わたくし、兵器オタクでも軍事マニアでもありません。
しかし、今回のクルーズはとても印象深く、また感じ入ることも多々あり、実りある一日でございました。
これが適切な比較になるのかわからないのですけれど、
例えばF1。
他より速く走るという一点において、その性能をとことん突き詰めていくとあの形になると思うのですね。
研ぎ澄まされた美しさが人の心を掴むのではないかと思うのです。
不謹慎な物言いになってしまうかもしれませんが、
兵器(weapon)もそういう意味においてまさに同じものがあるのではないか。
人を殺してしまう道具なのにどこか人の心を捉えて離さない何かがあるような気がしてなりません。
日本刀の妖しい美しさにもそういう力があるのでしょう。
以前サバイバルナイフを手にしたとき、その存在感に圧倒された記憶があります。
これを持ち続けたらいつの日か人を殺めてしまうのではないかと。
軍事バランスという言葉があります。
お互いの兵器の性能を上げていくことで実際に使われることを回避するというのも随分倒錯した話だと思うのです。
その存在理由のひとつとしてお互いが殺し合わないためのものであったりする。
そして、1分間に4000発の弾を撃ち込める機関砲や、同じく1分間に40もの砲弾を発射できる速射砲を見たときに、そういうものが存在するという圧倒的なリアリティを認めないわけにはいきません。
百聞は一見にしかず。
実際に見てみないとわからないことは多い。
それらが日本の平和のために存在しているということは間違いない。
私はそう思いました。
さまざな意見があるのは十分承知しています。
そういう風に思ってくれる人を増やすための広報活動であるというのも理解しています。
願わくはこの軍事力が実際に使われることのないようにとも改めて思いました。
シビリアン・コントロールってほんとに大事なんですね。
政治家のみなさんを見ていると、いろんな意味で不安になってしまいますが・・・。
でも、それも私たち国民のレベルを表しているだけなのだろうな・・・。
ま、真面目な話はこのくらいにして、この日の出来事はフォトギャラにもアップしてみました。
お時間ある方はどうぞ(^^)→
①②
Posted at 2012/07/23 17:29:19 | |
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