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2025年07月23日

車中泊時の酷暑対策 ポータブルエアコンとポータブル電源

車中泊時の酷暑対策 ポータブルエアコンとポータブル電源 夏場の車中泊。

(# ゚Д゚) 暑くて寝られねぇ。

永遠に解決ができないかと思われるこの難題。

(゚∀゚) エンジンかけっぱなしでカーエアコンでええやん!

っていう御仁も少なからずいらっしゃるかと。

でもだがしかし、

長時間のアイドリング状態って究極に車への負担となるのは、車を愛するみんカラユーザーの皆さまならご存知かと。
そうでなくてもガソリンは食うし(ガソリン価格高騰の折、ちょっと看過できない)、排ガスたれ流しで自然環境にも悪いし、自分一人だけのスペースならまだしも、近接して住宅や他の方の車があれば騒音問題にもなる。

快適に眠る、というメリットととこれらのデメリットを天秤にかけて、私の結論は

(;´・ω・) できることならエンジン切りたいよね…てか、エンジン切らんとアカンやろ…

となり。

(゚∀゚) スポットクーラー(ポータブルエアコン)とポータブル電源で解決するのでは?

…この考えに至ったのは、折しも時が6月中旬。Amazonさんが7月には年に一度の大セール、プライムデーを開催する前の事でした。

7月上旬。
プライムデーの本開催前に、一部店舗ではフライングで先行セール、ってのをやってまして。先行セールの販売価格はセールの本開催の価格と変わらないそうで。本開催になる前に先行セールで売り切れ完売、となったら目も当てられない。

ポータブル電源   ポチ!

スポットエアコン  ポチ!

オルタネーターチャージャー  ポチ!

―――えぇ、次の給料日までまだ結構な時間があるというのに、自由にできるお金をほぼ突っ込みました。後は野となれ山となれ。なんとかなるやろ。ケ・セラ・セラ。←



この、EENOURのQN750ですが、youtubeのレビュー動画なんかを拝見するに、かなり賛否両論というか、どっちかと言うと

「(# ゚Д゚) 冷えねぇ!使えねぇ!」

っていう感じのレビューが多くて、安くも無い買い物なので大丈夫かな…という一抹の不安を感じつつの ポチ! ではあったんですが、自宅の自室(室温35℃!)での試運転をしてみた分にはめっちゃ良い感じの冷風が出てきます。冷たさ、風量とも申し分なし。
六畳間でこの程度なんだから、インプレッサの車内だったら何ら問題ないだろ…とは思ってるんですが、エアコンの原理、すなわち「熱交換」をする機械なので、冷たい空気が出てくるということは熱い空気がどっかに行く訳で。

このQN750は送風口が1つ、排気口が1つの他に、吸気口が前後に1つずつ、計2つあります。(詳しくは商品ページを見て頂ければ)

エアコンって、

空気を吸って
 ↓
冷たい空気にして吐き出す 同時に熱い空気も吐き出す

の動作をする訳ですが、同じ閉ざされた空間で「吸う」と「吐く」を行うと、冷たいのも熱いのも同時に吸って、同時に吐き出すので、エアコンの吹き出し口付近は涼しい空気は出てきても、空間全体の温度は永久に下がりません。(※理論上)

なので、閉ざされた空間の「外」へ、不要な熱い空気は外へ吐き出すのが理想的です。住宅や建物の室外機のイメージですね。


車中泊や小さなテントといった狭小なスペースでエアコンを使おうとすると、どうしてもそのスペースにかかる空気の圧力、「負圧」という考え方を無視できなくなります。

車内・テント内の空気を吸って、冷やして、熱くなった空気を外に出す、を続けていると、車内・テント内の空気が少なくなります。そうなると、少なくなった分、外の空気が中に入ってきます。これも冷房の効率から行くととても無駄が大きいですよね。

そのため、このQN750は内外の気圧差を保ち、かつ効率的に空気を冷やすことを考えられた構造になってます。よくできてるなぁ、と。





もうひとつ。

このQN750消費電力がカタログスペックでは消費電力は210Wh。MAXで250Wh。風量を抑えたりすれば200Whくらいというのが実際のところのようです。

ぶっちゃけてしまえば、もっとハイスペックでよく冷えそうなポータブルエアコンはいくつかあります。同じEENOURのPA600とか、


エコフローのWAVE3とか。


ちなみに冷房能力と消費電力ですが、
QN750は0.85kW/2900BTU MAX250Wh(通常210Wh?)
PA600は1.758kW/6000BTU MAX550Wh
WAVE3は1.8kW/6100BTU  MAX600Wh(通常410~460Wh?)

PA600もWAVE3も、QN750よりも冷房能力は倍以上ですが、消費電力も倍以上かかります。

それに対してポータブル電源ですが、私が購入したのは電力容量が1536Whの、EENOUR P1500PLUSなんですね。


このポータブル電源界隈、最大手と言われるようなJackeryやエコフローはもとより、ここ数年で新興の会社がものすごく多く現れ、価格競争と容量競争が激化してます。純粋に趣味としてのアウトドアレジャーの需要とは別に、大規模災害時の備えとしての需要もあるのは日本市場ならではの動きだと思います。

今や先行していたJackeryやエコフローはもはやブランドイメージが定着したこともあって安易な価格競争には走っておらず、むしろ「価格が高いのは品質の証」と言わんばかり。某欧州車を思い出しますね。
そして新興メーカーは同じ容量なら大幅に価格を安くしシェア獲得を狙うという様相なので、安いものを探せばいくらでも出てくる、というのが今のポータブル電源の市場の様子です。(※ただ品質とかアフターフォローとかは怪しげなところも多いのでよくよくご注意下さいね)

元々は容量1000Whクラスだったら安くていいなぁ…と思っていたのですが、ポータブルエアコンをひと晩、概ね6時間稼働させるとなると、1000Whだと心もとない。
ほんじゃ一つ上の1500Whクラスを…となったけど、この1500Whという容量の商品が案外、少ない。1000の上はすぐ2000になるメーカーが多く、エコフローは新しく1500Whクラスの商品をリリースしたけど、お高い。

んじゃぁいっそのこと2000Whクラスは?となったけど、このクラスは正直まだ全体的にお高い。
セール価格でも新興メーカーの品でも10万円を超えてくることと、そもそもでデカくて重いし、エアコン以外の用途でポータブル電源を使うアテがない現状を考えると、ちょっとオーバースペック感が否めない。

…で、結局容量、価格のバランスが取れたEENOUR P1500PLUSになった訳です。



話をエアコンに戻して。

先述の通り、ひと晩、6時間の稼働と、電源容量が1500Wh。そうなると使用できる電力量はおのずと1時間あたり250W。

この時点で、PA600やWAVE3は除外されてしまうのですね。
と言うか、QN750がもはやベストな選択肢にしか思えなくて。

そうして、QN750を購入するに至りました。
恐らくは、なんですが

・ワンボックスカー(ハイエース、ステップワゴン、エブリィなど)以上の大きさの車での車中泊
・2000Wh以上の大容量のポータブル電源を持ってる

この2つがクリアできる方にはPA600やWAVE3のほうが使い勝手が良いんだろうし、よく冷えるんだろうなぁ、って思います。リモコンもあるし。(QN750にはリモコンは無い)

私みたいなミニマム車中泊を志向される方、って少ないと思うのでほとんど参考にはならないかもですが、そう遠くない内に、車中泊での実戦投入をしたく思っておりますので、またレポートしたいと思います。


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Posted at 2025/07/23 14:03:27

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