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164のデザインが決定されたとき、フミアさんは「近年ピニンファリーナが手掛けた市販ベルリーナの中で、505と並んで最も美しいデザインです」とセルジオ・ピニンファリーナ氏に言われたそうです。
916もそうですが、若い頃はこのデザインの良さが理解できなかった。
もっと言ってしまうと以前所有していたビートも特にそのフロントフェイスは凡庸な印象を持っていたし、実は今でも同じように思っています。
その一方で同じように感じていた916スパイダーは年を取るごとに良くなり、164も同様になんてカッコいいセダンなんだと今は思っています。
特にこの赤とダークグレーのツートンのボディカラーは本当にカッコいい。
前期型と後期型だとこのヘッドライトの厚みがちょっと薄くなった後期型が洗練された感じがして好みかも。
前期型のヘッドライトも存在感がとても強くて好きですけれど。
今はもう164は売り物も少ない絶滅危惧種。
たとえ極上車が売りに出ていたとしても家族車として迎え入れるのはさすがに無謀であると考えます。
しかしミニチュアカーなら購入可能。
今回のこの後期型164のモデルカー。
始まりは某所で見た同じカラーの164のモデルカーでした。
その値段に一度は諦めたものの、やはりどうしても欲しくなってメルカリを頻繁にチェックしていました。すると幸運なことにある日リーズナブルな値段の売り物を発見。
これ昨日まではなかった。
ラッキー！
そして速攻でゲット。
手に取り細部を鑑賞。
1/18スケールは鑑賞する楽しみがあります。
ミニカーはもう買わないと決めたはずです。
自分の意思の弱さに恥じ入るばかり。
それは1/43スケールのミニカーはもう買わないという注釈が必要になってきました。
置き場所が限られるのでそうそうは買えませんが、1/18スケールは眺めてよしです。
この大きさ、スケール感、そして細部の仕上がり。
美しい。
箱から出して鑑賞します。
大満足です。