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Matsuhikoのブログ一覧

2025年08月11日 イイね!

フェラーリ乗りの本棚

フェラーリ乗りの本棚 フェラーリは、歴史を紐解いたり、ただ美しい写真を眺めたりするだけでも心が満たされる車だ。なので世の中には、フェラーリが題材の書籍が数多とある。そんな中から今回は私の本棚に入っているお気に入りのフェラーリ本を紹介する。まず写真上段左側の洋書は、フェラーリの主戦場たるF1における、参戦初年度から2020年までの全マシンの写真集だ。戦績も載っているので、そのままF1の歴史を調べる資料としても使える。そこがフェラーリのスゴさだ。その横、上段真ん中の洋書は、我が348の本。ただこれはあまり資料的価値はなく、表紙を飾っているだけ。

 上段右の、エンツォが表紙の本は、一番ボリューミーで資料としても優秀な、『フェラーリ・エンサイクロペディア』だ。その名の通り百科事典的内容となっており、歴代車種の透視図などがふんだんに掲載されており、眺めてよし、調べてよしの内容となっている。カーグラフィック(CG)の本となっているが、元はイタリアのクアトロルオーテ誌の書籍で、それをCGが日本語訳したものだ。CGは日本で最も権威のある自動車雑誌で、フェラーリとの関係も、1962年に既にマラネロ本社とコメンダトーレの独占取材をしており、日本の媒体でこれに勝る歴史はないと思う。下段右下のF40と550が表紙の本は、そんなCG誌に掲載されたフェラーリ関連の記事のスクラップ集だ。1999年までなので、以降は私が独自にフェラーリ関連のCG記事をスクラップして補完している。子供の頃、初めて父親に買ってもらった自動車の本がCGだった私は、根っからのCG贔屓なのである。

 その上に置いてあるエンツォが表紙の小さい本は、ネコパブリッシングの『ワールドカーガイド』。これは各自動車メーカーの歴史やモデルをコンパクトにまとめた書籍で、巻末にスペック表もあるため手軽に調べ物ができるお気に入りだ。下段真ん中の『フェラーリV8のすべて』は、これまたCG関連の書籍だが元は洋書で、その名の通りV8のフェラーリについて、事細かい解説のついた資料となっており、348に関する知識はほぼここから学んだ。最後に、下段左の本はオクタン日本版が出したフェラーリの総集編だ。オクタンは美しいビジュアルとドラマチックなストーリーに焦点を当てた雑誌なので、まさにフェラーリを語るにピッタリの雰囲気だ。そんなわけで、私は個々モデルの詳細なメカ情報はもちろん、情緒的な部分にもスポットを当てた書籍を好んで集めているようだ。
Posted at 2025/08/11 07:23:11 | トラックバック(0)
2025年08月10日 イイね!

フェラーリとフィアット

フェラーリとフィアット 一番有名なイタリアの自動車ブランドは、おそらくフェラーリで間違いないだろう。しかし、イタリアの路上でフェラーリを見かけることなど本当にまれで、実際にイタリアで一番のメーカーは、フィアットだ。この巨大企業の歴史はフェラーリよりも遥かに古く、その昔エンツォ青年はフィアットに職を求めたが断られたこともある。そしてエンツォは競合他社のアルファロメオのレーシングドライバーになるのだが、そこからスクデリア・フェラーリを興し、やがてレース界で頭角を現すのみならず、ロードカーの製造にも乗り出す。

 そこで、フィアットとの接点が生まれる。フェラーリはディーノエンジンのF2参戦ホモロゲ台数を確保するため、その製造をフィアットに委託する。そうして生まれたのがフェラーリ/フィアット・ディーノで、そのエンジンブロックにはFIATの刻印がある(写真)。やがて資金難に陥ったフェラーリはフィアットの総帥アニェッリに救済を求め、フェラーリはフィアット傘下となる。この辺のストーリーは映画『フェラーリ』や『フォードVSフェラーリ』でも描かれており、おそらくマイケル・マン監督の大好物なのだろう。フェラーリのフィアット傘下時代は1969年から2016年まで続いた。

 マニアの中には、「フィアット傘下のフェラーリは認めない」という過激派がいる。特に私の乗っている348は、エンツォの死後ということもあり、フィアット化が進んだフェラーリとされており、そこに不満を持つ人もいるらしい。しかし、そもそもフィアットからイタリア車に興味を持った私に言わせると、フィアットの影響下にないイタリアの自動車会社など、ほとんど存在しないのだ。ヴィットリオ・ヤーノだって元はフィアットの設計者だし、ピニン・ファリーナの最初のデザインはフィアット・ゼーロのラジエータグリルだし、自動用産業機械や部品サプライヤーだってフィアット系列で、イタリアを走る高速道路やガソリンスタンドだって、ほとんどフィアットが建てたものだ。つまりフィアットはイタリアのDNAであり、すべてのイタリア車に宿っているもの。それを認める認めないなどということ自体が、ナンセンスなのだ。
Posted at 2025/08/10 07:33:09 | トラックバック(0)
2025年08月09日 イイね!

フェラーリの保険料

フェラーリの保険料 フェラーリに乗る上で意外と見落とされがちな、それでいて意外と馬鹿にならない出費となるのが自動車保険料だ。保険料は車種や人の条件の掛け合わせで決まるため、一概に「おいくらですよ」という情報がないのもやっかいだ。なので今回は、34歳、ゴールド免許(奇跡)、12等級(昔ポルシェで事故を起こしたから等級が低い)の私の、フェラーリ348の自動車保険料について赤裸々に記す。まず上記の私個人の条件に加えて、私が契約しているのは昔ながらの代理店型の大手損保会社だ。フェラーリは、噂によると格安のネット型の保険会社だと加入を断られるケースもあるらしい。

 そして保険料を決める上で重要なのが、料率クラスだ。料率クラスは型式ごとに4つの項目があり、他人を怪我させた時の「対人」、他人の物を壊した時の「対物」、自分や同乗者の怪我の「人身」、自分の車を壊した時の「車両」に、それぞれ17段階のクラス分けがなされ、その数字が高いほど保険金の支払い額が多い=事故リスクが高く、保険料が上がるという仕組み。フェラーリ348の場合、対人・対物・人身・車両がそれぞれ13・1・9・15だ。対人と車両が高いのはスポーツカーあるあるで、車両は評価額に比例するため仕方ない。ちなみに、フェラーリの事故はほとんどが自損事故らしいので、私は車両保険はフルカバーで入っている。

 特筆すべきは、対物と人身が一般的な乗用車レベルで低いこと。例えばプリウスだと7・7・9・10だ。スポーツカーでいくと、フェアレディZ33なんかは14・8・12・10、つまり車両保険を除くとフェラーリ348はフェアレディZより保険料が安くなる。ただ、先も言ったように、フェラーリで車両保険を付けないのはリスキーだ。車を全損させて、ローンだけが残ってもいいという猛者は別だが。そんなこんなで、私の保険料は年間約20万円。月払いだと17000円ぐらい。これを安いと思うか、高いと思うかはアナタ次第だが、私は意外と安いなぁと思っている。
Posted at 2025/08/09 07:15:23 | トラックバック(0)
2025年08月08日 イイね!

フェラーリ乗りたきゃ結婚しろ?

フェラーリ乗りたきゃ結婚しろ? 一般的に、庶民の男が「フェラーリに乗る」という人生の目標を持ったとして、結婚はその近道か、遠回りかと考えると、やはり後者に捉えられるだろう。独身を貫き、稼ぎを全て自分だけのために自由に使える方が、フェラーリは早く買える気がする。しかし私の場合、結婚したおかげでフェラーリに乗れたと言っても過言ではないぐらい、結婚してよかったと思っている。別に、大富豪のお嬢様と結婚したわけではないが。

 妻とは学生時代に出会った。当時から私は車好き、イタリア車好き、いつかはフェラーリに乗るぞと周囲に宣言していたため、妻は私が「そういう人間」だということを知った上で付き合ってくれて、結婚してくれたということになる。この時点で、私は既婚者フェラーリオーナーへの最大のハードルを越えていた。パートナーの理解、共感こそが、まずは一番大事だからだ。そして生活に関して、一人暮らしにかかるコストと、二人で共働きしながら暮らすコストで比べると、断然後者の方がコスパがいい。つまり、自分の稼ぎの中で自由に使えるお金は、むしろ結婚した方が増えるということになる。

 最後に、そういう打算的な損得勘定は抜きにして、結婚というのは、人生の夢や目標を共有できるパートナーができるということ。これが何より大きい力になると思う。私は妻の応援のおかげで、フェラーリに乗るという夢へのモチベーションを日々持続できたと思っている。本当に、妻には感謝しかない。
Posted at 2025/08/08 07:27:13 | トラックバック(0)
2025年08月07日 イイね!

フェラーリ節約術

フェラーリ節約術 私にとってフェラーリは、人生において家の次に高価な買い物だった。さすがに家族もいるので、フェラーリのためにギリギリまで生活を切り詰めるようなことはできないが、それでも月々のローン返済や自動車保険、ガソリンに整備費用など、フェラーリが一般的な自動車よりも多く金を食うことは事実で、そのため多少の節約は心掛けている。

 まず、日本で暮らす上での最大の節約アドバンテージ、それは「水道水が飲める」だ。それまでは職場や出先で、よく自販機のお茶や水を買って飲んでいたが、それを家からマイボトルに水道水を入れて持ち歩くようにした。これは節約にもなるし、身体に悪いジュース類もあまり飲まなくなった。次に、「サブスクの解約」だ。iCloudの有料ストレージやNetflixなど、月々の支払いはチリも積もれば山となる。本当に必要なものだけを見極めて、月の固定費を削減した。その流れで、自分の持っている車関係の書籍やミニカーをはじめ、家具や家電、服まで、自分の本当にお気に入りのものだけを見極めて手元に残し、あとは断捨離した。ちょっとしたミニマリスト気分だ。

 そうやって身の回りを綺麗にしていくことで、ただ節約や資金ができるだけでなく、気持ちの上でも、「フェラーリを迎え入れる」という心の準備ができてくるようになった。妻からは「終活か?」とも言われたが、自分にとってはフェラーリオーナーとしての新しい人生のスタートに思えた。そして、そんなスッキリとした状態で迎え入れたフェラーリは、心身ともに染み渡った。ある意味、これは修行の領域だなと思った。
Posted at 2025/08/07 07:13:15 | トラックバック(0)

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 子供の頃、家にフィアット・プントがやってきて、イタリア車に興味を持つようになった。最初はそのユニークなデザインや、ブランドの歴史に惹かれていった。学生時代の卒...
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