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Matsuhikoのブログ一覧

2025年07月27日 イイね!

窓越しに窓を見る

窓越しに窓を見る フェラーリ348のデザイン的な特徴として、Cピラーへと回り込むリアウィンドウが挙げられるだろう。この処理はまさにディーノと同じで、ルーフラインから滑らかにフィンのように、テールに着地するCピラーと一体化された美しい表現となっている。しかし、いつも写真で眺めていて気になっていた。後方視界はどうなのか?と。

 納車されて乗ってみると、348の視界は全体的に良い。フロントウィンドウは大きいし、ベルトラインも低い。そして気になっていたリアも、運転席から振り返ると写真のように、サイドのクォーターウィンドウからしっかり斜め後方は見える。しかし面白いのが、回り込んだリアウィンドウで、後ろを向いた面越しに、横向きの面が見え、その奥のCピラートリムが見えるという、なかなか視覚的に情報量の多い状態になる。

 これが慣れていないと、ふと斜め後方を見た時に、リアウィンドウの反射が視界に入り、「車がいる」ような錯覚に陥ることがある。まあそんなに急いで車線変更を判断するような運転をしなければいいだけの話だ。ここのデザイン処理は、348の中でもかなりのお気に入りポイントである。
Posted at 2025/07/27 07:10:41 | トラックバック(0)
2025年07月26日 イイね!

シールドレスの美学

シールドレスの美学 私のフェラーリ348には、フロントフェンダー側面の「シールド」が装着されていない。店主に「タダで着けますよ!」と言われたが断った。そもそもこれは自動車メーカーとしてのフェラーリのロゴではなく、レーシングチームとしてのロゴなのだ。よく見ると下の方に「S・F」と入っている。これは「スクデリア・フェラーリ」の略で、スクデリア(今は公式的にはスクーデリアだが、昔のCG誌にならってスクデリアと書く)とは「馬小屋」の意味で、転じてイタリアのレーシングチームに付けられる名称。今のF1で、レッドブルの姉妹チーム、レーシングブルズも、かつてはスクデリア・アルファタウリ、その前はスクデリア・トロロッソだった。

 つまりこのシールドは本来、フェラーリの主戦場であるサーキット専用のレーシングカーか、それと密接に関係したスペチアーレモデルだけが着けることを許されるのである。今では通常のロードゴーイングフェラーリにも、オプション装備としてこのシールドを着けられる(フェンダーにシールド用のプレスを追加する)が、348の時代はまだそういったオプションはなかったそうだ。348で公式にシールドが着くのは、50台限定生産の348GTコンペティツィオーネだけらしい(ただしフェンダープレス加工なし)。

 今やフェラーリの象徴とも言えるシールド。車に関心のない妻でさえ、私の348を見て「フェラーリやのに横のエンブレムないん?」と訊いてくるほどだ。ただ私はやっぱり、フェラーリの歴史と文化に最大限のリスペクトを持っているため、偽物のシールドは着けない。幸い、妻もその方が「ご近所にフェラーリとバレにくい」と安心なのだそうだ。
Posted at 2025/07/26 07:27:14 | トラックバック(0)
2025年07月25日 イイね!

ミニカーやめてフェラーリ買った話

ミニカーやめてフェラーリ買った話 世界一どうでもいいトリビア。フェラーリ348のサイドルーバーには、Bブラーゴの1/24スケール348のミニカーがピッタリ収まる。こういうデザインのミニカー棚があるといいかも。

 なんて話は置いておいて、私はかつて300台以上のミニカーを持っていた。それは子供の頃からコツコツと溜めてきたコレクションだったが、自分に子供ができ、その子がミニカーに興味を示した時、ふと自分のミニカーへの執着がなくなった。かといってそのミニカーを全部子供にあげたわけでもなく、子供にはちゃんと子供用のミニカーを買い与え、私のコレクションは全て売却した。もう子供にミニカーを買い与えるフェーズに入った大人が、自分用のミニカーを集めるのも違うと思ったし、ミニカー趣味は集めても集めてもキリがなく、出費が嵩む。「ミニカーがミニカーを呼ぶ」と考え、思い切って断捨離したのだ。

 結果として、フリマサイトやリサイクルショップでミニカーを売却して得た金は、フェラーリ購入の頭金の足しになった。300台の模型よりも、実物一台の方が、満足度は遥かに高い。ちなみに、もうミニカー収集は卒業したものの、部屋には4台だけ、1/12スケールの巨大ミニカーを飾っている。フェラーリF40とディーノ246GT、アルファロメオ・ティーポ33/2ストラダーレに、ランボルギーニ・ミウラ。私が本当に心から好きで、常に視界に入れておきたいと思える名車たち。他にもう置き場所がないので、これ以上増える心配はないだろう。
Posted at 2025/07/25 07:57:01 | トラックバック(0)
2025年07月24日 イイね!

フェラーリの塗装は弱い?

フェラーリの塗装は弱い? フェラーリ348は納車時、ショップが新品のボディカバーを付けてくれていた。我が家の屋根付きだが壁がないガレージに、そのボディカバーを被せて保管していると、たちまち348が傷だらけになってしまった。それはボディカバーがボディと擦れてついた傷だった。ショップがくれたボディカバーは裏起毛素材になっておらず、少々心配はあったのだが、まさかこれほどすぐ傷だらけになるとは…!

 すぐに、歴代愛車で実績のある、カバーライトの裏起毛ボディカバーを購入。348はショップにて磨きとガラスコーティングをやり直してもらい、新しいボディカバーを装着した。そしてドライブの後は必ず、毛ばたきでボディの細かい埃などを落とすようにしている。やはりフェラーリの塗装は一般車のそれと比べて柔らかく、傷つきやすいそうだ。この対策をして以来、徐々に少しずつ小さな傷は増えてくるものの、気にならないレベルにはなった。まあ屋外ガレージでフェラーリを所有すること自体が、少し無謀なのかもしれない。

 348の塗料は、グラスラット社のもの。グラスリット社の時期は328、モンディアル、そしてF355の途中までで、その後はPGG社に変更となる。正直私には見分けがつかないが、塗料メーカーによって同じロッソ・コルサでも色味が違うようだし、傷つきやすさにも差があるのだろう。
Posted at 2025/07/24 07:31:44 | トラックバック(0)
2025年07月23日 イイね!

給油時のあれこれ

給油時のあれこれ これはフェラーリのみならず、欧州車あるあるみたいなものだが、セルフのガソリンスタンドで給油する際、ガンの入りが悪く、すぐにストッパーがかかり止まってしまう。どうやら欧州と日本で給油ガンの規格が異なるらしく、欧州規格に合わせて設計された欧州車の給油配管の形状には、日本のガンがうまく入らないらしい。我が348の場合、色々な角度を試した結果、ガンを180度ひっくり返して入れると、スムーズに給油できることがわかった。

 348の給油口の蓋は、エンジンを切る前に室内からボタンで開けておかなければならない。フューエルキャップはアルミの削り出しの素晴らしいデザイン。しかし「無鉛ハイオク」の赤いシールで全てが台無しに。このキャップが熱いうえに、圧がかかって開けるのに一苦労。給油ガンでボディが傷つかないようゴム製のエプロンがついているが、先ほど書いたようにガンを180度逆さまに入れるのであまり意味がない。

 バルケッタに乗っていた時は、満タンまで給油すると燃料ポンプが壊れるという噂があり、実際自分も間違えて満タンにした数日後に燃料ポンプからガソリンが漏れるという経験を二回経験していたので、「燃料計が半分を切ったら10L入れる」みたいなことをやっていたが、348はそんなことやってると毎回給油になるので、気にせずストッパーがかかるまでガバガバ入れている。燃料タンク容量は95Lらしいが、貧乏ランプ点灯から満タンまで61Lしか入らなかった。燃料計が半分あたりから満タンにすると45L入るので、貧乏ランプが点くのが早いのかも。燃費はだいたい6.7km/Lぐらい。よく食う子なので覚悟が必要。
Posted at 2025/07/23 07:18:59 | トラックバック(0)

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 子供の頃、家にフィアット・プントがやってきて、イタリア車に興味を持つようになった。最初はそのユニークなデザインや、ブランドの歴史に惹かれていった。学生時代の卒...
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