
S660はスーパーカーです(断言)。
そして、多感な小学中学期にスーパーカーブーム真っ只中で育ったおじ(い)さんは
ランボルギーニミウラこそスーパーカーの始祖にして究極だと思うのです。
ミウラは全身どこもかしこもアイコニックですが、私が特に気に入っているのが、Bピラーのエアインテーク内のフィン(ルーバー?)。
そして「これエスロクのサイドエアインテークで再現できるのでは?」と気付いたののが2020年4月。しかしどこを探しても市販品が無い。もうこれは自分で作るしかありません。
さて作ろうと決めたものの、3Dスキャナなんて高価な道具は持っていないので、
ボール紙を切削して型取り→採寸してCADに入れ込み→印刷してまた現車で調整ーを繰り返し、形状を詰めて行きます。

当初ブリキ板で作る案もありましたが、丁度そのころ家庭用3Dプリンタを使い始めたので、これで製作することに。
道のり長いので大幅に割愛しますが、そこから何度も試作を重ね、一か月ほどかかってようやく実車へ取り付けへ。
うむ。よい。こうであるべき。苦労した甲斐あって、大満足の出来になりました。
成功に気を良くして「これは他にも共感してくれる人が居るかもしれない」
そう思う勢いで何セットか追加製作。取り付け型紙も準備し、パッケージングまでしてみました。
が、改めて振り返ってみると、全部で14枚もある羽羽を、一枚一枚両面テープで手貼りするという難工事。
しかも、ちょっとでもズレると、嫌な手作り感が出る。
うーん…これは手放しで売れる品ではない…頒布計画は一旦ボツになったのでした。
「能書きはいいからさっさと俺に売れ」という気の早い方はこちらから。
Posted at 2025/08/17 14:07:38 | |
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