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川口エリアでは伝説の名店？仕事先に向かう途中、何度も店の前を歩いていたが、始めは全く存在に気がつかなかった。古めの集合住宅の1階に居抜きで入ったようだ。

昼過ぎに店の前を歩く機会を得たので初入店。
元がスナックのようで店内が見えず少し勇気のいる店構え。
広めの店内だが席はカウンターのみ。寡黙な店主が一人ですべてをこなしている。調子外れなラジオがかかっているが、無駄口をたたけないようなオーラが漂う。

渓らーめん 750円。

濃厚魚介豚骨だが、とてもマイルド、しかしスープの粘度は高い。何と言っても特徴的な麺！固めに茹でられた極太の縮れ麺。浅草開花楼とのこと。そしてボリュームも凄い。チャーシューはホクホクと肉が崩れる珍しい食感。極太ののメンマと刻みネギに海苔。
先客の常連さんを含め、皆黙々と食べる。

食べ終わり器をカウンターに上げるときに、店主と目を合わせ、美味かった旨を伝えると、微かに表情を崩し、ありがとうございます、との言葉。職人気質が伝わってくる。

つけ麺が名物とのこと。（麺300g！）
また訪れたい。
美味し！