ではザビートルに遠く及びません。

ですがザビートルもニュービートルも、血は争えないと言うべきか機械面では同じようなところが故障するようです。

ニュービートルもザビートルも同じモダンクラシックという立場から、時間が経過していけば同じ状況に直面するかもしれません。

.それを考えた時.、現状のニュービートルは車両本体の価格の安さでリスクヘッジしていると捉えることもできるかもしれませんね。


④乗ってすぐ感じたこと。
車両感覚としては、国産車で例えるならGE6型のホンダフィットに非常に近いです。
車幅は全体でプラス5cm ぐらい、フロントオーバーハング、ホイールベースも多分同じようなもので、扱いやすい部類だと思います。
乗り込むとフィットもフロントのダッシュパネルはかなり広い方だし、同じようにポジションを調整すれば運転席からフロントの端までの距離も感覚的にかなり似通っているように感じます

でも小回りはやっぱりフィットの方が得意だったかな。
特に後方の見切りの悪さは圧倒的ですし、バックのときはちょっとだけ大げさに動くようにしています。


⑤要するに最高
総じて、維持管理というところに目を向ければ多少の難しさはあるのかもしれませんが、車両としてのポテンシャルは20年落ちでもまだまだ錆びついていません。

仕事が終わって駐車場まで車を迎えに行く道すがら、遠目に自分の車の姿に見えると嬉しくなります。

家に帰る途中ふらっと立ち寄ったコンビニに車を停めてドアを開けると、なぜだか毎回、しばらくそのまま自分の車を眺めています。

新社会人になって初めてローンを組んで新車を買ったあの時のデミオでも、軽自動車という選択肢の中で最大限こだわってミラジーノを手に入れた時も、同じく気に入って買った車のはずなのに、今までそんなことありませんでした。

不思議な魅力のある車だと思います。
乗り込むだけで、ちょっと買い物に行くだけで、ちょっとガソリンを入れに行くだけで、自然と笑顔にさせられます。
オーナーになった人間にしかわからないのかもしれませんが、本当に魔法にかかったみたいですよ。
僕はこの車大好きです。
Posted at 2025/06/10 19:01:31 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「今、この時代にコレを所有するという事。 http://cvw.jp/b/3725522/48478796/
何シテル?   06/10 09:35
ニュービートルが愛車になったので、何から何まで自分でできるようになることを夢見て情報収集に日々奔走する、故障探求が趣味の変態です。 探求が好きなだけで自分でも当...
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